八雲立つ 灼【ネタバレまとめ】第1話〜最新(10巻)までの全ストーリー徹底解説

八雲立つ 灼 少女/女性漫画
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【ご注意】この記事には、樹なつみ先生の漫画『八雲立つ 灼』の重大なネタバレが含まれています。まだ作品を読んでいない方は、閲覧にご注意ください。

伝説的な人気を博した『八雲立つ』の続編として、多くのファンを魅了し続ける『八雲立つ 灼(やくもたつ あらた)』。前作から引き継がれる壮大な世界観と、新たに紡がれる登場人物たちの運命から目が離せません。

この記事では、物語の始まりである第1話から、2025年9月現在配信中の最新刊・第10巻までのストーリーを、各巻ごとに分かりやすく徹底解説します。物語の核心に触れる内容となりますので、あらすじを深く知りたい方、過去の展開を振り返りたい方におすすめです。

『八雲立つ 灼』の作品概要

『八雲立つ 灼』は、漫画家・樹なつみ先生による作品で、白泉社の漫画雑誌『MELODY』で現在も連載中です。1990年代に絶大な人気を誇った『八雲立つ』の正統続編として、2018年から物語がスタートしました。

古代の神々や巫覡(ふづち)の力を巡る和風ファンタジーと、現代を舞台にしたサイキック・サスペンスが融合した唯一無二の世界観が魅力です。単行本は、2025年9月時点で第10巻まで刊行されています。

壮大な物語のあらすじ

物語の主役は、かつて最強の巫覡(シャーマン)として生きた布椎闇己(ふづち くらき)が転生した姿である中学生・布椎晃己(ふづち こうき)。そして、前世からの固い絆で結ばれた親友・七地健生(ななち たけお)です。

平穏な日常を送っていたはずの二人が再会したことで、運命の歯車が再び動き出します。古代の神剣を巡る陰謀、人の負の感情が生み出す「念」、そして布椎一族にまつわる宿命が、彼らを新たな戦いへと誘います。晃己の中に眠る闇己の力は覚醒するのか、そして七地は今度こそ彼を守り抜けるのか。二人の絆を軸に、壮大な神話が現代で再び幕を開けます。

【巻別】八雲立つ 灼のネタバレ解説

ここからは、各巻のストーリーを詳しく解説していきます。物語の核心に迫る内容ですので、心して読み進めてください。

第1巻:運命の再会と物語の序章

中学生・布椎晃己として穏やかな日々を送っていた闇己の魂。彼の前に、高校の美術教師となった七地健生が現れます。この再会をきっかけに、晃己の中に眠っていた巫覡としての力が徐々に覚醒し始めます。古代の神剣の断片を巡る事件が発生し、二人は否応なく人知を超えた世界へと足を踏み入れることに。七地の持つ、人の心を癒す温かな力が、闇己の鋭利な力とは対照的に描かれ、今後の二人の関係性を予感させます。

第2巻:学園に潜む影と深まる謎

物語の舞台は晃己が通う磐坂学園へ。学園内で起こる不可解な事件を追う中で、晃己と七地は新たな協力者や敵対者と出会います。闇己の縁者を名乗る謎の人物が登場し、布椎一族の複雑な内情が少しずつ明らかに。日常と怪異が交錯する中で、晃己はまだ完全に制御できない自らの力に葛藤し、七地は教師として、そして親友として彼を支えようと奮闘します。

第3巻:偽りの神剣と本物の力

本物の神剣ではない「レプリカ」に、なぜか強大な力が宿るという奇妙な現象が発生。七地の純粋な思いが、無機物であるはずの模造品に魂を吹き込んでしまったのです。この出来事は、神剣の力の源泉が何であるかという、物語の根幹に関わる大きな伏線となります。闇己は、本物と偽物、そして自らの力の意味を問い直しながら、神剣を狙う者たちとの戦いに身を投じていきます。

第4巻:恐るべき屋敷神と新たな巫女

ある旧家で起こる怪異事件の調査に乗り出した闇己と七地。そこで彼らは、強大な力を持つ巫女・奇子と、彼女が祀る禍々しい「屋敷神」と対峙します。人の「恐れ」を糧にする屋敷神の存在は、これまでの敵とは一線を画す不気味さを放ちます。古代の儀式や神域といった、より深く、根源的な世界へと物語が拡大していく重要な巻です。

第5巻:犬神憑きの呪いと狙われる七地

神剣の情報を求め、梅園家を訪れた二人を待ち受けていたのは、旧家に伝わる「犬神憑き」の呪いでした。金と欲望にまみれた一族の醜い争いが、強力な呪いとなって具現化します。この事件で、優しい心を持つがゆえに負の念を引き寄せやすい七地が標的とされてしまいます。彼を守るため、闇己は自身の力を極限まで解放。二人の絆の強さが試される展開です。

