乙女ゲームの悪役令嬢に転生！断罪エンド目前かと思いきや、待っていたのは隣国の王太子からのまさかの求婚と甘すぎる溺愛生活でした――。
大人気異世界ラブストーリー『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』は、そのドラマティックな展開と魅力的なキャラクターで多くのファンを魅了しています。
この記事では、物語の始まりである第1話から、2025年9月1日に発売された最新16巻までのあらすじを、重要なポイントを押さえながら徹底的にネタバレ解説します。「これから読みたいけど、どんな話か気になる」「最新話の展開が知りたい！」という方は、ぜひチェックしてみてください。
※この記事は、作品の重大なネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』の作品概要
まずは、本作の基本的な情報をおさらいしておきましょう。
- 原作: ぷにちゃん
- 漫画: ほさかな
- 出版社: KADOKAWA
- 掲載誌: B’s-LOG COMIC
- 既刊情報: 2025年9月現在、コミックスは16巻まで発売中
原作小説とコミカライズの違い
本作は、小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた人気小説が原作です。コミカライズ版は、原作の魅力的なストーリーはそのままに、ほさかな先生の美麗な作画でキャラクターたちの表情や壮大な世界観が鮮やかに描かれているのが特徴です。特に、ティアラローズのドレスや王城の様子、アクアスティードの王子様オーラは必見！物語のテンポも良く、サクサクと読み進められます。
【ネタバレ注意】読む前にご確認ください
ここから先は、『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』の第1話から最新16巻までの具体的なストーリー展開に関するネタバレが含まれます。
結末や重要な展開をまだ知りたくない方は、ブラウザを閉じるか、先に作品を読んでからお楽しみいただくことを強くおすすめします。
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【巻別】1話から最新話までのネタバレあらすじ
それでは、物語の衝撃的な幕開けから最新刊までの流れを、時系列で追っていきましょう。
物語の始まり：悪役令嬢の自覚と突然の求婚（1巻）
主人公は、ラピスラズリ王国の侯爵令嬢ティアラローズ・ラピス・クラメンティール。彼女は卒業パーティの前日、自分が前世でプレイしていた乙女ゲーム『ラピスラズリの指輪』の悪役令嬢であることに気づきます。ゲームのシナリオ通りなら、婚約者であるハルトナイツ王太子から婚約破棄を告げられ、国外追放される「断罪イベント」が待っているはずでした。
覚悟を決めて臨んだ卒業パーティ。案の定、ハルトナイツはゲームのヒロイン・アカリを傍らに、ティアラローズの罪状を糾弾し始めます。万事休すかと思われたその時、会場に響いたのは「待った」の声。現れたのは、隣国マリンフォレストの王太子、アクアスティードでした。
彼はティアラローズの無実を証明するだけでなく、その場で「我が妃として、貴女をマリンフォレストへ迎え入れたい」と、まさかの公開プロポーズ！こうしてティアラローズは、断罪エンドを回避し、隣国の王太子に溺愛されるという、ゲームにはなかった未知のルートへと進むことになるのです。
溺愛の日々と新たな陰謀（2巻～5巻）
マリンフォレスト王国へ移ったティアラローズを待っていたのは、アクアスティードからの甘く激しい溺愛の日々でした。彼はティアラローズが大好きなお菓子を用意したり、美しいドレスを贈ったりと、常に彼女を最優先に考え、大切に扱います。
しかし、幸せなだけではいられません。ティアラローズの存在を快く思わない者たちや、ラピスラズリ王国に残してきた問題が、新たな火種となります。特に、元婚約者のハルトナイツや、ヒロインだったアカリの動向は不穏な影を落とします。ティアラローズは、前世のゲーム知識を活かしながら、アクアスティードと共に困難に立ち向かっていきます。
試される絆と王国の危機（6巻～10巻）
