ミステリと言う勿れ ネタバレ完全まとめ【1話から最新15巻まで】

ミステリと言う勿れ 少女/女性漫画
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【ご注意】この記事には、漫画『ミステリと言う勿れ』の重大なネタバレが含まれています。第1巻から最新刊(15巻)までのあらすじや事件の真相に触れていますので、未読の方はご注意ください。

「僕は常々思ってるんですが――」。その一言から始まる、当たり前を覆す久能整(くのう ととのう)の言葉の洪水。単なる事件解決に留まらない深い人間ドラマが話題の『ミステリと言う勿れ』は、多くの読者の心を掴んで離しません。

この記事では、2025年9月現在で刊行されている原作漫画の第1巻から最新15巻までの壮大な物語を、各巻の重要エピソードや事件の犯人、そして登場人物たちの変化に焦点を当てて、徹底的にネタバレ解説します。ドラマや映画でハマった方も、これから原作を読もうか迷っている方も、この記事を読めば『ミステリと言う勿れ』の世界がより一層面白くなること間違いなしです!

物語の核心に触れる前に、まずは作品の全体像から見ていきましょう。

『ミステリと言う勿れ』作品概要と最新刊情報

『ミステリと言う勿れ』は、田村由美先生による新感覚ミステリー漫画です。月刊フラワーズ(小学館)で連載されており、2025年9月現在、コミックスは最新15巻まで発売されています。

天然パーマがトレードマークの大学生・久能整が、マイペースな持論を淡々と述べるだけで、いつの間にか事件の謎だけでなく人々の心の闇まで解きほぐしていく独特のスタイルが魅力。ドラマ化・映画化もされ、社会現象を巻き起こしています。

原作漫画は電子書籍サイト「コミックシーモア」で配信中。物語の原点である整の言葉の数々を、ぜひ漫画で味わってみてください。

物語を彩る主要登場人物

『ミステリと言う勿れ』の魅力は、主人公・久能整を取り巻く個性豊かなキャラクターたちにもあります。ここでは物語のキーパーソンを簡単にご紹介します。

  • 久能 整(くのう ととのう):本作の主人公。カレーをこよなく愛する大学生。膨大な知識と鋭い観察眼を持ち、物事の本質を突く独自の持論を展開して事件を解き明かしていきます。
  • 風呂光 聖子(ふろみつ せいこ):大隣警察署の新人刑事。当初は自信なさげでしたが、整との出会いをきっかけに刑事として成長していきます。
  • 池本 優人(いけもと ゆうと):風呂光の先輩刑事。愛妻家で子煩悩ですが、時に古い価値観を整に指摘されることも。
  • 青砥 成昭(あおと なりあき):冷静沈着な警部。整の能力を高く評価し、信頼を寄せています。
  • ライカ:整が病院で出会う謎めいた女性。デジタル数字の暗号で整とコミュニケーションをとり、物語の重要な感情軸を担います。
  • 犬堂 我路(いぬどう がろ):物語の序盤から登場するキーパーソン。妹の死の真相を追い、整の前に度々姿を現します。

【巻別】ミステリと言う勿れ ネタバレあらすじ

それでは、第1巻から最新15巻までの物語を、各巻の主要な事件や見どころと共に振り返っていきましょう。

第1巻:大学生、容疑者になる

物語は、主人公・久能整が同級生殺害の容疑をかけられ、警察署で任意同行される場面から始まります。刑事たちの凝り固まった常識や思い込みを、整は独自の視点と言葉で次々と論破。取り調べ室という密室で繰り広げられる会話劇を通して、事件の真相だけでなく、刑事たちが抱える個人的な悩みまでも浮き彫りにしていきます。整の思考の原点が示される、まさに始まりの物語です。

第2巻:バスジャック事件と心の解放

美術展に向かうバスで、整はバスジャック事件に巻き込まれてしまいます。犯人や人質となった乗客たちは、それぞれが秘密や悩みを抱えていました。極限状況の中、整は乗客一人ひとりと対話し、彼らの心を解きほぐしていきます。犯行の裏に隠された悲しい動機とは?整の言葉が人々の心を繋ぎ、事件を思わぬ方向へと導きます。

第3巻~第4巻:狩集家遺産相続事件(広島編)

物語は長編エピソード「広島編」へ。整は、犬堂我路から紹介されたアルバイトで、広島の名家・狩集家の遺産相続争いに巻き込まれます。候補者たちが次々と姿を消していく中、整は一族に代々伝わる謎の暗号と、過去に起きた悲劇の真相に迫ります。人間の欲望と家族の歪みが渦巻く、重厚なミステリーが展開されます。

第5巻~第6巻:謎の女性ライカとの出会い

検査入院した病院で、整は「ライカ」と名乗る記憶喪失の女性と出会います。彼女とのコミュニケーションは、数字の暗号のみ。並行して世間を騒がせる連続放火事件、通称「炎の天使」事件の謎が絡み合います。ライカの正体と彼女が抱える秘密、そして整との間に芽生える不思議な絆が描かれる、切なくも美しいエピソードです。

第7巻~第9巻:ミステリー会と過去の因縁

整の恩師である天達准教授に誘われ、山荘でのミステリー会に参加することになった整。しかし、そこでは過去の未解決事件が影を落としていました。参加者たちの嘘と秘密が交錯し、新たな事件が発生。整は、天達准教授が抱える過去の傷や、ストーカー事件の真相を鋭い洞察力で見抜いていきます。

