【ご注意】この記事は、漫画『ぼんくら陰陽師の鬼嫁』の重大なネタバレを含みます。物語の結末や重要な展開に触れていますので、未読の方はご注意ください。
不運続きの女子大生と、ちょっと頼りない「ぼんくら」な陰陽師。そんな二人が“契約結婚”から始める、あやかし契約奇譚『ぼんくら陰陽師の鬼嫁』。
「二人の関係はどうなるの?」「最新刊までの展開を一気に知りたい!」
そんなあなたのために、この記事では第1巻から最新刊(12巻)までのあらすじを徹底的にネタバレ解説します。物語の核心に迫る伏線や考察も交えながら、作品の魅力を余すところなくお届けします!
『ぼんくら陰陽師の鬼嫁』とは?作品の基本情報
まずは『ぼんくら陰陽師の鬼嫁』がどんな作品なのか、基本情報をおさらいしましょう。
- タイトル:ぼんくら陰陽師の鬼嫁
- 原作:秋田みやび
- 漫画:遠野由来子
- キャラクター原案:しのとうこ
- 掲載誌:ミステリーボニータ(秋田書店)
- 既刊情報:単行本は12巻まで発売中(2025年7月16日時点)
本作は、小説家・秋田みやび先生の原作を、遠野由来子先生が美麗な筆致でコミカライズした作品です。現代を舞台に、陰陽師の仕事やあやかしとの戦いを描きつつ、契約から始まった二人の恋模様が丁寧に描かれているのが大きな魅力です。
アニメ化やドラマ化の情報はまだありませんが、その人気から今後のメディア展開にも期待が高まります。
物語を彩る主要登場人物
『ぼんくら陰陽師の鬼嫁』の物語は、個性豊かなキャラクターたちによって紡がれます。ここでは、物語の中心となる二人をご紹介します。
野崎 芹(のざき せり)
本作の主人公である女子大生。バイトはクビ、住んでいたアパートは火事と、絵に描いたような不幸体質の持ち主。しかし、性格は非常に前向きで明るく、どんな困難にもめげません。ひょんなことから皇臥と契約結婚し、陰陽師の嫁として奮闘する中で、秘められた才能や出自の謎が明らかになっていきます。
北御門 皇臥(きたみかど こうが)
由緒正しい陰陽師の家系・北御門家の若き当主。強力な式神を使役できるものの、肝心の退魔業務が苦手なため「ぼんくら」と揶揄されています。クールで無愛想に見えますが、実は不器用で心優しい青年。芹と出会い、共に過ごすことで、彼自身もまた過去のしがらみと向き合い始めます。
【ネタバレ】1巻から最新12巻までのあらすじを時系列で一挙公開!
ここからは、物語の核心に迫るネタバレを含みます。第1巻の出会いから、最新12巻で明かされる衝撃の展開まで、物語の流れを追いかけていきましょう。
1巻:最悪な出会いから始まる契約結婚
バイトをクビになり、アパートが火事で全焼。全てを失い途方に暮れていた女子大生・野崎芹。そんな彼女の前に現れたのが、眉目秀麗な青年・北御門皇臥でした。
彼は芹に「衣食住と学費を保証する」という破格の条件で“契約結婚”を持ちかけます。公務員だと名乗る皇臥を信じ、契約を受け入れた芹。しかし、連れて行かれたのは立派な日本家屋で、彼の正体はなんと名家の陰陽師だったのです!
こうして、芹は“鬼嫁”(契約上の嫁)として、皇臥や彼の式神たちとの奇妙な同居生活をスタートさせます。最初は戸惑うばかりの芹でしたが、持ち前の機転と明るさで、次第に陰陽師の嫁としての役割を果たしていくのでした。
「契約」から始まった二人の関係が、どう変化していくのか。ドキドキの幕開けです!
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2巻~6巻:深まる絆と見え隠れする過去の影
皇臥の仕事を手伝ううちに、芹は様々な怪異事件に巻き込まれていきます。幽霊、祟り、呪詛――。数々の事件を解決していく中で、皇臥の不器用な優しさに触れ、二人の間には少しずつ信頼関係が芽生え始めます。
しかし、平穏な日常ばかりではありません。廃墟や遊園地で起こる不可解な事件を通して、皇臥の過去や、北御門家を敵視する存在の影がちらつき始めます。さらに、芹自身の「不幸体質」にも、ただの不運では片付けられない謎が隠されていることが示唆され、物語は深みを増していきます。
7巻~10巻:嫁として、相棒として。芹の成長と決意
このあたりから、物語は怪異退治だけでなく、北御門家の内部事情や人間ドラマにも焦点が当たります。特に、皇臥の母・史緒佳との関係は大きな見どころ。最初は芹を認めなかった義母も、彼女のひたむきな姿に少しずつ心を開いていきます。
芹は「契約嫁」という立場ながら、皇臥の隣に立つ相棒として、そして北御門家の一員として、確固たる地位を築いていきます。二人の関係も、単なる契約相手から、互いを想い合うかけがえのない存在へと変化していく様子がじれったくも愛おしく描かれます。
11巻~12巻:父の秘密と新たな敵。物語は核心へ――
物語はクライマックスに向けて大きく動き出します。芹の亡き父・真一郎に関する手がかりが見つかり、これまで謎に包まれていた芹の出自が明らかになり始めます。
そして最新刊である12巻。父の墓参りで出会った謎の男・鷹雄光弦から、父の過去と芹の「不幸体質」にまつわる衝撃の事実が語られます。時を同じくして、廃遊園地を舞台に過去の因縁が再び動き出し、北御門家は大きな脅威に直面することに…。
父が遺したものとは何なのか? 芹の不幸体質の真実とは? そして、皇臥と芹を待ち受ける運命とは? 物語の根幹を揺るがす謎が次々と提示され、息もつかせぬ展開が読者を待ち受けます。今後の展開から、ますます目が離せません!
物語の重要伏線と今後の展開を考察!
『ぼんくら陰陽師の鬼嫁』には、多くの謎や伏線が散りばめられています。ここでは特に気になるポイントを考察してみましょう。
芹の「不幸体質」の正体とは?
物語の冒頭から描かれる芹の不幸体質。単なる偶然ではなく、彼女の血筋や父・真一郎の過去に深く関わっていることが示唆されています。最新刊では、その一端が明かされましたが、全貌はまだ謎のまま。この特殊な体質が、今後の物語で重要な鍵を握ることは間違いないでしょう。
皇臥が「ぼんくら」と呼ばれる本当の理由
強力な式神を操る力がありながら、なぜ皇臥は「ぼんくら」なのでしょうか。それは、彼の過去のトラウマや、北御門家当主としての重圧が関係しているようです。芹という存在が、彼の心の氷を溶かし、真の力を解放させるきっかけとなるのかもしれません。
契約から始まった二人の恋の結末は?
何よりも気になるのが、芹と皇臥の関係の行方です。「契約」という形から始まった二人の関係は、数々の困難を乗り越える中で本物の愛情へと変わっていきました。しかし、彼らの前には北御門家を狙う敵や、芹の出自という大きな壁が立ちはだかります。二人は全ての障害を乗り越え、本当の意味で結ばれることができるのでしょうか。
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美麗な作画で描かれるあやかしの世界と、じれったくも甘い二人の恋模様を、ぜひあなたの目で見届けてくださいね。