今日の閣下はどなたですか？ネタバレまとめ｜第1話〜最新話のあらすじと結末解説

「婚約者が日替わりで別人になる！？」そんな衝撃的な設定で話題沸騰中の漫画『今日の閣下はどなたですか？』。

行き遅れ令嬢アルマと、呪いによって人格が入れ替わるコンラート公爵との奇妙で甘いラブストーリーは、多くの読者を虜にしています。

この記事では、『今日の閣下はどなたですか？』の第1話から最新話（2025年5月26日更新の第14話②時点）までのあらすじを、ネタバレありで徹底的に解説します！

「どんな話か気になる」「続きを読む前に内容をおさらいしたい」という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

『今日の閣下はどなたですか？』とは？作品の基本情報

まずは、本作の基本情報からご紹介します。

『今日の閣下はどなたですか？』は、もともと「ビーズログ文庫」から刊行されている春臣あかり先生のライトノベルが原作です。その人気から、珠樹みつね先生によってコミカライズされ、現在KADOKAWAの「FLOS COMIC」レーベルにて連載されています。

繊細で美しい作画が、個性豊かな“閣下”たちと主人公アルマの心の機微を見事に描き出しており、原作ファンからも高い評価を得ています。

※ここからは、物語の核心に触れる重大なネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

それでは、波乱万丈な物語の幕開けから最新話までの展開を、順を追って見ていきましょう。

主人公は、家の事情から「行き遅れ」と揶揄される令嬢アルマ。彼女のもとに舞い込んだのは、冷徹で無愛想と悪評高いコンラート公爵との縁談でした。

覚悟を決めて公爵と対面した初日、アルマは噂通りの冷たい態度の「閣下」に圧倒されます。しかし、翌日会った彼は、まるで別人のように陽気でフレンドリー！

戸惑うアルマの前に、日替わりで現れる気弱な彼、理知的な彼、軟派な彼…。そう、コンラート公爵は呪いによって、喜怒哀楽の感情がそれぞれ独立した人格として現れる特異体質だったのです。

この衝撃の事実を知ったアルマは、彼を恐れるのではなく、「ただ不器用なだけかもしれない」と、すべての人格を受け入れようと決意します。

アルマの婚約生活は、実質的な“逆ハーレム”状態に！

情熱的にアプローチしてくる「喜び」の人格、冷静沈着に見えて実は嫉妬深い「怒り」の人格、オドオドしながらもアルマを気遣う「怯え」の人格…。

次々と現れる個性的な“閣下”たちに振り回されながらも、アルマは一人ひとりに誠実に向き合っていきます。彼女の優しさと芯の強さは、バラバラだった人格たちの心を少しずつ溶かし、彼らの間に不思議な連帯感を生み出していくのでした。

アルマと“閣下”たちの距離が縮まり、穏やかな時間が流れる一方で、物語には不穏な空気が漂い始めます。

一部の人格が暴走しそうになったり、公爵家の過去や呪いの背景を匂わせる会話が交わされたりと、単なるラブコメでは終わらないシリアスな展開が顔を覗かせます。

公爵家にかけられた呪いは、単なる不幸な偶然ではなく、政治的な陰謀が絡んでいる可能性が浮上。アルマは、ただ愛されるだけでなく、「彼を救いたい」と強く願うようになります。

本作の魅力は、なんといっても個性豊かなキャラクターたちです。ここでは主要な登場人物をご紹介します。

アルマ
本作の主人公。心優しく芯の強い令嬢。日替わりで現れる婚約者の人格たちに戸惑いながらも、すべてを受け入れようと奮闘します。彼女に秘められた力が物語の鍵を握ります。
コンラート公爵（閣下）
アルマの婚約者。呪いによって感情が人格として分離してしまった青年。基本となる冷静沈着な人格のほか、喜び、怒り、怯えなど、様々な人格が登場します。どなたが「今日の閣下」なのかが、毎回の見どころです。

他にも軟派な人格や子供っぽい人格など、魅力的な“閣下”が多数登場！あなたの“推し閣下”がきっと見つかるはずです。

コミカライズ版はまだ連載中のため、最終的な結末は描かれていません。しかし、物語の謎や今後の展開について考察するのも楽しみの一つですよね。

【考察ポイント】

呪いの正体と黒幕は誰か？
公爵家を妬む政敵か、それとも内部の裏切り者か。呪術を使った人物の目的が気になります。
アルマの力の正体とは？
最新話で示唆されたアルマの浄化能力。彼女の家系に秘密があるのかもしれません。
最終的に人格は統合されるのか？
もし呪いが解けたら、たくさんの人格たちは一つに戻ってしまうのでしょうか。少し寂しい気もしますが、本当の意味でコンラート公爵と結ばれる結末に期待が高まります。

アルマと閣下たちがどんな未来を掴むのか、今後の展開から目が離せません！