デキる男女のデキない恋ネタバレまとめ｜第1話〜最新話（第28話）まで完全解説！

【注意】この記事は、龍本みお先生の漫画『デキる男女のデキない恋』の重大なネタバレを含みます。まだ読み進めていない方や、ご自身で楽しみたい方はブラウザバックを推奨します。

仕事は完璧、容姿端麗。周りからは「デキる人」と見られているのに、なぜか恋愛だけはうまくいかない…。そんな悩みを抱える男女の、もどかしくて甘いオフィスラブを描いた『デキる男女のデキない恋』。

この記事では、二人の出会いから気になる最新話（第28話）までの展開を、胸キュンポイント満載で徹底的にネタバレ解説していきます！「話の展開が気になる！」「あのシーンをもう一度振り返りたい」という方は、ぜひ最後までお付き合いください。

『デキる男女のデキない恋』の作品情報

まずは基本情報からおさらいしましょう。

大人女子向けの甘くて刺激的なラブストーリーが人気の「comic tint」で連載中の注目作です。職場での“完璧な仮面”と、二人きりの時の“不器用な素顔”のギャップに、ハマる読者が続出しています。

広告代理店で働く鳥井美琴（とりいみこと）は、仕事がデキるキャリアウーマン。しかし、その完璧主義な性格が災いし、恋愛では過去に苦い経験を持っていました。

同じく、社内でエースとして活躍する宮薗悠介（みやぞのゆうすけ）も、ハイスペックで非の打ちどころがない完璧な男。そんな二人が、ふとしたきっかけでお互いの「デキない」一面を知ってしまいます。

「二人きりの時だけは、完璧な自分を演じなくてもいい」——そんな秘密の約束から始まった関係は、次第に互いを唯一無二の存在として意識させるようになり、不器用ながらも甘い恋へと発展していく物語です。

物語は、美琴が過去の失恋のトラウマで落ち込んでいるところから始まります。その姿を偶然見かけた宮薗は、彼女に優しく声をかけます。完璧な仮面の下にある弱さを見抜かれた美琴。そして宮薗もまた、人知れずプレッシャーを抱えていることを打ち明けます。

「二人だけの秘密」として、お互いの素の姿を見せ合うようになった二人。最初はただの同僚でしたが、弱さを見せ合える唯一の相手として、急速に距離を縮めていきます。ぎこちないやり取り、不意に見せる優しさ…。そしてついに、感情が溢れた宮薗からのキスで、二人の関係は一線を越えることに。

恋人同士になったものの、どちらも恋愛には不器用。初めてのお泊りやデートも、どこかぎこちなく、しかしそれが初々しくてたまらなく愛おしい序盤の展開です。このあたりのじれったい空気感が好きな方にはたまりません！

恋人関係になり、幸せな日々を送る美琴と宮薗。しかし、物語は順風満帆には進みません。美琴がプロジェクトリーダーに抜擢されたり、会社に若いインターン（広沢くん）が現れたりすることで、二人の間に少しずつすれ違いが生まれます。

特に、完璧主義者である宮薗は、美琴が他の男性と親しくすることに強い独占欲と嫉妬心を抱いてしまいます。彼の不安定な部分が露わになり、二人の関係はギクシャク…。仕事でもプライベートでも完璧でありたいと願うがゆえの葛藤が、リアルに描かれます。

しかし、この試練を乗り越えることで二人の絆はさらに強固なものに。お互いの弱さを認め、言葉で伝え合うことの大切さを学びながら、より深い信頼関係を築いていくのです。週末ごとにお互いの家を行き来する、甘い同棲生活のような描写も増え、糖度は最高潮に達します。

物語が大きく動くのが、この期間です。

なんと宮薗は、会社のミーティングルームで美琴に「結婚しよう」とプロポーズ！あまりに不意打ちの言葉に驚く美琴でしたが、これをきっかけに二人は真剣に「将来」を考え始めます。このシーンは本作の大きなターニングポイントであり、単行本6巻に収録されている必読エピソードです。

プロポーズを受け、二人は結婚に向けて具体的なステップを踏み出します。両親への挨拶（リモートと対面）、将来設計のすり合わせなど、現実的な課題が次々と浮上。さらに、美琴にフランス出張の話が舞い込んだり、宮薗が独立を考え始めたりと、お互いのキャリアにも大きな変化が訪れます。

「仕事」と「結婚」。デキる二人だからこそ、どちらも妥協したくない。遠距離になる可能性や、ライフプランの変化に戸惑いながらも、二人はお互いの夢を尊重し、支え合える道を探っていきます。

この物語を彩る魅力的な二人を改めてご紹介します。

鳥井美琴（とりいみこと）
仕事は完璧にこなすクールなキャリアウーマン。しかし内面は繊細で、恋愛に対しては臆病な一面も。宮薗の前だけで見せる、素直で可愛い表情のギャップが魅力的です。
宮薗悠介（みやぞのゆうすけ）
社内でも一目置かれるエース社員。スマートで頼れる存在ですが、実は独占欲が強く、不安を抱えやすい不器用な性格。美琴にだけ見せる甘えた姿や嫉妬心にキュンとします。