【ネタバレ】九条の大罪の結末は？第1話から最新話まで時系列で徹底解説！

『九条の大罪』はどこで読める？最新刊までの情報まとめ

『ウシジマくん』で知られる真鍋昌平先生が描く、法と倫理の極限状態。それが『九条の大罪』です。

2025年9月現在、物語はますます深みを増し、多くの読者を惹きつけています。まずは、現在の刊行状況と、お得に読める電子書籍サービスについてご紹介します。

• 既刊情報：コミックスは最新14巻まで発売中。（2025年3月28日発売）
• 連載状況：週刊ビッグコミックスピリッツで絶賛連載中。話数は第120審を超え、物語は新たな局面へ。

「今から追いつきたい！」「あの衝撃的な話をもう一度読みたい」という方には、電子書籍サイト「コミックシーモア」がおすすめです。

無料の試し読みも充実しているので、九条の世界観に触れるには最適。以下のリンクから、すぐに作品ページへ飛べます。

『九条の大罪』全体のあらすじ

「依頼人の利益が、私の利益」

主人公は、弁護士の九条間人（くじょう たいざ）。彼はオフィスビルの屋上に建てたテントで暮らし、法外な弁護料は請求しない風変わりな男。しかし、その手腕は確か。彼の元へ訪れるのは、飲酒運転の加害者、半グレ、ヤクザ、特殊詐欺の実行犯など、一般社会から「クズ」と断じられる者たちばかり。

九条は、法律というルールを最大限に利用し、どんな依頼人であろうと「無罪」や「執行猶予」といった最善の結果を導き出します。彼の前では、道徳や倫理は二の次。そこにあるのは、冷徹な法解釈と、依頼人を救うというただ一つの目的です。

しかし、彼の仕事は常に危険と隣り合わせ。暴力の連鎖、裏社会の抗争、そして自らの過去…。法で裁けぬ「罪」と向き合うとき、九条は何を思うのか。これは、法と現実の狭間で生きる、一人の弁護士の物語です。

【巻ごと】九条の大罪のネタバレあらすじを時系列で解説

ここからは、各巻の重要なエピソードを時系列でご紹介します。物語がどのように進んでいくのか、その流れを掴んでください。

第1巻～第3巻：弁護士・九条間人の流儀

物語は、九条が飲酒ひき逃げ事件を弁護する場面から始まります。彼は依頼人に有利な証拠を集め、巧みな法廷戦術で執行猶予を勝ち取ります。被害者感情を逆なでするような彼のやり方は、まさに外道。しかし、全ては法に則っています。このエピソードで、「九条間人」という弁護士のスタンスが明確に示されます。

その後も、悪徳介護施設を巡る遺産相続問題や、かつての恩師・山城との再会を通じて、九条の過去や人間性の一端が少しずつ明らかになっていきます。彼の行動原理の根源には、一体何があるのでしょうか。

第4巻～第8巻：「暴力の連鎖」と「ぴえん女子」事件

半グレの壬生（みぶ）や、彼の所属するグループ間の抗争が激化。九条は、暴力がさらなる暴力を生む負の連鎖に、弁護士として関わっていきます。法律が通用しない世界で、九条がどう立ち回るのかが見どころです。

そして、物語の大きな転換点となる「ぴえん女子・しずく編」が始まります。ある殺人事件の容疑者となった女性・しずくを弁護することになった九条。しかし、事件の裏には複雑な人間関係と、被害者側の刑事・嵐山の執念が渦巻いていました。法廷だけでなく、SNSや世論をも巻き込んだこの事件は、九条の弁護士生命を揺るがす大きな試練となります。

第9巻～第12巻：九条の逮捕と「生命の値段」編

物語は衝撃の展開へ。なんと、九条自身が逮捕・勾留されてしまいます。弁護士という立場を失い、一人の容疑者として追い詰められる九条。彼を支える者、そして陥れようとする者。この絶体絶命のピンチを通じて、彼の周りの人間関係が大きく変化します。

釈放後、九条が次に関わるのは、巨大病院を舞台にした「生命の値段」編。補助金不正、医療過誤、未成年淫行…腐敗しきった医療業界の闇に、九条がメスを入れます。敵対する悪徳弁護士・相楽との頭脳戦は必見。金と権力が渦巻く中で、九条は一体何を暴き出すのでしょうか。

