【ネタバレ注意！】
この記事は、友麻碧先生原作、藤丸豆ノ介先生作画による大人気和風ファンタジー『傷モノの花嫁』の第1話から最新話（2025年8月29日時点：分冊版32話・単行本8巻）までのあらすじをまとめた完全ネタバレ記事です。
まだ漫画を読んでいない方、結末を知りたくない方はご注意ください。「まずは試し読みから！」という方は、以下の公式配信サイトをご覧ください。
『傷モノの花嫁』とは？作品概要と魅力
『傷モノの花嫁』は、妖（あやかし）に襲われ、顔に消えない“妖印”を刻まれた少女・白蓮寺菜々緒（びゃくれんじ ななお）が主人公の物語です。
「傷モノ」として家族や里の人々から虐げられ、猿面を被って生きることを強いられていた菜々緒。そんな彼女の前に現れたのが、皇國（みくに）を守護する五大名家筆頭・紅椿家の当主である紅椿夜行（べにつばき やぎょう）でした。
「――見つけた、俺の花嫁」
夜行にその身を望まれ、虐げられた日々から救い出された菜々緒。しかし、それは新たな波乱の幕開けでもありました。夜行が抱える秘密、菜々緒の妖印に隠された謎、そして二人を狙う強大な敵…。これは、孤独だった二人が手を取り合い、過酷な運命に立ち向かう和風シンデレラストーリーであり、壮大な異類婚姻譚です。
【ネタバレ】第1話～第8話：虐げられた少女と救世主の出会い
物語は、菜々緒が「傷モノ」となった過去から始まります。
次期当主の許嫁であった菜々緒は、従姉・暁美の嫉妬と策略により、妖「猩猩（しょうじょう）」に襲われ、顔に妖印を刻まれてしまいます。この日から彼女の人生は一変。家族からは忌み嫌われ、蔵に押し込められ、猿面で顔を隠す日々を強いられます。
そんな絶望の中に差した一筋の光が、紅椿家当主・夜行でした。彼は白蓮寺家を訪れ、菜々緒の持つ強い霊力を見抜き、有無を言わさず「我が妻として迎える」と宣言します。
夜行に連れられ、紅椿家で新たな生活を始めた菜々緒。しかし、夜行にもまた、“椿鬼”として人の血を欲するという、普通ではない秘密があったのです。互いに“普通”ではない秘密を抱える者同士、二人の心は少しずつ惹かれ合っていきます。
この序盤では、虐げられてきた菜々緒が夜行の絶対的な愛に救われ、自己肯定感を取り戻していく様子が丁寧に描かれます。まさに、胸のすくようなシンデレラストーリーの開幕です。
【ネタバレ】第9話～第16話：深まる絆と忍び寄る影
紅椿家での生活にも慣れ、夜行との絆を深めていく菜々緒。夜行の兄・鷹夜（たかや）や、元婚約者の西園寺しのぶなど、新たな登場人物たちが物語に深みを与えます。
特に、夜行が“椿鬼”の力で妖を祓う一方、その代償として菜々緒の血を必要とする場面は、二人の特殊で濃密な関係性を象徴しています。自らの血を差し出すことで夜行を支える菜々緒の姿は、単なる庇護されるだけのヒロインではない、彼女の芯の強さを感じさせます。
しかし、平穏な日々は長くは続きません。菜々緒を虐げていた白蓮寺家の人間や、夜行を快く思わない勢力が、二人の周りで不穏な動きを見せ始めます。この頃から、菜々緒の妖印が単なる「穢れ」ではないことが示唆され始め、物語にサスペンス要素が加わっていきます。
【ネタバレ】第17話～第24話：妖印の謎と敵の正体
物語は、菜々緒と夜行の恋愛模様から、皇國全体を揺るがす大きな陰謀へとスケールアップしていきます。
皇國の陰陽寮は、菜々緒の妖印が、実は強大な力を秘めた“才（ざい）”の兆候ではないかと疑い始めます。星読の専門家や陰陽寮の重鎮たちが調査に乗り出し、菜々緒の存在が国家レベルで注目されることに。
