※この記事は、漫画『バツハレ』の重大なネタバレを含みます。まだ読み進めていない方は、ブラウザバックを推奨します。
稲葉みのり先生が描く、予測不能な大人のやり直しラブコメディ『バツハレ』。その刺激的な展開に、毎週ヤキモキしている読者も多いのではないでしょうか？
「気になってるけど、どんな話なの？」「最近の話の展開が知りたい！」
そんなあなたのために、この記事では『バツハレ』の第1話から、2025年9月19日に配信が開始された最新10巻までのあらすじと重要な見どころを、各巻ごとに分かりやすくまとめて解説します。この記事を読めば、和光とくるみ、そして彼らを取り巻くキャラクターたちの関係性の変化が一気にわかります！
『バツハレ』の作品情報
まずは『バツハレ』の基本情報をおさらいしておきましょう。
- 作者: 稲葉みのり
- 掲載誌: 週刊ヤングジャンプ（集英社）
- 単行本: 2025年9月現在、10巻まで発売中
主人公・和光市路（わこう いちろ）が、妻の不倫をきっかけに離婚し「バツイチ」になるところから物語は始まります。心に傷を負った彼が、職場の後輩・渋谷くるみとの出会いを経て、新たな人生を歩み始める……という王道のラブストーリーかと思いきや、次から次へと巻き起こる刺激的なトラブルが本作の大きな魅力です。
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【巻ごと】バツハレのネタバレあらすじ
ここからは、各巻のストーリーを核心に触れながら解説していきます。物語の流れを追いながら、ドキドキの展開を追体験してみてください。
第1巻：絶望からの再スタート
物語は衝撃的なシーンから幕を開けます。主人公の和光市路は、2度目の結婚記念日に妻の不貞現場を目撃。愛する人に裏切られたショックと、自身が抱える過去のトラウマに苛まれ、彼は離婚を決意します。まさに人生のどん底。そんな彼の前に現れたのが、職場の後輩である渋谷くるみでした。無口でミステリアスな彼女ですが、実は和光に想いを寄せており、傷ついた彼を健気に支えようとします。絶望から始まる、新たな恋の予感が描かれる導入巻です。
第2巻：新しい恋の始まり
くるみからの真っ直ぐなアプローチを受け、和光は彼女との交際をスタートさせます。元妻との辛い過去を引きずりながらも、くるみの純粋な愛情に触れることで、和光の凍てついた心は少しずつ溶かされていきます。職場やプライベートで距離を縮めていく二人の姿は、応援したくなること間違いなし。バツイチ男の「やり直し」が、本格的に動き出す巻です。
第3巻：深まる絆と新たな波乱の予感
水族館デートやホテルでの一夜など、恋人らしいイベントを通して二人の絆はさらに深まります。しかし、幸せな時間も束の間。職場の同僚・綾瀬ゆきなど、二人の関係をかき乱す存在が登場し始めます。特に綾瀬は、和光に対して積極的なアプローチを仕掛けてきて……。穏やかなラブストーリーに、少しずつ緊張感が走り始めます。
第4巻：試される二人の信頼関係
職場のグランピング旅行で事件が発生。和光が寝ている間に、同僚の策略によって綾瀬と予期せぬ形で急接近してしまいます。その事実を知ったくるみは、嫉妬と不安に駆られます。和光の貞操（？）の危機と、それを乗り越えようとする二人の姿が描かれ、恋人同士の「信頼」というテーマが色濃く浮かび上がる巻です。
第5巻：出張先での危険なゲーム
和光は、美人な部下二人と共に地方出張へ。しかし、この出張がとんでもない修羅場と化します。綾瀬からの大胆な誘惑や、ホテルで同室になるというハプニングまで発生。くるみへの罪悪感と、目の前の誘惑との間で揺れ動く和光。読者の心臓にも悪い、ハラハラドキドキの展開が続きます。
第6巻：豪華客船で過ごす特別な時間
数々の試練を乗り越え、二人は豪華客船での旅行へ。これまでの埋め合わせをするかのように、甘く幸せな時間を過ごします。しかし、このまま平穏に終わるはずがありません。船上で出会う新たな人物たちが、二人の関係にまた新たな波紋を投げかけます。美しいロケーションとは裏腹に、物語は再び予測不能な方向へ進んでいきます。
