「あの時、ああしてタラ…」「もっと、こうしていレバ…」
そんな“もしも”話ばかりで夜な夜な女子会を繰り広げるアラサー女子たちに、金髪イケメンが突き刺すひと言。「このタラレバ女!」。
2017年に放送され、多くの女性の心をえぐりながらも、深い共感を呼んだドラマ『東京タラレバ娘』シーズン1。この記事では、全10話のあらすじから結末まで、物語の核心に迫るネタバレを徹底解説します。倫子、香、小雪の3人がどんな恋と仕事の壁にぶつかり、どんな結末を迎えるのか。この記事を読めば、もう一度あのドキドキとヒリヒリを味わいたくなること間違いなしです!
※この記事は、ドラマ『東京タラレバ娘』シーズン1の重大なネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
『東京タラレバ娘』シーズン1は全10話!気になる視聴方法は?
ドラマ『東京タラレバ娘』シーズン1は、2017年に放送された全10話の物語です。3人のリアルすぎる日常と、心に刺さる名言の数々が話題となりました。
「もう一度イッキ見したい!」「見逃してしまった回がある」という方もご安心ください。2025年12月現在、動画配信サービスHuluでシーズン1の全話が見放題配信中です!
彼女たちの奮闘を、今すぐその目で見届けてみませんか?
主要登場人物と物語のテーマ
物語を彩る個性豊かなキャラクターたち。まずは、この4人を抑えておきましょう。
- 鎌田倫子(吉高由里子):売れない脚本家。30歳。「キレイになっタラ、もっといい男が現れる」「好きになレバ、結婚できる」と、何かと理由をつけて行動しない主人公。
- 山川香(榮倉奈々):ネイリスト。倫子の高校時代からの親友。元カレのバンドマン・涼との腐れ縁に悩む。
- 鳥居小雪(大島優子):居酒屋「呑んべえ」の看板娘。冷静沈着に見えるが、実は情熱的。妻子ある男性との恋に落ちてしまう。
- KEY(坂口健太郎):人気モデル。倫子たちの女子会に突如現れ、「タラレバ女」と辛辣な言葉を浴びせる謎の金髪イケメン。
本作のテーマは、まさに「タラレバからの脱却」。恋も仕事も上手くいかない現実から目をそらし、“もしも”の世界に逃げ込む3人が、厳しい現実と向き合い、傷つきながらも自分の足で未来へ歩き出すまでを描く、痛快ながらも心に響く物語です。
【全話ネタバレ】東京タラレバ娘シーズン1のあらすじを徹底解説!
ここからは、各話のあらすじと見どころを詳しく解説していきます。彼女たちの恋と友情がどのように変化していくのか、時系列で振り返ってみましょう。
第1話:出会いは最悪!「タラレバ女」の烙印
脚本家の倫子は、8年前に告白してフラれたプロデューサーの早坂から「大事な話がある」と呼び出され、プロポーズを期待。しかし、早坂が紹介したのは彼の恋人である年下のADでした。失意のどん底で、香、小雪といつもの女子会を開いていると、金髪のイケメン・KEYに「タラレバ話ばかりで盛り上がれるなんて、楽でいいよな、このタラレバ女!」と一喝されてしまいます。これが、彼女たちの現実と向き合う戦いの始まりでした。
第2話:恋の再燃と仕事の現実
倫子は仕事で若手脚本家にポジションを奪われ、プライドがズタズタに。一方、香は元カレで売れないバンドマンの涼と再会し、都合のいい関係に戻ってしまいます。小雪は常連客の丸井が気になり始め、3人それぞれの恋が動き出す気配。そんな中、倫子は泥酔した勢いでKEYと一夜を共にしてしまい…?
