【ご注意】この記事は、漫画『この音とまれ！』の第1話から最新第146話までの重要なネタバレを含んでいます。まだ読んでいない方は、ぜひ作品を読んでからご覧ください。感動を最大限に味わうためにも、まずは本編からお楽しみいただくことを強くおすすめします。
『この音とまれ！』とは？作品の基本情報
『この音とまれ！』は、アミュー先生による箏（こと）をテーマにした青春漫画です。廃部寸前の高校の箏曲部を舞台に、個性豊かなキャラクターたちが箏を通じて成長し、絆を深めていく姿が描かれています。
- 作者：アミュー
- 連載誌：ジャンプSQ.（集英社）
- 単行本：既刊32巻（2025年9月現在）
不良少年、箏の天才少女、真面目な部長…一見バラバラな彼らが、一つの音を紡ぎ出すためにぶつかり合い、支え合う姿は涙なしには読めません。圧巻の演奏シーンの描写は、まるで本当に音が聞こえてくるかのような迫力です。
【2025年9月最新】何話まで読める？連載状況まとめ
2025年9月現在、『この音とまれ！』の連載は第146話まで進んでいます。
最新話は、集英社の「ジャンプSQ.」2025年9月号（8月4日配信）に掲載されました。作者のアミュー先生の告知によると、この後2ヶ月間の休載期間に入るとのことです。ファンとしては少し寂しいですが、先生の次回作へのエネルギー充電期間として、楽しみに待ちたいですね。
また、待望のコミックス33巻は2025年10月に発売予定です。全国大会編のクライマックスが収録されると予想され、ファン必見の一冊となるでしょう。
【時系列ネタバレ】『この音とまれ！』第1話から最新話までのあらすじ
ここからは、時瀬高校箏曲部の軌跡を、物語の大きな流れに沿ってご紹介します。彼らの汗と涙の結晶である音の物語を、一緒に振り返っていきましょう。
序盤：出会いと再生の音（第1話～）
物語は、先輩たちが卒業し、たった一人の部員となってしまった時瀬高校箏曲部部長・倉田武蔵のシーンから始まります。廃部の危機に瀕する箏曲部に、ある日、札付きの不良として恐れられる新入生・久遠愛（くどお ちか）が入部を希望してきます。
はじめは愛を全く信用できない武蔵でしたが、愛が箏職人だった祖父の遺した箏を守りたいという、純粋で熱い想いを抱いていることを知ります。そこへ、箏の天才的な才能を持つ少女・鳳月さとわも加わり、バラバラだった箏曲部は少しずつ形を取り戻していきます。
最初は衝突ばかりだったメンバーたち。しかし、初めて全員で音を合わせた時の感動、そして学内発表での演奏を通じて、彼らは「箏」という共通の目標のもと、かけがえのない仲間としての絆を育んでいきます。
成長編：それぞれの過去と全国への誓い
部としてまとまり始めた時瀬箏曲部ですが、彼らの前には大きな壁が立ちはだかります。さとわが抱える母親との確執と、彼女が属していた名門「鳳月会」からの破門。愛が背負う過去の過ちと周囲からの偏見。そして、凡人であることに悩み続ける武蔵の葛藤。
部員たちはそれぞれの過去やコンプレックスと向き合いながら、顧問である滝浪涼香（たきなみ すずか）先生の指導のもと、技術的にも精神的にも大きく成長していきます。合宿や他校との交流を経て、彼らの目標はただ一つ、「全国大会出場」へと定まります。
姫坂女学院、明陵高校といった強力なライバルたちとの出会いが、彼らの音をさらに磨き上げ、表現の幅を広げていくのです。
全国大会編：想いを乗せた最高の音色
物語はついにクライマックス、全国大会へと突入します。新入部員の由永侑（よしなが あつむ）と百谷名都（ももや なつ）が加わり、さらに表現力を増した時瀬高校箏曲部。
彼らが全国の舞台で奏でたのは、部員一人ひとりの想い、そしてこれまでの全ての経験を乗せた「和（あい）」の音でした。9人が心を一つにして紡ぎ出す音色は、会場の空気を震わせ、聴衆すべての心を奪います。演奏中の各メンバーの心情描写、過去のシーンとのリンク、そして奇跡のような即興演奏。これまでの物語の全てが、この一曲に集約されていく様は圧巻です。
そして、運命の結果発表。時瀬高校箏曲部は、見事、全国一位の栄冠を手にします。
涙と笑顔で抱き合う部員たち。それは、彼らが流した汗と涙、そして決して諦めなかった想いが結実した瞬間でした。
全国大会後～最新話：新たな始まりの予感
全国制覇という偉業を成し遂げた時瀬高校箏曲部。最新話（第146話）では、大会後の余韻に浸るメンバーたちの姿や、ライバル校との心温まる交流が描かれています。
愛は自身の父親と対面し、さとわは母親との関係に新たな光を見出します。それぞれが抱えていた問題が少しずつ氷解し、彼らはまた新たな一歩を踏み出そうとしています。
全国一位という頂点に立った彼らの音は、これからどこへ向かうのでしょうか。物語は一つの大きな区切りを迎えましたが、彼らの青春はまだまだ終わりません。今後の展開から目が離せませんね。
『この音とまれ！』に関するQ&A
- Q1：最新話はどこで読めますか？
- A：最新話は、毎月4日発売の「ジャンプSQ.」（紙・電子版）で読むことができます。単行本でじっくり読みたい方は、コミックシーモアなどの電子書籍ストアがおすすめです。
- Q2：単行本は何巻まで出ていますか？
- A：2025年9月現在、単行本は32巻まで発売されています。最新33巻は2025年10月に発売予定です。
- Q3：アニメはどこまで進んでいますか？
- A：アニメは2クール（全26話）が放送され、原作の全国大会予選（神奈川県予選）あたりまでの内容が描かれています。アニメでハマった方は、ぜひ続きを漫画でチェックしてみてください！
まとめ：感動の物語を漫画で一気読みしよう！
『この音とまれ！』の第1話から最新話までの壮大な物語の軌跡をネタバレありでご紹介しました。仲間との出会い、ぶつかり合い、そして最高の音を共に作り上げる感動は、何度読んでも胸が熱くなります。
この記事を読んで「もう一度、彼らの物語を最初から追体験したい！」「演奏シーンの感動をじっくり味わいたい！」と思った方も多いのではないでしょうか。
彼らの青春の輝きと、心に響く箏の音色を、ぜひ漫画で体感してください。きっと、あなたの心にも温かい何かが残るはずです。