第10巻~第11巻:ライカとの「デート」と別れ

物語は再びライカとのエピソードへ。二人は「デートならぬ遠出」を重ね、少しずつ心を通わせていきます。しかし、ライカが抱える悲しい運命、そして彼女の本当の正体が明らかになるにつれ、別れの時が近づいていました。整とライカの関係性に一つの大きな区切りが訪れる、涙なしには読めない感動的な巻です。

第12巻:青砥警部の過去

これまで冷静沈着な姿を見せてきた青砥警部にスポットが当たります。彼が過去に担当した冤罪事件、そして今も心に残り続ける未解決事件。整は、青砥の家族が抱える問題と向き合いながら、事件の再調査に協力します。警察組織の内部と、一人の刑事の人間ドラマが深く描かれます。

第13巻:風呂光刑事の故郷(富山編)

今度は風呂光刑事が物語の中心に。彼女の親戚が関わる橋からの転落事故の調査のため、整は富山へ向かいます。閉鎖的なコミュニティの中で囁かれる噂や人間関係のしがらみを、整は部外者の視点から冷静に分析。事故の裏に隠された、小さな町の真実を解き明かしていきます。

第14巻:トンネル事故と池本刑事の葛藤

土砂崩れによるトンネル崩落事故。偶然現場を通りかかった池本刑事は、他の生存者たちと共にトンネル内に閉じ込められてしまいます。極限状態の中で露わになる人間の本性。後日、整は事故の生存者から話を聞く中で、事故の背景に潜む社会的な問題や、池本刑事が抱える家族への思いを紐解いていきます。

第15巻(最新刊):桜の木の下で、ライカの告白

物語は、再びライカとの関係に焦点を当てます。彼女の願いで大学のキャンパスを案内することになった整。そこで彼は、過去に起きた学生の不可解な転落死事件の真相に迫ることになります。そして巻末、満開の桜の木の下で、ライカは整にある“言葉”を告げます。それは、二人の関係を決定づける、あまりにも切なく、そして温かいものでした。この言葉が何を意味するのか、物語は新たな局面へと向かいます。

主要事件一覧と犯人まとめ

物語の中で起きた主な事件とその真相を一覧表にまとめました。

事件名 収録巻 犯人・真相の要約
同級生殺害事件 1巻 犯人は被害者のカウンセラー。被害者の行動を誤解したことによる悲劇。
バスジャック事件 2巻 犯人は乗客の一人の兄。妹のいじめ自殺の復讐が目的だった。
狩集家遺産相続事件 3-4巻 一族の複数人が関与。代々続く蔵の仕掛けと過去の隠蔽が事件の根幹。
連続放火事件(炎の天使) 5-6巻 ライカ(千夜子)の別人格。虐待された過去のトラウマが原因。
山荘ミステリー会事件 7-9巻 参加者の一人。過去のストーカー事件被害の復讐。
橋からの転落事故 13巻 事故に見せかけた殺人。親族間の嫉妬と確執が動機。

※上記は物語の核心部分です。詳細な人間関係や動機はぜひ原作でお確かめください。

ドラマ・映画化エピソードと原作対応表

『ミステリと言う勿れ』はドラマ・映画も大人気です。映像化されたエピソードが原作の何巻にあたるのか、対応表にまとめました。

映像化作品 エピソード 原作対応巻
連続ドラマ 同級生殺害事件 1巻
バスジャック事件 2巻
ライカとの出会い〜放火事件 5巻~6巻、10巻~11巻
映画 狩集家遺産相続事件(広島編) 2巻終盤~4巻

ドラマや映画でカットされた細かい心理描写や伏線も、原作漫画を読むことでより深く楽しめます。

よくある質問(FAQ)

Q.『ミステリと言う勿れ』は完結していますか?

A. いいえ、2025年9月現在、完結しておらず「月刊フラワーズ」で連載中です。コミックスは最新15巻まで発売されています。

Q. ドラマの続きは漫画の何巻から読めばいいですか?

A. ドラマでは原作の複数のエピソードが再構成されていますが、主に1巻、2巻、5~6巻、10~11巻のエピソードが中心です。ドラマの続きを楽しみたい方は、7巻あたりから読み進めるのがおすすめです。ただし、映像化されていないエピソードも多数あるため、1巻から読み直すと新たな発見があります。

Q. 映画化された「広島編」は漫画の何巻ですか?

A. 原作コミックスの2巻の終わりから4巻にかけて描かれている「狩集家遺産相続事件」が該当します。

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1巻無料試し読みもできるので、まずは整の言葉の世界に触れてみてください。スマホやタブレットがあれば、いつでもどこでも『ミステリと言う勿れ』の世界に浸ることができますよ。

まとめ:ただのミステリーではない、言葉の力が心を解き明かす物語

『ミステリと言う勿れ』は、事件の謎解きを通して、私たちが普段当たり前だと思っている常識や社会の歪みを問い直してくれる作品です。久能整の言葉は、時に鋭く、時に優しく、読者の心にも深く突き刺さります。

今回ご紹介したネタバレは、壮大な物語のほんの一部にすぎません。各エピソードに散りばめられた伏線や、心に響く数々の名言は、実際に漫画を読んでこそ真価がわかります。

最新15巻で新たな展開を迎えた整とライカの関係、そしてこれから整がどんな事件と人々の心に出会うのか。今後の物語からも目が離せません。ぜひこの機会に、原作漫画を手に取ってみてはいかがでしょうか。