第3話:揺れる関係と新たな恋
KEYとの関係に戸惑う倫子。彼がただの毒舌男ではないことに気づき始めますが、そのミステリアスな態度に翻弄されます。香は涼との関係に悩み、小雪は紳士的なサラリーマン・丸井との距離を縮めていきます。3人3様の恋が加速する一方で、友情にも少しずつ変化が見え始める回です。
第4話~第6話:不倫、過去、そして覚醒へ
物語は中盤で大きく動きます。小雪は順調だと思っていた丸井が既婚者であることを知ってしまい、禁断の恋に深く沈んでいくことに。香は涼との関係を清算しようと奮闘。そして倫子は、脚本家として崖っぷちに立たされながらも、KEYの過去に触れることで、彼への見方が変わっていきます。KEYが抱える悲しい過去が少しずつ明らかになり、物語に深みが増す重要なパートです。
第7話~第9話:それぞれの決断と別れの予感
クライマックスに向けて、3人は大きな決断を迫られます。香はきっぱりと涼との関係を断ち切り、婚活に乗り出します。小雪は丸井との不倫関係に終止符を打とうとしますが、なかなか断ち切れません。倫子は仕事で大きなチャンスを掴む一方、KEYとの関係に大きな転機が訪れます。KEYの亡き妻の存在が、2人の間に重くのしかかります。幸せになるために、何かを手放さなければならない。そんな切ない選択が描かれます。
第10話(最終回):タラレバの先に見た未来
ついに迎えた最終回。KEYの過去を受け止め、自分の気持ちと向き合った倫子。香は新たな恋に進むのか、それとも…。そして小雪は、泥沼化した不倫関係にどんな結末を選ぶのか。3人は、これまでのように「タラレバ」を言い訳にするのではなく、自分の意志で未来を選択します。彼女たちが手にしたのは、理想通りの幸せだったのでしょうか?それとも、全く違う形の幸せだったのでしょうか?涙と笑いの末に彼女たちが見つけた“答え”は、ぜひ本編で確かめてみてください。彼女たちの晴れやかな表情が、すべての物語を締めくくります。
もっと楽しむための深掘りポイント
ドラマをさらに楽しむために、注目したいポイントを3つご紹介します。
女子会のリアルすぎる会話劇
倫子・香・小雪の女子会シーンは本作の真骨頂!テンポの良い掛け合い、毒舌と本音が入り混じる会話は、まるで自分の友達との会話を聞いているかのよう。セリフの裏に隠された彼女たちの本心や葛藤を読み解くと、物語がより一層面白くなります。
KEYの言葉に隠された本当の意味
常に辛辣な言葉で3人を追い詰めるKEY。しかし、彼の言葉はただの毒舌ではありません。それは、過去に大きな後悔を抱える彼だからこそ言える、愛のあるムチなのです。彼の言葉が、3人にどう響き、どう行動を変えさせたのかに注目してみましょう。
原作漫画との違いを楽しむ
ドラマ『東京タラレバ娘』は、東村アキコ先生の原作漫画をベースにしています。原作は、より風刺が効いていて毒が強め。ドラマで描かれたエピソードやキャラクターの心情が、原作ではどう表現されているのかを比較するのも一興です。ドラマを観てハマった方は、ぜひ原作の世界にも触れてみてください!
こんな人におすすめ!『東京タラレバ娘』が刺さる理由
- 30歳前後の女性:恋愛、結婚、仕事…リアルな悩みの数々に「わかる!」と共感すること間違いなし!
- リアルな会話劇が好き:脚本家・相沢友子さんが手がけるテンポの良いセリフの応酬は必見です。
- 何かを変えたいと思っている人:「タラレバ」ばかり言っている自分に喝を入れたい、一歩踏み出す勇気が欲しい人に勇気を与えてくれます。
よくある質問(FAQ)
- Q. KEYの正体や過去って何だったの?
- A. KEYは売れっ子モデルですが、過去に病気の妻を亡くしています。妻が「生きていタラ…」「元気だっレバ…」と言いながら亡くなったことから、「タラレバ」という言葉に強い嫌悪感を抱いています。その過去が、倫子たちへの厳しい態度の裏に隠されていました。
- Q. 結局、倫子たちは誰と結ばれたの?
- A. シーズン1の結末では、3人とも特定の誰かと結ばれるという単純なハッピーエンドではありません。それぞれが過去の恋愛に区切りをつけ、新しい未来に向かって一歩を踏み出すという、現実的で希望に満ちた終わり方を迎えます。詳しくはぜひ本編をご覧ください。
- Q. 原作漫画はどこで読める?
- A. 原作漫画『東京タラレバ娘』(全9巻)は、コミックシーモアなどの電子書籍ストアで全巻配信中です。ドラマとの違いを楽しみながら読むのがおすすめです。
まとめ:言い訳はもう終わり!行動する勇気をくれる物語
ドラマ『東京タラレバ娘』シーズン1は、ただの恋愛ドラマではありません。「タラレバ」という言い訳をやめて、自分の人生を自分で選択し、行動することの大切さを教えてくれる物語です。
3人の選択に共感したり、反発したり、一緒に泣いたり笑ったり…。見終わった後には、きっと明日から少しだけ前に進む勇気をもらえるはずです。
あの感動と興奮をもう一度味わいたい方は、ぜひHuluでチェックしてみてください!