第6巻:交錯する思惑と孤独な魂

物語のキーパーソンである蘇嶋市哉や、布椎一族の謎の女性・寧子など、脇を固めるキャラクターたちの内面が深く描かれます。特に、市哉が抱える闇己への嫉妬や孤独が、新たな事件の火種となります。それぞれのキャラクターが持つ思惑や過去が複雑に絡み合い、誰が敵で誰が味方なのか、簡単には判断できない緊張感のあるストーリーが展開されます。

第7巻:鎮魂祭と闇己の秘密

布椎の本家で行われる「鎮魂祭」に参加するため、禁域へと足を踏み入れた闇己と七地。ここで、闇己の身体に関する衝撃の事実が明かされます。彼の肉体的な成長は、13歳で止まってしまっていたのです。この秘密は、布椎一族が彼を宗主として祭り上げようとする思惑と深く関わっていました。前世の記憶と神剣の謎が、儀式の中で鮮烈に浮かび上がります。

第8巻:一時的な成長と新たなる脅威

神域の影響を受け、闇己の身体は一時的に17歳の青年の姿へと急成長します。しかし、その変化は周囲との間に微妙な距離を生み、七地と離れて単独で行動せざるを得ない状況に。そんな中、彼は山奥の廃ホテルに巣食う強力な悪霊「魔筋館」と対峙することに。かつてない強敵との戦いを通じて、闇己の新たな力の可能性と、同時にその限界が描かれます。

第9巻:「魔筋館」の攻防と逆襲の狼煙

強大な悪霊「魔筋館」に捕らえられ、絶体絶命の窮地に陥る闇己。神剣もない状況で、彼は村人たちを守るために必死の抵抗を試みます。闇己の危機を察知し、駆けつけた七地。二人が再び揃ったことで、反撃の狼煙が上がります。闇己の知略と七地の浄化の力、そして二人の揺るぎない信頼関係が、この苦境を打破する唯一の鍵となります。

第10巻(最新刊):過去の因縁と不穏なる影

「魔筋館」との戦いを終え、日常に戻った七地。しかし、あるパーティーで彼は、かつて自分を監禁した男・高條筑陽と忌まわしい再会を果たします。筑陽は闇己に対して異常な執着を見せ、さらに彼の縁者を名乗る謎の男・水能門(みずのと)も現れます。闇己は水能門から得体の知れない禍々しいオーラを感じ取り、新たな敵の出現を確信するのでした。過去の因縁が再び動き出し、物語はさらに予測不能な領域へと突入していきます。

主要登場人物

  • 布椎 闇己(ふづち くらき)/布椎 晃己(こうき)
    本作の主人公。古代最強と謳われた巫覡の転生した姿。中学生の晃己として暮らしているが、内に秘めた力は絶大。冷静沈着だが、七地のことになると感情的になる一面も。
  • 七地 健生(ななち たけお)
    もう一人の主人公。晃己が通う学校の美術教師。前世から闇己の唯一無二の親友であり、彼の力を浄化し、暴走を抑えることができる温かな魂の持ち主。

今後の見どころは?考察・伏線まとめ

『八雲立つ 灼』には、まだまだ多くの謎が残されています。今後の物語を読み解く上で重要となるポイントをまとめました。

  • 闇己の成長停止問題:13歳で成長が止まった闇己の身体は、今後どうなるのか。神剣の力を完全に取り戻すことが、成長の鍵を握っているのでしょうか。
  • 神剣の謎と「念」の正体:レプリカに力が宿ったように、神剣の力の源は「想い」や「念」と深く関係しているようです。全ての神剣が揃った時、何が起こるのか目が離せません。

  • 新たな敵・水能門の目的:最新10巻で登場した水能門は、間違いなく今後の物語のキーパーソンです。彼の正体、そして闇己に執着する理由とは一体何なのか、今後の展開に注目です。

よくある質問(FAQ)

Q. 『八雲立つ 灼』はどこで読めますか?
A. 全国の書店のほか、コミックシーモアなどの主要な電子書籍ストアで配信されています。コミックシーモアなら、お得なキャンペーンを利用して購入できることもあります。

Q. 前作『八雲立つ』を読んでいなくても楽しめますか?
A. はい、楽しめます。『灼』から読み始めても物語は理解できますが、前作を読んでおくと、闇己と七地の関係性や布椎一族の背景がより深く理解でき、面白さが倍増します。

Q. 最新刊は何巻ですか?
A. 2025年9月現在、単行本の最新刊は第10巻です。連載は雑誌『MELODY』で続いています。

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まとめ

この記事では、『八雲立つ 灼』の第1巻から最新10巻までのネタバレあらすじを詳しく解説しました。

転生を経て再会した闇己と七地の絆、古代から続く神剣を巡る謎、そして次々と現れる魅力的なキャラクターたち。樹なつみ先生が描く緻密で壮大な物語は、一度読み始めると止まらなくなること間違いなしです。

ネタバレを読んで物語の面白さを再確認した方も、これから初めて読むという方も、ぜひコミックシーモアで『八雲立つ 灼』の世界に浸ってみてください。