※この記事は『ザ・ファブル』シリーズの重大なネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
「誰も殺さない、普通(プロ)の生活」――。伝説の殺し屋が挑む、最高に困難なミッションを描いた南勝久先生の超人気漫画『ザ・ファブル』。その唯一無二の世界観は、多くの読者を虜にしてきました。
この記事では、第1部から現在連載中の第3部『ザ・ファブル The third secret』まで、シリーズ全体の壮大な物語を徹底的にネタバレ解説します。各シリーズのあらすじ、衝撃の結末、そして気になる最新話の展開まで、物語の核心に迫ります。この記事を読めば、『ザ・ファブル』の全てがわかります。伝説の殺し屋が紡ぐ、笑いとスリルに満ちた物語を、ぜひ追体験してみてください。
『ザ・ファブル』とは?作品の全体像
『ザ・ファブル』は、南勝久先生によって「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載された大人気漫画です。物語は大きく分けて3部構成となっており、そのすべてが多くのファンを魅了し続けています。
- 第1部『ザ・ファブル』(全22巻)
- 第2部『ザ・ファブル The second contact』(全9巻)
- 第3部『ザ・ファブル The third secret』(現在連載中)
その人気は漫画だけに留まらず、岡田准一さん主演で実写映画化され大ヒットを記録。さらに2024年からはテレビアニメも放送開始され、新たなファン層を獲得しています。シリアスな殺し屋の世界と、シュールでコミカルな日常のギャップが本作最大の魅力です。
最新シリーズの配信状況とどこまで読めるか
待望の第3部『ザ・ファブル The third secret』は、ヤンマガWebにて絶賛連載中です。2025年8月25日現在、第18話までが公開されており、物語は新たな局面を迎えています。
「最新話に今すぐ追いつきたい!」「第1部からイッキ読みしたい!」という方には、電子書籍サイト「コミックシーモア」がおすすめです。単行本はもちろん、お得なパックも配信されているため、自分のペースで『ザ・ファブル』の世界に浸ることができます。
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【ネタバレ】物語の時系列とあらすじ
『ザ・ファブル』の物語は、第1部から第3部まで密接に繋がっています。伝説の殺し屋・佐藤明(偽名)が歩んできた軌跡を、時系列に沿って見ていきましょう。
第1部『ザ・ファブル』(1巻~22巻)のネタバレ・あらすじ
物語は、裏社会で「寓話(ファブル)」と恐れられる天才殺し屋が、育ての親であるボスから「1年間誰も殺さず、一般人として大阪で平和に暮らせ」という指令を受けるところから始まります。
「佐藤明」という偽名と、「妹」役のパートナー・洋子と共に大阪へ移り住んだ彼は、デザイン会社「オクトパス」で働きながら、生まれて初めての“普通の生活”に戸惑います。猫舌で、絵が絶望的に下手で、お笑いが大好き。そんな彼の素顔と、時折見せるプロとしての鋭さのギャップが、周囲の人間を惹きつけ、そして数々のトラブルを呼び寄せます。
明は、世話役であるヤクザ・真黒組との関係の中で、血気盛んな小島や高橋、そして狡猾な砂川といった危険人物たちと対峙。「誰も殺さない」という制約の中で、彼は己のスキルと知恵を駆使して、仲間や大切な人を守り抜きます。数々の死線を乗り越え、ついに1年間の休業期間を終える明。しかし、ボスから告げられたのは、休業の「延長」でした。こうして、彼の非日常な日常は続いていくのです。
第2部『ザ・ファブル The second contact』(1巻~9巻)のネタバレ・あらすじ
平穏な休業生活を続ける明たちの前に、新たな脅威が現れます。表向きは地域住民の安全を守るNPO団体、しかしその実態は、代表の宇津帆(うつぼ)が支配する危険な武装集団「ルーマー」でした。
宇津帆は、過去の因縁からファブルの存在を突き止め、その命を狙い始めます。一方、明は偶然出会った車椅子の少女・ヒナコを守るため、そして太平市の平和を取り戻すため、再びプロとして動くことを決意します。
「ルーマー」との戦いは熾烈を極め、オクトパスの仲間たちも巻き込む大規模な抗争へと発展。明は「殺さない」という制約を守りながらも、かつての敵や協力者たちと共に宇津帆の計画に立ち向かいます。物語は衝撃的な結末を迎え、明の休業生活は大きな転換点を迎えることになります。
