幸村アルト先生が描く、心温まる冥府神話ロマンス『コレットは死ぬことにした』。2014年から「花とゆめ」で連載が始まり、多くのファンに愛されながら2021年に本編が堂々の完結を迎えました。
「最終回はどうなったの?」「コレットとハデス様は結ばれた?」「続編の女神編って何?」など、気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな『コレットは死ぬことにした』の第1話から最終話(121話)、そして完結後の『女神編』に至るまでの物語の結末を、ネタバレありで徹底解説します。
物語の核心に触れる内容を含みますので、まだ読みたくない方はご注意くださいね。
【ご注意】この記事にはネタバレが含まれます
この記事では、漫画『コレットは死ぬことにした』の最終回までの結末や重要な展開について詳しく解説しています。ご自身の目で物語を楽しみたい方は、先に作品を読むことを強くおすすめします。
『コレットは死ぬことにした』の作品基本情報
まずは物語の基本情報をおさらいしておきましょう。
作者 | 幸村アルト |
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掲載誌 | 花とゆめ(白泉社) |
連載期間 | 2014年 ~ 2021年 |
コミックス巻数 | 本編:全20巻(完結) 女神編:単話全4話(完結) |
最新の配信状況とお得に読む方法
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『コレットは死ぬことにした』のあらすじ(ネタバレなし)
薬師として日々忙しく働く少女コレット。ある日、疲れ果てて井戸に身を投げると、なんとそこは死者の国・冥府でした。
そこで出会ったのは、孤高の冥王ハデス様と、彼に仕える心優しいガイコツたち。行くあてのないコレットは、ひょんなことから冥府の薬師として働くことになります。
生者の世界の常識が通用しない冥府での日々。しかし、ひたむきで心優しいコレットは、ハデス様の閉ざされた心や冥府の住人たちの悩みに寄り添い、少しずつ彼らの日常に温かい光をもたらしていきます。
これは、生と死の狭間で紡がれる、一人の少女と冥府の王の、切なくも心温まる神話ロマンスです。
【ネタバレ】第1話から最終話(121話)までの物語を時系列で解説
ここからは、物語の核心に触れるネタバレを含みます。第1話の出会いから、感動の最終回まで、物語の流れを追っていきましょう。
序盤:薬師コレット、冥府へ行く
物語は、薬師のコレットが仕事に疲れ果て、井戸に飛び込む衝撃的なシーンから始まります。しかし、彼女がたどり着いたのは死後の世界ではなく、冥府でした。
そこで出会った冥王ハデスに「死ぬなら他所でやれ」と冷たくあしらわれながらも、コレットは持ち前の薬師の知識と明るさで、病に苦しんでいたハデス様を治療します。これをきっかけに、彼女は冥府の「お客様」として、そして薬師として滞在することに。
最初は無愛想だったハデス様も、天真爛漫なコレットに振り回されながら、次第に心を開いていきます。ガイコツたちやコツメカワウソのコツメくんといった愛らしいキャラクターたちとの交流を通して、冥府での温かい日常が描かれます。
中盤:深まる絆と冥府を揺るがす試練
コレットは冥府と地上を行き来する生活を送りながら、薬師として成長していきます。ハデス様もまた、コレットとの出会いによって、永い孤独から解放され、人間らしい感情を取り戻し始めました。
しかし、二人の前には様々な試練が立ちはだかります。天界の神々との確執、冥府の存続に関わる問題、そして地上で起こる人々の生死に関わる事件…。
特に、コレットがハデス様の母・デメテルから「息子の嫁になるなら神になれ」と告げられる場面は、物語の大きな転換点です。人間であるコレットと神であるハデス様。決して交わることのないはずの二人の関係が、この一言によって大きく動き出します。
終盤~最終回:命の選択と感動の結末
物語はクライマックスへ。コレットは人間としての寿命を全うするのか、それともハデス様と共に生きる道を選ぶのか、大きな決断を迫られます。
様々な困難を乗り越え、二人の絆は誰にも引き裂けないほど強固なものになっていました。そして迎えた最終局面、コレットはとある出来事によって、人間としての一生を終えることになります。
読者の誰もが悲しい結末を予感したその時、奇跡が起こります。
コレットのひたむきな想いと、彼女を愛するハデス様や周囲の神々の力によって、彼女は新たな命を得るのです。最終話(第121話)で描かれたのは、絶望の先にある、希望に満ちた未来でした。
コレットは、春と芽吹きの女神「ペルセポネ」として生まれ変わり、ハデス様の妃として永遠に共に生きる道を選びます。
人間としての生を終え、女神としてハデス様のもとに帰ってきたコレット。彼女を迎えるハデス様の表情は、ぜひご自身の目で確かめてみてください。これ以上ないほどの、温かく幸せなハッピーエンドが待っています。
涙なしには読めない感動の最終巻!
【ネタバレ】完結後の続編『女神編』はどうなった?
本編の完結後、物語の続きを描く『コレットは死ぬことにした―女神編―』が「ザ花とゆめ」にて短期連載されました。こちらは、女神ペルセポネとなったコレットとハデス様の、甘くて幸せな後日譚です。
『女神編』は全4話で構成されており、主な内容は以下の通りです。
- 女神になったコレットの天界への挨拶回り
- ハデス様との甘い新婚生活(?)
- 二人で過ごす冥府での穏やかな日常
本編のシリアスな展開とは打って変わって、ひたすら幸せな二人の姿が描かれており、ファンにとってはたまらない内容となっています。本編を読み終えた方は、ぜひこちらの『女神編』もチェックしてみてくださいね。
甘すぎる後日譚はこちら!
『コレットは死ぬことにした』最終回に関するQ&A
最後に、よくある質問をQ&A形式でまとめました。
Q. 最終回はハッピーエンド?バッドエンド?
A. 最高のハッピーエンドです。
コレットは女神として生まれ変わり、ハデス様と永遠に結ばれます。悲しい別れではなく、希望に満ちた結末なので安心してください。
Q. タイトル通り、コレットは本当に死んでしまうの?
A. はい、一度は人間としての命を終えます。
しかし、その後すぐに女神ペルセポネとして生まれ変わるため、物語が悲劇的に終わることはありません。この「死と再生」が物語の重要なテーマとなっています。
Q. 『女神編』はどこで読める?
A. コミックシーモアなどの電子書籍サイトで、単話形式(全4話)で配信されています。
紙のコミックスとしては刊行されていませんが、電子で手軽に読むことができます。
『コレットは死ぬことにした』を公式で読むならコミックシーモアがおすすめ!
ここまでネタバレを読んで、「やっぱり原作をじっくり読みたくなった!」という方も多いのではないでしょうか。
物語の細やかな心理描写や、美しい作画、キャラクターたちの愛らしいやり取りは、実際に漫画を読んでこそ深く味わえるものです。
コミックシーモアなら、スマホやタブレットでいつでもどこでも『コレットは死ぬことにした』の世界に浸ることができます。お得なクーポンやキャンペーンを利用して、ぜひ感動の物語を最初から最後まで体験してみてください。
まとめ:心温まる冥府の物語、その結末を見届けよう
この記事では、『コレットは死ぬことにした』の第1話から最終話、そして続編『女神編』までのネタバレを詳しく解説しました。
「死ぬことにした」というタイトルから始まる物語は、生と死、そして愛の尊さを描ききった、珠玉のハッピーエンドで幕を閉じます。薬師の少女コレットと冥王ハデスの、永く美しい愛の物語を、ぜひあなた自身の目で見届けてくださいね。