物語は中盤に差し掛かり、二人の関係はより深く、そして壮大なスケールへと展開していきます。古代魔法や妖精、魔物といったファンタジー要素が色濃くなり、ティアラローズとアクアスティードは王国の存亡に関わる大きな事件に巻き込まれていきます。
数々の危機を乗り越える中で、二人の信頼と愛情は確固たるものへと変わっていきます。アクアスティードの絶対的な愛に支えられ、ティアラローズもまた、ただ守られるだけのか弱い令嬢ではなく、自らの意志で未来を切り開く強い女性へと成長していく姿が描かれます。
過去との対峙、そして未来へ（11巻～15巻）
物語は、王国の歴史に隠された謎や、初代国王フェレス、そして彼に関わる重要人物リリアージュの因縁へと迫ります。過去の事件が現在にまで影響を及ぼし、ティアラローズたちはその核心を解き明かすための旅に出ることになります。
仲間たちとの協力、そして時には悲しい別れを経験しながら、二人は一歩ずつ真実へと近づいていきます。この一連の出来事を通じて、ティアラローズは悪役令嬢としての運命を完全に乗り越え、アクアスティードの隣に立つにふさわしい存在として、周囲からも認められていくのです。
最新16巻のネタバレと今後の展開
2025年9月1日発売の最新16巻では、旅の途中で初代国王フェレスたちと再会し、束の間の穏やかな時間を過ごすティアラローズの姿が描かれます。しかし、その平穏は長くは続きません。王城から「国王陛下が倒れられた」という緊急の知らせが届き、物語は急転直下、新たな局面を迎えます。
国王の急病は、単なる病なのか、それとも王国の転覆を狙う誰かの陰謀なのか…。過去の因縁が再び動き出し、王城を舞台にした緊迫のドラマが幕を開けることを予感させます。ティアラローズとアクアスティードは、この最大の危機にどう立ち向かうのでしょうか。二人の絆が再び試される、息をのむ展開から目が離せません。
主要キャラクター紹介
- ティアラローズ・ラピス・クラメンティール
本作の主人公。乙女ゲームの悪役令嬢に転生した侯爵令嬢。芯が強く心優しい性格で、お菓子作りが得意。アクアスティードからの溺愛に戸惑いながらも、次第に惹かれていく。 - アクアスティード・マリンフォレスト
隣国マリンフォレストの王太子。ティアラローズを深く愛し、あらゆるものから彼女を守ろうとするスパダリ王子。文武両道で完璧に見えるが、ティアラローズのことになると周りが見えなくなることも。 - ハルトナイツ・ラピスラズリ
ティアラローズの元婚約者で、ラピスラズリ王国の王太子。ゲームのヒロイン・アカリに心酔し、ティアラローズを断罪するが、後にその判断が間違いだったと気づくことになる。 - アカリ
ゲームの本来のヒロイン。聖なる力を持つとされるが、その言動には謎が多い。ティアラローズの運命を大きく変えるキーパーソン。
アニメ化決定！放送はいつから？
ファン待望のニュースです！2025年7月4日に、『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』のテレビアニメ化が正式に発表されました！
2025年9月現在、放送開始時期やキャスト、制作会社などの詳細はまだ明かされていませんが、今後の続報に期待が高まります。動いて喋るティアラローズやアクアスティードが見られる日が待ち遠しいですね！最新情報は公式サイトや公式SNSでチェックしましょう。
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まとめ：悪役令嬢の運命を変える溺愛ストーリーの魅力
『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』の第1話から最新16巻までのネタバレあらすじをご紹介しました。
本作の魅力は、アクアスティードの甘い溺愛っぷりはもちろん、悪役令嬢という運命に立ち向かい、自らの力で幸せを掴み取っていくティアラローズの成長物語にあります。単なるシンデレラストーリーではなく、陰謀や国の危機に立ち向かう壮大なファンタジー要素も加わり、読者を飽きさせません。
最新刊では新たな波乱の幕開けが描かれ、物語はますます盛り上がりを見せています。まだ読んだことがない方は、ぜひこの機会に手に取ってみてください！
