【ネタバレ完全版】アルスラーン戦記(荒川弘)|第1話〜最新23巻までのあらすじ・結末まとめ

【ネタバレ完全版】アルスラーン戦記(荒川弘)|第1話〜最新23巻までのあらすじ・結末まとめ 少年/青年漫画
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【2025年9月最新】この記事では、田中芳樹先生の原作を『鋼の錬金術師』の荒川弘先生が描く大人気コミック『アルスラーン戦記』の第1話から最新刊23巻までの壮大な物語を、重要なネタバレを含みつつ徹底解説します。

「これから読みたいけど、どんな話か知っておきたい」「途中で読むのをやめてしまったけど、最新の展開が気になる」というあなたへ。物語の核心に触れる内容が含まれるため、まっさらな状態で楽しみたい方はご注意ください。

読む前に知っておきたい『アルスラーン戦記』の基本情報

本記事でご紹介する『アルスラーン戦記』は、現在「別冊少年マガジン」で連載中の荒川弘先生によるコミカライズ版です。2025年9月現在、コミックスは23巻まで発売されています。

物語の壮大なスケールと、魅力的なキャラクターたちが織りなす人間ドラマは圧巻の一言。まずは、この物語の全体像を掴んでみましょう。

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物語の全体像は?超簡潔なあらすじ

強国パルスの頼りない王太子アルスラーンは、初陣で敵国ルシタニアの侵攻と味方の裏切りにより、すべてを失います。
最強の騎士ダリューンと共に落ち延びた彼は、天才軍師ナルサスをはじめとする個性豊かな仲間たちと出会い、王都奪還を目指すことに。
これは、一人の気弱な少年が、過酷な運命に立ち向かいながら、真の王へと成長していく壮大な英雄譚です。

【巻別ネタバレ】アルスラーン戦記の物語を徹底解説!

ここからは、各巻のあらすじを追いながら、物語の核心に迫っていきます。アルスラーンと仲間たちの軌跡を振り返ってみましょう。

第1巻〜第7巻:王都炎上から王都奪還へ

物語は絶望から始まります。パルス暦320年、パルス王国は宿敵ルシタニアの侵攻を受け、「アトロパテネの会戦」で歴史的な大敗を喫します。父王アンドラゴラス三世は行方不明、王都エクバターナは陥落。14歳の王太子アルスラーンは、猛将ダリューンに救われ、二人きりで逃亡の旅に出ることになります。

この第一部の魅力は、何と言っても「仲間集め」のワクワク感です。隠遁していた天才軍師ナルサスとその侍童エラム、絶世の美女である女神官ファランギース、流浪の楽士ギーヴといった、一騎当千の仲間たちが次々とアルスラーンの下に集結。「十六翼将」と呼ばれる彼らの原型が、ここで形作られていきます。

アルスラーンは、ナルサスの策略のもと、奴隷解放を宣言するなど、父とは違うやり方で人心を集め、徐々に勢力を拡大。一方、パルスを裏切りルシタニアに与した「銀仮面」の将ヒルメスとの因縁も深まっていきます。数々の困難を乗り越え、アルスラーン軍はついに王都エクバターナの奪還を成し遂げます。しかし、それは新たなる戦いの始まりに過ぎませんでした。

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第8巻〜第16巻:蛇王ザッハークの脅威と各国の思惑

王都を取り戻したのも束の間、アルスラーンはパルスの内政改革に着手します。しかし、彼の前には次々と新たな脅威が立ちはだかります。周辺国であるトゥラーン、ミスル、シンドゥラなどがパルスの混乱に乗じて介入し、物語の舞台は世界へと広がっていきます。

そして、この第二部で物語の核心として浮上するのが、伝説の蛇王「ザッハーク」の存在です。かつて英雄王カイ・ホスローによって封印されたはずの邪悪な存在が、復活の兆しを見せ始めるのです。ザッハークを崇拝する魔道士たちの暗躍により、パルスは人知を超えた脅威に晒されます。アルスラーンたちは、人間の国同士の戦いだけでなく、この魔的な存在とも対峙しなければならなくなります。

さらに、アルスラーンの出生の秘密や、パルス王家の正統性を揺るがす「宝剣ルクナバード」を巡る謎も深まり、物語はファンタジーと歴史ドラマが融合した、より重厚な展開へと突入していきます。

