銀の海 金の大地 ネタバレまとめ|第1巻から最新8巻までのあらすじを徹底解説!

銀の海 金の大地 ライトノベル
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古代日本を舞台に繰り広げられる、壮大な大河ロマン『銀の海 金の大地』。伝説の作家・氷室冴子が遺したこの不朽の名作が、2025年、集英社オレンジ文庫から待望の復刊を果たし、再び大きな注目を集めています。

「気になっていたけど、どんな物語なんだろう?」
「昔読んだけど、内容を忘れてしまった…」
「購入前に、物語の全体像を把握したい!」

そんなあなたのために、この記事では『銀の海 金の大地』の第1巻から最新第8巻までの物語を、ネタバレありで徹底的に解説します。運命に翻弄される少女・真秀(まほ)の旅路を、一緒に追いかけていきましょう。

※この記事は物語の核心に触れる重大なネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

この記事でわかること【ネタバレ警告】

この記事を読めば、『銀の海 金の大地』の物語の大きな流れがわかります。

  • 物語の主軸:主人公・真秀の出生の秘密、兄・真澄との深い絆、佐保(さほ)一族との因縁、そして佐保彦(さほひこ)との愛憎渦巻く関係性。
  • 最新状況:2025年9月現在、第8巻まで刊行されています。
  • 物語の全貌:第1巻の始まりから、最新8巻で描かれる大きな転換点まで、各巻の重要な出来事を時系列で解説します。

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『銀の海 金の大地』とは?作品概要

『銀の海 金の大地』は、少女小説界のレジェンド・氷室冴子によって描かれた、古代日本を舞台にした長編ファンタジーロマンです。1990年代に刊行され、多くの読者を魅了しましたが、物語は未完のまま作者が逝去。長らく「伝説の未完作」として語り継がれてきました。

2025年、集英社オレンジ文庫から新装版として復刊がスタート。全11巻の刊行が予定されており、毎月1冊ずつ発売されるスケジュールに、往年のファンも新しい読者も胸を躍らせています。

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2025年9月現在、『銀の海 金の大地』は第8巻まで電子書籍で配信中です。

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【巻別】銀の海 金の大地 ネタバレあらすじ

ここからは、各巻のあらすじをネタバレありでご紹介します。物語の流れを掴む手助けになれば幸いです。

第1巻:運命の始まり

舞台は古代の淡海(おうみ)。14歳の少女・真秀(まほ)は、病に伏せる母・御影(みかげ)と、目も耳も不自由ながら不思議な力を持つ兄・真澄(ますみ)を支え、村人から疎外されながらも懸命に生きていました。ある日、母の薬を求めて丹波へ旅に出た真秀。この旅が、彼女自身の出生の秘密と、大和の巫王一族「佐保(さほ)」との深い因縁を呼び覚ます、壮大な物語の序章となります。

第2巻:「滅びの子」の烙印

自らが佐保の一族と関わりがあることを知った真秀。初潮を迎え「月の忌屋」に籠められた彼女は、淡海の男たちの好奇と欲望の視線に晒されます。その危機を救ったのは、兄・真澄が発した強大な霊力でした。時を同じくして、佐保の若き王子・佐保彦(さほひこ)が真秀の前に現れます。しかし彼は、真秀を「滅びの子」と呼び、冷たく突き放すのでした。二人の出会いは、過酷な運命の歯車が回り始めた合図でした。

第3巻:絡み合う思惑と過去の影

真秀は不思議な夢の中で、母・御影の過去や、大和の豪族たちの陰謀を垣間見ます。佐保の一族と接触する中で、自分たちに向けられる敵意の正体を知り、心を痛める真秀。淡海の豪族たちの思惑も複雑に絡み合い、真秀と佐保彦の関係はますますこじれていきます。抗えない大きな流れの中で、真秀は孤独を深めていくのです。

第4巻:闇からの刺客

真秀と佐保彦の前に、波美王(はみのおおきみ)と名乗る謎の暗殺者が現れます。彼の存在は、淡海と佐保の対立をさらに激化させました。互いに惹かれながらも、立場や過去の因縁によって素直になれない真秀と佐保彦。二人の「禍つ恋(まがつこい)」は、周囲を巻き込みながら、より一層切なく燃え上がります。

