【ご注意】この記事には、漫画『聖女のはずが、どうやら乗っ取られました』の重大なネタバレが含まれています。未読の方はご注意ください。
乙女ゲームの世界に「聖女」として召喚されたはずが、同郷の少女にその座を乗っ取られてしまう…！そんな絶望的な状況から始まる物語が、話題の『聖女のはずが、どうやら乗っ取られました』です。
不遇のヒロイン・アニスが、持ち前の「癒やし」の力と知恵で運命を切り拓いていく逆転劇は、多くの読者の心を掴んで離しません。
この記事では、そんな『聖女のはずが、どうやら乗っ取られました』の第1話から最新話までのあらすじを、ネタバレありで徹底解説します。アニスと不器用な将軍レクトールの恋の行方、そして聖女の座を奪ったヒメの目的とは？物語の核心に迫っていきましょう。
『聖女のはずが、どうやら乗っ取られました』の作品概要
『聖女のはずが、どうやら乗っ取られました』は、原作・吉高花先生、漫画・じさま先生による大人気異世界ファンタジー作品です。もともとは小説投稿サイトで人気を博した作品で、その待望のコミカライズ版となります。
2025年9月現在、コミックはスクウェア・エニックスから10巻まで刊行されており、「マンガUP！」にて絶賛連載中です。緻密なストーリーと魅力的なキャラクターが織りなす物語は、巻を重ねるごとに面白さを増しています。
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【ネタバレ】『聖女のはずが、どうやら乗っ取られました』あらすじを時系列で解説
ここからは、物語の核心に触れるネタバレを含みます。アニスが歩む波乱万丈な道のりを、物語の進行に沿って見ていきましょう。
序盤：聖女の座を奪われ、僻地へ追放
物語は、主人公のアニスが乙女ゲーム『救国の花園』の世界に召喚されるところから始まります。彼女こそが国を救う「聖女」であるはずでした。しかし、時を同じくして召喚されたもう一人の日本人・ヒメが、ゲームの知識をひけらかし「私が本物の聖女だ」と宣言します。
ヒメの巧みな立ち回りと、彼女が持つ「先読み」の力（と見せかけたゲーム知識）に、王宮の誰もが騙されてしまいます。一方、本物の聖女の力である「癒やし」を持つアニスは偽物扱いされ、辺境のロスト村へと追放されるという、あまりにも理不尽なスタートを切るのです。
転機：不器用な将軍レクトールとの出会いと契約結婚
ロスト村の治療院で、アニスは自身の「癒やし」の力を使い、静かに人々を助ける日々を送ります。そんな彼女の前に現れたのが、隣国ファーグロウの若き将軍レクトールでした。
彼はゲームの攻略対象の一人であり、将来、命を落とす運命にある人物。アニスは彼の運命を変えるため、そして自身の安全を確保するために、一つの賭けに出ます。それは、彼の命を救うことを条件に「妻」としてそばに置いてもらうことでした。
こうして、利害の一致から始まった二人の契約結婚生活。ここから、アニスの運命は大きく動き出します。
中盤：偽りの夫婦から本物の絆へ
レクトールの妻となったアニスは、その「癒やし」の力で何度も彼の命の危機を救います。戦場で負った重傷も、原因不明の病も、アニスの力の前では癒えていきました。最初はアニスを警戒していたレクトールも、彼女の献身的な姿と確かな実力に、次第に心を開き、深い信頼を寄せるようになります。
しかし、二人の前には聖女となったヒメが立ちはだかります。ヒメは「魅了」の力で周囲を惑わし、アニスを陥れようと画策。王都での聖女任命式では、アニスが偽物であるかのような印象操作が行われ、彼女は絶体絶命のピンチに陥ります。
それでも、アニスは決して諦めません。レクトールとの絆を武器に、宮中に渦巻く陰謀に立ち向かっていきます。偽りの関係から始まった二人が、数々の困難を乗り越える中で、かけがえのないパートナーへと変わっていく過程は、本作の大きな見どころです。
最新話までの展開：明かされる陰謀とヒメの真意
物語は王宮内にとどまらず、隣国を巻き込んだ国家間の陰謀へとスケールアップしていきます。隣国セルディアで起きた事件を解決に導いたアニスとレクトール。夫婦としての絆、そして国を動かす存在としての評価を確固たるものにします。
しかし、帰国した彼らを待っていたのは、「ヒメが正式に聖女に就任した」という衝撃の知らせでした。本来、「癒やし」の力を持たないヒメが、どうやって聖女と認められたのか？その裏には、王国の根幹を揺るがすほどの巨大な陰謀が隠されていました。
最新話では、ヒメの不可解な行動の裏にある真実や、彼女に協力する者たちの正体が少しずつ明らかになりつつあります。果たしてアニスとレクトールは、この陰謀のすべてを暴き、国と自らの幸せを守り抜くことができるのでしょうか。物語はクライマックスに向け、ますます目が離せない展開を迎えています。
主要登場人物紹介
『聖女のはずが、どうやら乗っ取られました』の魅力的なキャラクターたちをご紹介します。
アニス
本作の主人公。聖女として召喚されながら、その座を奪われ追放されてしまう不遇な少女。しかし、決してくじけることなく、強力な「癒やし」の力と現代知識を武器に、自らの運命を切り拓いていきます。健気で心優しい性格ですが、いざという時には大胆な行動力を見せる芯の強さも持っています。
レクトール・フォン・ファーグロウ
隣国ファーグロウの冷徹な将軍。「氷の将軍」と恐れられていますが、実際は部下思いで義理堅い人物です。アニスと契約結婚を結びますが、彼女の優しさや能力に触れるうちに、次第に惹かれていきます。愛情表現が不器用なところが、読者をキュンとさせる人気のキャラクターです。
ヒメ
アニスから聖女の座を奪ったもう一人の転生者。ゲーム知識を駆使して周囲を魅了し、自分の思い通りに物事を進めようとする策略家です。なぜ彼女がそこまでして聖女の座に固執するのか、その動機は物語の大きな謎の一つとなっています。
『聖女のはずが、どうやら乗っ取られました』よくある質問
漫画は何巻まで出てる？最新刊は？
2025年9月現在、コミックは10巻まで発売されています。最新10巻は2025年3月7日に発売されました。連載は「マンガUP！」で続いており、物語はまだまだ進行中です。
アニメ化の予定はある？
2025年9月現在、アニメ化に関する公式な発表はありません。しかし、これだけの人気作品ですので、今後の展開に期待したいところです。
『聖女のはずが、どうやら乗っ取られました』ネタバレまとめ
『聖女のはずが、どうやら乗っ取られました』は、理不尽な状況から始まるヒロインが、自らの力で幸せを掴み取っていく痛快な逆転ストーリーです。
聖女の座を奪われ、すべてを失ったアニスが、不器用な将軍レクトールという最高のパートナーを得て、巨大な陰謀に立ち向かう姿は、読む人に勇気と感動を与えてくれます。
この記事であらすじを知って、「続きが気になって仕方ない！」と思った方も多いのではないでしょうか。アニスとレクトールが迎える未来、そしてヒメに隠された真実を、ぜひご自身の目で見届けてください。
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