第13巻～最新14巻：新章突入！「最悪の駆引」と忍び寄る影

最新章では、新たな脅威が登場します。かつて九条と敵対した京極組の幹部・京極の弟分である出雲（いずも）が出所。「アニキをハメたのは誰か？」――その答えを求め、粘着質で陰湿な調査を開始します。

彼の疑いの目は、九条やその周辺人物にも向けられ、物語に不穏な空気が漂い始めます。さらに、SNSを通じた闇バイトや特殊詐欺といった現代的な犯罪も描かれ、社会の闇がより身近なものとして読者に迫ります。出雲という新たな火種は、やがて大きな炎となり、全てを焼き尽くすのでしょうか。

『九条の大罪』の主要登場人物

癖の強いキャラクターたちが、物語に深みを与えています。ここでは、特に重要な人物をご紹介します。

• 九条 間人（くじょう たいざ）
  本作の主人公。どんな悪人でも法の下で弁護する偏屈な弁護士。倫理よりも依頼人の利益を優先するが、時折、人間らしい情を垣間見せることもある。
• 烏丸（からすま）
  九条の法律事務所で働く元ヤクザのパラリーガル。調査能力に長け、裏社会とのパイプ役もこなす九条の右腕的存在。
• 壬生（みぶ）
  半グレグループのリーダー格。暴力的で刹那的な生き方をしているが、独自のカリスマ性を持つ。九条とは依頼を通じて奇妙な関係を築く。

– 曽我部（そがべ）
壬生と行動を共にする若者。物語が進むにつれて、彼の内面にも変化が訪れる。最新話では彼の動向が重要な鍵を握っている。

今後の展開は？最新話・最終回の予想

最新刊（14巻）と本誌の展開から、今後の物語の核心となるであろうポイントを考察します。

最大の注目点は、出所してきた出雲の存在です。彼は京極を陥れた人物を執拗に探し続けており、その調査はじわじわと九条たちを追い詰めています。彼の行動が、平穏を取り戻しつつあった裏社会の均衡を崩し、新たな抗争の火種となることは間違いないでしょう。

また、闇バイトなどに関わる若者たちや、曽我部のように一度道を踏み外した人間の「その後」も、重要なテーマとして描かれています。彼らが再び犯罪に手を染めるのか、それとも更生の道を歩むのか。九条は彼らとどう関わっていくのでしょうか。

最終回については、まだ多くの謎が残されています。九条の過去、彼が弁護士として「罪」と向き合い続ける理由、そして彼がたどり着く「正義」の形とは…。物語は、読者に「法とは何か、罪とは何か」を問いかけながら、衝撃的な結末へと向かっていくはずです。

最新話では、曽我部の人間関係に大きな変化が訪れ、次の衝突を予感させる不穏な空気が流れています。この緊迫感を、ぜひ本誌や電子書籍でリアルタイムに体感してください。

よくある質問（FAQ）

Q. 『九条の大罪』は完結した？

A. 2025年9月現在、完結しておらず、週刊ビッグコミックスピリッツで連載中です。

Q. 九条が逮捕されるのは何巻？

A. 九条が逮捕されるのは10巻の終盤です。11巻にかけて、彼の勾留中の様子が描かれます。

Q. アニメ化やドラマ化はされている？

A. 現在のところ、アニメ化や実写ドラマ化の情報は発表されていません。しかし、その内容から映像化を期待する声は非常に多いです。

まとめ：法で裁けない罪と向き合う衝撃作を読もう！

『九条の大罪』は、単なる弁護士漫画ではありません。法律、倫理、暴力、そして人間の業（ごう）をえぐり出す、社会派エンターテインメントです。

綺麗事だけでは済まされない現実と、その中で法を武器に戦う九条の姿は、私たちに「正義とは何か」を鋭く問いかけてきます。一度読めば、そのディープな世界観に引き込まれること間違いなしです。

物語はこれからさらに加速していきます。この衝撃に乗り遅れないよう、ぜひコミックシーモアで第1話から追体験してみてください。きっと、あなたの価値観を揺さぶる一冊になるはずです。