第5巻:悲劇と誘拐

対立はついに悲劇を生みます。佐保彦の腹心である燿目(かがめ)が、真澄の霊力に触れて命を落としてしまうのです。悲しみに暮れる間もなく、真秀は謎の人物・月眉児(げつびじ)の幻術に惑わされ、策略の渦中へ。そしてついに、闇の狩人・波美王の手によって、真秀は囚われの身となってしまいます。

第6巻:閉ざされた場所での絆

誘拐された真秀は、見知らぬ館に幽閉されます。そこで同じく囚われていた少女・小由流(さゆる)と共に、暗い墳墓の中へ閉じ込められてしまいました。絶望的な状況の中、二人は互いを励まし合い、強い友情を育んでいきます。一方、地上では真秀を巡る佐保と大和の豪族たちの駆け引きが、ますます激しさを増していました。

第7巻:それぞれの決断

多くの人々の尽力により、真秀はついに救出されます。この一件を機に、佐保彦は大きな決断を下し、物語は新たな局面を迎えます。小由流や、彼女と関わりの深い歌凝姫(うたごりひめ)など、周囲の人物たちの運命も大きく動き始めます。真秀は自らの想いを自覚し始めますが、復讐と陰謀の渦は、未だ彼女たちを解放してはくれませんでした。

第8巻(最新刊):覚醒する力と旅立ちの覚悟

兄・真澄に続き、ついに真秀自身も、内に秘めていた強大な霊力に目覚め始めます。その力を利用しようと画策する淡海の豪族・美知主(みちぬし)。これ以上、何者にも利用されまいと、真秀は母と兄を連れて淡海から旅立つことを決意します。しかし、それは大和全体の政治的な緊張を高める、危険な選択でもありました。彼女たちの旅路の先に待つものとは…?物語はクライマックスに向け、大きく動き出します。

主要登場人物まとめ

  • 真秀(まほ):本作の主人公。過酷な運命に翻弄されながらも、強く生きる少女。秘められた霊力と出生の謎を持つ。
  • 真澄(ますみ):真秀の兄。目も耳も不自由だが、強大な霊力をその身に宿す。妹の真秀を誰よりも大切に思っている。
  • 佐保彦(さほひこ):大和の巫王一族「佐保」の王子。誇り高く、冷たい態度をとるが、その内には熱い想いを秘めている。真秀とは愛憎入り混じる複雑な関係。
  • 御影(みかげ):真秀と真澄の母。病に伏せているが、彼女の過去が物語の鍵を握る。
  • 波美王(はみのおおきみ):真秀たちを狙う謎の暗殺者。その正体と目的は謎に包まれている。

物語の重要テーマと今後の考察

『銀の海 金の大地』は、単なる恋愛小説ではありません。古代日本の権力闘争、血筋や家系の呪縛、そして抗えない運命の中で「自分はどう生きるか」という普遍的なテーマが描かれています。

特に重要なのは、真秀と真澄が持つ「霊力」です。この力は彼らを守る盾であると同時に、人々から畏れられ、利用される原因にもなっています。今後、真秀がこの力をどのように受け入れ、使っていくのかが大きな見どころとなるでしょう。

また、真秀と佐保彦の関係も見逃せません。敵対しながらも惹かれ合う二人の恋の行方は?そして、物語は未完のままですが、復刊を機に、いつかその結末が描かれる日が来るかもしれません。そんな希望も抱かせる、魅力的な作品です。

よくある質問(FAQ)

Q. アニメ化やドラマ化はされていますか?

A. 2025年9月現在、アニメ化や実写ドラマ化の公式な発表はありません。ただし、復刊を記念して豪華声優陣による朗読ムービーが公開されるなど、メディアミックス企画は行われており、今後の展開に期待が寄せられています。

Q. 続きはいつ発売されますか?

A. 集英社オレンジ文庫から、2025年11月まで毎月1冊ずつ刊行される予定です。第9巻は2025年9月下旬に発売が予定されています。最新情報は出版社の公式サイトをご確認ください。

まとめ:壮大な物語をその手に!

『銀の海 金の大地』の第1巻から最新8巻までのネタバレあらすじをご紹介しました。過酷な運命に立ち向かう真秀の姿、そして彼女を取り巻く人々の複雑な人間模様は、一度読み始めると止まらなくなる魅力に満ちています。

この記事で物語の全体像を掴んだあなた。ぜひ、氷室冴子が紡ぐ美しくも切ない言葉の数々を、ご自身の目で確かめてみてください。きっと、真秀たちの息遣いが聞こえてくるはずです。

物語の始まりは、下のリンクからすぐに読むことができます。

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