【完全版】思い、思われ、ふり、ふられ(ふりふら)ネタバレ|第1話から最終話の結末まで徹底解説

思い、思われ、ふり、ふられ 少女/女性漫画
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※この記事は『思い、思われ、ふり、ふられ』の重大なネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

『アオハライド』『ストロボ・エッジ』で知られる咲坂伊緒先生が描く、繊細でリアルな青春群像劇『思い、思われ、ふり、ふられ』(通称:ふりふら)。

タイプの全く違う4人の高校生が織りなす、切なくて甘酸っぱい四角関係の物語は、多くの読者の心を掴んで離しません。実写映画化やアニメ映画化もされ、今なお愛され続けている名作です。

この記事では、そんな『ふりふら』の物語を第1話の出会いから最終話の結末まで、物語の流れに沿って徹底的にネタバレ解説します。

「結末が気になる!」「もう一度ストーリーを振り返りたい」という方は、ぜひ最後までお付き合いください。

先に結末を知りたい方へ

『思い、思われ、ふり、ふられ』は、4人の高校生の恋心が複雑に絡み合いながら、最終的に「市原由奈と山本理央」「山本朱里と乾和臣」という2組のカップルが誕生し、ハッピーエンドを迎えます。それぞれのカップルがどのようにして結ばれたのか、その軌跡をこの記事でじっくりと追いかけていきましょう。

『思い、思われ、ふり、ふられ』の作品情報

まずは『ふりふら』の基本的な情報をおさらいしておきましょう。

  • 作者: 咲坂伊緒
  • 連載誌: 別冊マーガレット(集英社)
  • 連載期間: 2015年7月号~2019年6月号
  • 巻数: 全12巻(完結)
  • 話数: 全48話

物語はすでに完結しており、単行本全12巻でその全てを読むことができます。これから一気読みするのにも最適な作品です。

物語を彩る主要登場人物

『ふりふら』の魅力は、なんといっても個性豊かな4人の主人公たち。それぞれのキャラクターを紹介します。

市原 由奈(いちはら ゆな)
夢見がちで自分に自信がない、内気な少女。絵本に出てくるような運命の恋に憧れています。朱里との出会いをきっかけに、少しずつ自分を変えようと成長していきます。

山本 朱里(やまもと あかり)
明るく社交的で、現実的な恋愛観を持つ少女。由奈とは正反対の性格ですが、すぐに打ち解け親友になります。複雑な家庭環境を抱えています。

山本 理央(やまもと りお)
朱里の義理の弟で、学校一のイケメン。女子から絶大な人気を誇りますが、どこか壁があり、本気の恋をしたことがありません。ある秘密の想いを抱えています。

乾 和臣(いぬい かずおみ)
由奈の幼なじみで、天然でマイペースな性格。何を考えているか掴みどころがないように見えますが、実は周囲をよく見ており、人の気持ちに寄り添える優しさを持っています。

【ネタバレ】物語のあらすじを時系列で解説!4人の恋の行方

ここからは、物語の始まりから結末まで、4人の関係性がどのように変化していったのかを詳しく見ていきましょう。

物語の始まり:出会いとすれ違う「好き」の矢印

物語は、恋に夢見る由奈が、駅で自分とそっくりな「絵本の王子様」を見かけるところから始まります。その王子様の正体は、同じマンションに住む朱里の義理の弟・理央でした。

由奈は理央に一瞬で恋に落ちますが、理央の想い人はなんと姉の朱里。血の繋がらない姉弟という複雑な関係に、理央は苦しんでいます。一方、現実的な朱里は理央の気持ちに気づきながらも、弟としてしか見ていません。

そして、由奈の幼なじみである和臣は、ひょんなことから朱里と関わるように。最初は掴みどころのない和臣に戸惑う朱里でしたが、彼の飾らない優しさに次第に惹かれていきます。

由奈 → 理央 → 朱里 ← 和臣

物語の序盤は、このように一方通行の矢印が交差する、もどかしくも切ない四角関係が描かれます。由奈は理央への想いを伝えるために、朱里は自分の気持ちに正直になるために、それぞれが一歩を踏み出そうともがきます。

物語の中盤:それぞれの成長と動き出す関係

由奈は、自分の気持ちに蓋をするのではなく、正面から向き合うことを決意。理央に「私をフッてください」と告白します。この出来事をきっかけに、内気だった由奈は大きく成長し、理央もまた、まっすぐな由奈の姿に心を動かされ始めます。

理央は朱里への想いを断ち切り、少しずつ由奈のことを意識するように。しかし、由奈のことが気になっているのは理央だけではありませんでした。理央の友人・我妻も由奈にアプローチを始め、恋模様はさらに複雑化していきます。

その頃、朱里と和臣の関係もゆっくりと進展。朱里が抱える家庭の問題や将来への不安を、和臣は静かに受け止め、支えになります。自分の気持ちをなかなか言葉にできない和臣でしたが、彼の行動は確かに朱里の心を温めていました。

すれ違い、ぶつかり合いながらも、4人は友情を深め、自分自身の恋と真剣に向き合っていきます。この中盤は、登場人物たちの心情が丁寧に描かれ、最も心が揺さぶられるパートと言えるでしょう。

物語の終盤:決断、そして感動の結末へ

物語は終盤、それぞれの進路や将来の問題と向き合う時期に。恋だけでなく、自分の人生をどう歩んでいくかという大きな選択が、4人に迫ります。

理央は、ついに由奈への気持ちを自覚し、自分の想いを伝えます。何度も遠回りした二人の恋は、ようやく同じ方向を向き始めます。一方、朱里と和臣も、お互いにとってかけがえのない存在であることを確認し、固い絆で結ばれます。

そして迎える最終話――。

4人はそれぞれの恋に一つの答えを出し、未来へと歩みを進めます。悩み、傷つきながらも、人を想うことの素晴らしさを見つけた彼らの姿には、温かい感動が待っています。どのカップルが、どんな言葉で想いを伝え合うのか…。そのクライマックスは、まさに青春の輝きそのものです。

具体的な結末のシーンは、ぜひご自身の目で確かめて、その感動を味わってみてください。

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『ふりふら』に関するよくある質問

Q. 最終的に誰と誰がくっつくの?
A. 物語の結末では、「由奈と理央」「朱里と和臣」の2組のカップルが成立します。
Q. 漫画は何巻で完結?
A. 全12巻で完結しています。すでに物語は完結しているので、一気に最後まで読むことができます。
Q. お得に漫画を読む方法は?
A. コミックシーモアなどの電子書籍サイトでは、新規登録クーポンやセールを利用してお得に購入できる場合があります。無料試し読みも充実しているので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ:ネタバレを読んだ後でも面白い!青春の輝きが詰まった名作

『思い、思われ、ふり、ふられ』のネタバレあらすじを、結末までご紹介しました。

本作の魅力は、単なる恋愛の結末だけではありません。登場人物一人ひとりの心の機微や成長、友情の大切さが丁寧に描かれているからこそ、読者は深く感情移入し、感動できるのです。

ネタバレを読んでストーリーを知った上で原作を読むと、キャラクターの表情やセリフの裏にある感情がより深く理解でき、新たな発見があるはずです。

まだ読んだことがない方も、もう一度読み返したくなった方も、この機会にぜひ『ふりふら』の世界に浸ってみてはいかがでしょうか?

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