「この恐怖、クセになる…」
霊媒体質の大学生・幻燈河螢多朗(げんとうが けいたろう)と、最強の悪霊をハントする天才少女・寶月夜宵(ほうづき やよい)が織りなす、最恐のオカルトホラー『ダークギャザリング』。
2023年に放送されたアニメも大きな話題を呼び、「怖すぎる」「でも続きが気になる」と多くのファンを魅了しました。
この記事では、アニメ『ダークギャザリング』全25話のあらすじを、第1話から最終話まで徹底的にネタバレ解説します。さらに、気になるアニメの続きが原作漫画の何巻何話から読めるのかも、詳しくご紹介します。
【ご注意】
この記事には、アニメ『ダークギャザリング』の結末を含む重大なネタバレが記載されています。まだご覧になっていない方、ご自身の目で物語を楽しみたい方は、ブラウザを閉じることを強く推奨します。
『ダークギャザリング』とは?作品の基本情報
まずは『ダークギャザリング』の基本情報をおさらいしましょう。原作漫画とアニメ、それぞれの最新情報をまとめました。
原作漫画の最新情報
『ダークギャザリング』は、近藤憲一先生による漫画作品で、「ジャンプSQ.」にて絶賛連載中です。
手に汗握る展開が続き、単行本は2025年8月時点で第18巻まで発売されています。物語はまだまだ続いており、これからさらに過酷な戦いが待っていることを予感させます。
原作の熱量をそのまま味わいたい方は、電子書籍でのまとめ読みがおすすめです!
アニメの放送情報と配信サービス
TVアニメ『ダークギャザリング』は、2023年7月から12月にかけて、全25話が放送されました。
原作の持つ禍々しい雰囲気を忠実に再現した映像と、声優陣の魂のこもった演技が話題となり、深夜帯にもかかわらず大きな人気を博しました。あの恐怖をもう一度味わいたい方は、動画配信サービスで視聴できます。
特にDMM TVでは、美麗な映像で『ダークギャザリング』の世界にどっぷり浸ることができます。
【アニメ全25話】ダークギャザリングのネタバレあらすじを時系列で解説
ここからは、アニメ『ダークギャザリング』の物語を第1話から順番に振り返っていきます。螢多朗と夜宵、そして詠子の戦いの軌跡を追いましょう。
第1話〜第4話:出会いと契約、戦いの始まり
霊を引き寄せる特異体質のせいで過去に友人を霊障に巻き込み、引きこもりになっていた大学生・幻燈河螢多朗。社会復帰のため家庭教師のアルバイトを始めた彼の前に現れたのは、天才的な頭脳と、常人には見えないものが見える「重瞳(ちょうどう)」を持つ少女・寶月夜宵でした。
夜宵は、交通事故で亡くなった両親の魂、特に母親の魂が「空亡(くうぼう)」と呼ばれる謎の存在に連れ去られたと語ります。母を取り戻すため、強力な悪霊を捕獲して使役する「卒業生」を集めている夜宵は、螢多朗の霊媒体質に目をつけ、彼を悪霊集めの協力者、つまり「霊のGPS役」としてスカウトします。
螢多朗の幼馴染で、彼に想いを寄せる寶月詠子(夜宵の従姉)も加わり、3人の奇妙で危険な心霊スポット巡りが幕を開けるのでした。
第5話〜第15話:各地の心霊スポットと強力な悪霊たち
夜宵の苛烈な悪霊ハントが本格化します。Sトンネル、H城址、旧Fトンネルといった名だたる心霊スポットを巡り、螢多朗の引き寄せ体質を利用して次々と強力な悪霊と対峙。
夜宵は捕らえた悪霊をぬいぐるみなどの「依代」に封じ込め、戦力となる「卒業生」を増やしていきます。その戦いは熾烈を極め、螢多朗は何度も命の危機に瀕しますが、夜宵の冷静沈着な作戦と、強力な卒業生の力によって切り抜けていきます。
この一連の戦いの中で、螢多朗は自身の呪われた体質と向き合う覚悟を決め、夜宵との間にも確かな信頼関係が芽生え始めます。
第16話〜第24話:神の呪いと新たな仲間
物語は新たな局面へ。螢多朗と同じく、霊障に苦しむ少女・神代愛依(かみよ あい)が登場します。彼女は「神様」に呪われており、その呪いは螢多朗の右手の呪いとも深く関わっていました。
さらに、海外からやってきた霊能者・ドロシーも仲間に加わります。彼女たちの協力を得て、螢多朗たちは学校全体を巻き込む大規模な霊障事件に挑むことに。
夢と現実が入り混じる悪夢のような状況の中、夜宵はこれまで集めた卒業生を駆使し、事件の元凶である悪霊との総力戦を繰り広げます。
第25話(最終話):闇に集う者たち
学校での激闘を制し、つかの間の平穏を取り戻した螢多朗たち。しかし、彼らの戦いはまだ始まったばかりです。
夜宵の母を奪った「空亡」、そして螢多朗と愛依を呪う「神様」。これらの強大な敵と戦うため、より強力な卒業生を求め、彼らは次なる目的地を定めます。
それは、日本有数の心霊都市・京都。数多の悪霊が蠢く古都を舞台に、物語はさらなる深みと恐怖へと突き進んでいくことを予感させ、アニメは幕を閉じます。
アニメの続きは原作漫画の何巻から読める?
アニメ最終話(第25話)のラストシーンで、京都へ向かうことが示唆された螢多朗たち。あの続きが気になって仕方ない方も多いでしょう。
アニメ『ダークギャザリング』の続きは、原作漫画の9巻第35話から読むことができます。
アニメは、原作でいうと9巻の34話あたりまでの内容が映像化されています。そのため、9巻の途中から読み始めれば、スムーズに物語の続きを追うことが可能です。
京都編では、これまで以上に強力で邪悪な霊、そして神格級の存在との壮絶なバトルが繰り広げられます。アニメで味わったスリルと興奮を、今度は原作漫画で体験してみませんか?
原作漫画の今後の展開は?【ネタバレ控えめ】
アニメの続きとなる京都編以降、原作漫画ではさらに物語のスケールが拡大していきます。
夜宵たちが京都で対峙するのは、「弑逆桔梗(しぎゃくききょう)」と呼ばれる最悪の呪物と、それを巡る神代家の根深い因縁。そして、螢多朗と愛依を苦しめる呪いの元凶である「太歳星君(たいさいせいくん)」との直接対決が待ち受けます。
神をも巻き込む戦いの果てに、彼らがどのような真実にたどり着くのか。そして、全ての元凶である「空亡」との決戦に向け、夜宵たちは東京でさらなる戦力増強を図りますが、そこには新たな脅威が…。
具体的な展開は、ぜひご自身の目で確かめてみてください。息つく暇もない展開の連続に、ページをめくる手が止まらなくなるはずです。
まとめ:最恐ホラー『ダークギャザリング』の沼にハマろう!
この記事では、アニメ『ダークギャザリング』全25話のネタバレあらすじと、その続きを原作漫画で読む方法について解説しました。
- アニメは全25話で放送され、物語は京都編への導入で終了。
- アニメの続きは、原作漫画の9巻第35話から読める。
- 原作では、神をも巻き込むさらに壮絶な戦いが続いている。
ただ怖いだけではない、緻密に練られた設定と、過酷な運命に立ち向かうキャラクターたちの魅力が光る『ダークギャザリング』。アニメで興味を持った方は、ぜひ原作漫画を手に取り、この物語の行く末を見届けてください。