第17巻〜第23巻(最新刊):終わらない戦いと蘇りし過去の亡霊

物語は最終章へと向かい、戦いはさらに激化。アルスラーンは解放王として民衆から支持を集める一方、その理想を快く思わない旧貴族や諸外国との対立は深まるばかりです。複数の戦線で同時に巻き起こる戦闘は、まさに息つく暇もありません。

そして2025年9月9日に発売された最新刊23巻では、信じがたい展開が待っています。なんと、かつてアトロパテネの会戦でアルスラーンを守り、命を落としたはずの大将軍ヴァフリーズが、闇の秘術によって蘇り、アルスラーンたちの前に立ちはだかるのです。

かつての忠臣や英雄たちが、敵として蘇る。この絶望的な状況に、アルスラーンはどう立ち向かうのか。物語は、これまで以上に過酷でダークな様相を呈しており、今後の展開から目が離せません。すべての因縁が絡み合い、物語はクライマックスに向けて加速しています。

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主要キャラクターたちの運命は?【ネタバレ】

『アルスラーン戦記』の魅力は、主人公を取り巻く個性豊かなキャラクターたちです。彼らがどのような運命を辿るのか、ネタバレを含めてご紹介します。

  • アルスラーン:気弱な王子から、多くの人々を惹きつける「解放王」へと成長。しかし、その出生には大きな秘密が隠されており、物語の終盤で彼の王としての正統性が問われることになります。
  • ダリューン:「戦士の中の戦士」と称されるパルス最強の騎士。常にアルスラーンの側に立ち、その剣となり盾となる、絶対的な忠誠心を持つ存在です。
  • ナルサス:元宮廷書記官の天才軍師。彼の知略がなければ、アルスラーン軍は成り立ちません。画家としても一流(?)を自称する変人ですが、その頭脳は物語の鍵を握ります。
  • ヒルメス(銀仮面):もう一人の王子を名乗り、アルスラーンと王位を巡って激しく対立する宿敵。彼もまた、パルスの血を引く者としての誇りと苦悩を抱えています。

原作小説との違いは?

荒川弘先生のコミック版は、田中芳樹先生の原作小説の魅力を最大限に引き出しつつ、独自の解釈が加えられています。

  • 圧倒的な画力による戦闘シーン:特に騎馬戦の迫力は圧巻です。キャラクターたちの躍動感あふれるアクションは、漫画ならではの魅力と言えるでしょう。
  • 豊かなキャラクターの表情:原作のドライな雰囲気に、荒川先生らしいユーモアやキャラクターの人間味あふれる表情が加わり、より感情移入しやすくなっています。
  • 物語の再構成:大筋は原作に沿っていますが、エピソードの順番が一部変更されたり、漫画オリジナルの描写が追加されたりしており、原作ファンも新鮮な気持ちで楽しめます。

よくある質問(FAQ)

『アルスラーン戦記』について、読者が疑問に思いがちな点をまとめました。

Q. 物語の最終的な結末はどうなるの?
A. 原作小説は2017年に全16巻で完結しています。その結末は、英雄譚らしい華々しいものだけではなく、非常に過酷でビターな側面も描かれており、多くの読者に衝撃を与えました。コミック版が現在その最終章をどのように描いていくのか、ファンなら絶対に見届けるべきです。

Q. アニメはどこまで進んだの?
A. TVアニメは2015年に第1期、2016年に第2期『風塵乱舞』が放送されました。物語としては、原作小説の序盤、コミックスでは8巻あたりまでの内容が描かれています。アニメの続きが気になる方は、ぜひコミックスを手に取ってみてください。

Q. コミックと小説、どちらから読むべき?
A. どちらから読んでも楽しめますが、初めて『アルスラーン戦記』の世界に触れるなら、荒川弘先生のコミック版がおすすめです。複雑な人間関係や国の位置関係が視覚的にわかりやすく、何よりアクションシーンの迫力で一気に物語に引き込まれます。コミックでハマったら、ぜひ原作小説でより深いキャラクターの心理描写や緻密な世界観を味わってみてください。

まとめ:壮大な英雄譚の結末を見届けよう!

『アルスラーン戦記』は、一人の少年の成長、仲間との絆、そして国と世界の運命を描く、まさに王道の英雄叙事詩です。荒川弘先生の圧倒的な画力によって、その魅力はさらに輝きを増しています。

王都を追われた頼りない王子が、いかにして人々を導く王となるのか。そして、彼を待ち受ける過酷な運命とは?物語は今、クライマックスに向けて大きく動き出しています。

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物語の結末を、ぜひあなたの目で見届けてください!

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