第3部『ザ・ファブル The third secret』(連載中)のネタバレ・あらすじ
第2部の激闘から月日は流れ、明たちは再び束の間の平穏を取り戻していました。しかし、その静寂は長くは続きません。新たなシリーズのタイトル『The third secret』が示す通り、物語はこれまで語られなかった「3つ目の秘密」を巡って動き出します。
水面下で暗躍する新たな組織、そしてファブルの過去を知る謎の人物。彼らの目的は何なのか? ボスが明に休業を命じた真の理由とも関わってくるのでしょうか。
最新話では、これまでのシリーズ以上に不穏な空気が漂い始め、読者の考察を掻き立てる展開が続いています。明が対峙する次なる敵は一体誰なのか、そして暴かれる「秘密」とは何なのか。物語はまだ始まったばかり。予測不能な展開から目が離せません。
物語を彩る主要キャラクターたち
『ザ・ファブル』の魅力は、個性豊かなキャラクターたちによって支えられています。ここでは物語の中心人物を簡単にご紹介します。
- 佐藤明(アキラ)/ ファブル
本作の主人公。どんな敵でも6秒以内に仕留める伝説の殺し屋。しかし、普段は少しズレた感性を持つごく普通の青年。プロとしてのスイッチが入った時のギャップが凄まじい。 - 佐藤洋子(ヨウコ)
明のパートナーで「妹」役。驚異的な酒の強さと運転技術を持つ美女。明とは対照的に社交的だが、彼女もまた一流のプロフェッショナル。 - ボス
明と洋子の育ての親であり、ファブルのすべてを知る男。彼の真意は常に謎に包まれている。 - 清水岬(ミサキ)
明が大阪で出会う一般人の女性。数々の事件に巻き込まれながらも、明の心の支えとなっていくヒロイン的存在。 - 海老原
真黒組の若頭で、明の世話役。最初は明を警戒するが、次第にその実力を認め、奇妙な信頼関係を築いていく。
未回収の伏線と今後の考察
壮大な物語が展開される『ザ・ファブル』には、まだ多くの謎が残されています。
- ボスの真の目的
なぜボスは明に「殺し屋の休業」を命じたのか。その真の目的は、シリーズ最大の謎として残されています。第3部でその核心が明かされるのでしょうか。 - 「ファブル」という組織の全貌
明以外にも「ファブル」と呼ばれる殺し屋は存在するのか。組織としての全体像は未だベールに包まれています。 - 『The third secret』が意味するもの
第3部のタイトルにもなっている「3つ目の秘密」。これは明の出生に関わることなのか、それともボスが隠してきた計画のことなのか。今後の展開を占う重要なキーワードです。
アニメや映画では、原作の一部が描かれています。特に映画版は第1部のエピソードをベースにしているため、漫画を読むことで、より深くキャラクターの背景や物語の伏線を楽しむことができます。
『ザ・ファブル』に関するよくある質問
アニメは漫画の何巻まで?
2024年4月から放送されているテレビアニメは、原作第1部の序盤から丁寧に描かれています。物語の導入部分にあたる「山岡編」などが映像化されており、今後の展開が期待されます。
映画は漫画のどこまでの内容?
岡田准一さん主演の実写映画は2作品公開されています。1作目は原作1巻から7巻あたりまでのエピソードを、2作目の『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』は第2部の強敵・宇津帆との戦いをベースに描いています。
最新話はどこで読める?
最新シリーズ『ザ・ファブル The third secret』は、講談社の公式漫画アプリ「ヤンマガWeb」で毎週連載されています。また、単行本やお得なまとめ買いは「コミックシーモア」などの電子書籍サイトで読むのが便利です。
まとめ:伝説の殺し屋の物語を今すぐ目撃しよう!
この記事では、『ザ・ファブル』シリーズの壮大な物語を、第1部から最新の第3部までネタバレありでご紹介しました。
天才殺し屋が挑む「普通の生活」は、予測不能なトラブルと人間ドラマに満ちています。ハードなアクション、手に汗握る心理戦、そして思わずクスリと笑ってしまう日常の描写。この絶妙なバランスこそが、『ザ・ファブル』が多くの読者を惹きつけてやまない理由です。
この記事を読んで少しでも興味が湧いたなら、ぜひ原作漫画を手に取ってみてください。文字だけでは伝えきれない“プロ”の世界が、あなたを待っています。
物語の始まり、伝説の序章はこちらから。
そして、誰も知らない「秘密」が明かされる最新シリーズへ。