時を同じくして、二人の前に明確な「敵」が現れます。橙院家（とういんけ）の武井（たけい）と名乗る男、そしてその裏で糸を引くぬらりひょん系の妖たち。彼らの目的は一体何なのか？なぜ菜々緒を狙うのか？
謎が謎を呼ぶ展開に、ページをめくる手が止まらなくなります。これまで守られる立場だった菜々緒が、自らの力と向き合い、戦う覚悟を決めていく重要な章です。
【ネタバレ】第25話～最新32話：祭りの夜の悲劇と結界外への誘拐
陰陽寮の隊長会議や花火祭りなど、華やかな舞台の裏で、敵の陰謀は着実に進行していました。
祭りの夜、ついに武井が本格的な襲撃を仕掛けてきます。激しい戦闘の混乱の中、菜々緒は敵の手に落ち、皇國を守る結界の外へと連れ去られてしまいます。
結界の外で目覚めた菜々緒が目にしたのは、これまでとは比べ物にならないほど強力な大妖怪たちが闊歩する、危険な世界でした。
そして最新話では、菜々緒を攫った武井――本名・橙院武流（とういん たける）の悲しい過去と、彼の妹・蛍流（ほたる）にまつわる衝撃の事実が明かされます。彼の行動の裏には、一体どんな目的が隠されているのでしょうか。
一方、夜行と彼の右腕である零時（れいじ）は、菜々緒を救うべく、決死の覚悟で結界の外へ。天狗たちが支配する「天狗郷」を舞台に、物語はクライマックスに向けた大きなうねりを見せ始めます。絶体絶命の状況で、菜々緒自身にも新たな力の兆しが…！？今後の展開から目が離せません！
今後の見どころ！主要伏線と結末予想
ここまでの物語で、多くの謎と伏線が散りばめられています。今後の展開を考察する上で重要なポイントをまとめました。
- 菜々緒の「妖印」の正体
単なる穢れではなく、強大な“才”である可能性が高い妖印。その力が完全に覚醒した時、何が起こるのでしょうか。それは皇國の希望となるのか、それとも…？ - 夜行の「椿鬼」の呪い
人の血を必要とする夜行の体質は、今後どうなっていくのでしょうか。菜々緒の力によって、この呪いから解放される日は来るのか、気になるところです。 - 敵の真の目的と黒幕
武流の行動の裏には、個人的な復讐心だけではない、さらに大きな陰謀が隠されているように思えます。皇國転覆を狙う真の黒幕は誰なのか、今後の展開に注目です。
菜々緒と夜行、二人の愛の行方はもちろん、壮大なスケールで描かれる妖との戦い、そして皇國を巡る陰謀の結末は、まだ誰にも分かりません。だからこそ、一話一話追いかけるのがたまらなく面白いのです！
『傷モノの花嫁』よくある質問（FAQ）
Q1. 単行本は何巻まで発売されていますか？
A1. 2025年8月29日現在、単行本は8巻まで発売されています。電子書籍サイト「コミックシーモア」では、話単位で読める分冊版が32話まで先行配信されています。
Q2. 最新話はどこで一番早く読めますか？
A2. 「コミックシーモア」などの主要な電子書籍サイトで、雑誌発売日に合わせて最新話が配信されることが多いです。特にコミックシーモアは先行配信も行われるため、いち早く続きを読みたい方におすすめです。
Q3. アニメ化の予定はありますか？
A3. 2025年8月29日現在、アニメ化に関する公式な発表はありません。しかし、これだけの人気作品ですから、今後の展開に期待したいですね！
まとめ：『傷モノの花嫁』のネタバレが気になるなら公式で読もう！
『傷モノの花嫁』の第1話から最新話までのネタバレあらすじをご紹介しました。
虐げられた少女が運命の人と出会い、愛を知り、自らの力に目覚めていく――。王道のシンデレラストーリーでありながら、先の読めないサスペンスと手に汗握るバトルが融合した、唯一無二の魅力を持つ作品です。
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