第77巻：極秘任務「婚約者のフリをせよ！」
ある日、和光は社長から突如として極秘任務を命じられます。その内容とは、社長秘書である押上加住（おしあげ かすみ）の「婚約者のフリ」をすること。もちろん、恋人であるくるみには絶対に言えないトップシークレット。職場では偽りの婚約者として振る舞い、くるみには嘘をつき続けなければならないという、絶体絶命の状況に追い込まれます。ここから物語は、ラブコメ要素がさらに加速していきます。
第8巻：密室で試される「愛の証明」
和光と押上は、同僚・赤羽橋の策略によって地下会議室に閉じ込められてしまいます。そこからの脱出条件は、なんと「監視カメラに向かって愛を見せつけること」。キスやハグでは扉が開かず、二人は究極の選択を迫られます。押上の秘密にも触れることになり、偽りの関係だったはずの二人の間に、不思議な絆が芽生え始める重要なエピソードです。
第9巻：偽りの関係が生んだ衝撃の提案
押上に対する赤羽橋の異常な執着を断ち切るため、社長から和光へ「本当に入籍してはどうか」という、とんでもない提案が持ちかけられます。もちろん和光にはくるみという大切な恋人がいます。しかし、事態はもはや個人の恋愛問題だけでは収まらない状況に。くるみとの関係、押上との偽りの婚約、そして謎多き社長の思惑が複雑に絡み合い、物語は最大の岐路を迎えます。
第10巻（最新刊）：波乱のクリスマス会
2025年9月19日に配信された最新10巻。物語の舞台は、綾瀬が主催する「大人のクリスマス会」へ。赤羽橋事件で奇妙な連帯感が生まれたメンバーたちが再集結しますが、そこはもはや恋の戦場。押上をはじめ、複数の女性陣が和光へ熱い視線を送ります。コスプレあり、アルコールありのパーティーで、和光の理性は保たれるのか？そして、くるみは愛する和光を守り抜くことができるのか？複数の恋心が入り乱れる、目が離せない展開が待っています。
主要な登場人物と関係性
『バツハレ』の複雑な人間関係を整理しておきましょう。
- 和光 市路（わこう いちろ）: 主人公。老舗スーツ店勤務。妻の不貞で離婚し、バツイチに。真面目だが流されやすい一面も。
- 渋谷 くるみ（しぶや くるみ）: 和光の職場の後輩で、現在の恋人。無口だが一途で、愛情深い。実は和光の元妻の妹という衝撃の事実も。
- 綾瀬 ゆき（あやせ ゆき）: 和光の同僚。小悪魔的な魅力で和光に積極的にアプローチする。
- 押上 加住（おしあげ かすみ）: 社長秘書。和光とは「偽りの婚約者」という秘密の関係に。
- 赤羽橋（あかばねばし）: 和光の上司（？）。押上に異常な執着を見せ、数々のトラブルを引き起こす。
和光を中心に、くるみ、綾瀬、押上といった女性キャラクターたちが複雑な恋模様を繰り広げているのが現在の状況です。
『バツハレ』はこんな人におすすめ！
この記事で『バツハレ』の展開を追ってきましたが、本作の魅力は、ただのネタバレあらすじだけでは伝わりきりません。
- 初見で楽しみたい方: ぜひ1巻から読んで、和光と一緒にハラハラドキドキしてください。次々と起こる予想外の展開に、ページをめくる手が止まらなくなるはずです。
- ネタバレを読んで気になった方: あらすじを知った上で読むと、キャラクターたちの細かい表情やセリフの裏にある感情をより深く楽しめます。「あの時のあの表情は、こういうことだったのか！」という発見が満載です。
まとめ：予測不能な恋の行方から目が離せない！
『バツハレ』の第1話から最新10巻までのネタバレあらすじを解説しました。
妻の裏切りという絶望から始まった和光の人生は、くるみとの出会いで輝きを取り戻したかのように見えましたが、次々と現れる魅力的な女性たちとトラブルによって、常に揺れ動いています。
果たして、和光は数々の誘惑や試練を乗り越え、くるみとの愛を貫くことができるのでしょうか？それとも、新たな選択をすることになるのでしょうか？
物語はまだまだ終わりが見えません。この先の展開が気になる方は、ぜひご自身の目で確かめてみてください！
