【注意】この記事には『残機×99』の重大なネタバレが含まれています。
本記事は、愛南ぜろ先生による衝撃作『残機×99』の第1話から最終話（全3巻）までのあらすじと結末を徹底解説しています。未読の方や、ご自身で結末を確かめたい方は閲覧にご注意ください。
「次に死ぬのは、誰？」。理不尽なデスゲームに巻き込まれた99人の少女たち。彼女たちの命は「残機」として扱われ、クリア不可能な“死にゲー”へと強制転送されていきます。この記事では、謎が謎を呼ぶサスペンスホラー『残機×99』の全貌を、物語の時系列に沿って詳しくネタバレ解説します。
黒幕の正体は？ 主人公あきらの秘密とは？ そして、衝撃の結末とは一体…？物語の核心に迫っていきましょう。
『残機×99』の基本情報
まずは作品の基本情報からご紹介します。2025年9月現在、物語はすでに完結しており、全3巻で読むことができます。
- 作品名：残機×99
- 作者：愛南ぜろ
- 出版社：新潮社（BUNCH COMICS）
- 掲載誌：くらげバンチ
- 巻数：全3巻（完結）
- 配信状況：コミックシーモアほか、主要電子書籍ストアで配信中
各巻の発売日
- 第1巻：2018年9月7日
- 第2巻：2019年2月9日
- 第3巻：2019年9月9日
『残機×99』のあらすじ
気が付くと、そこは見知らぬ広い部屋。集められたのは99人の少女たち。番号入りの体操服を着せられ、困惑する彼女たちの前に巨大なスクリーンが現れる。「これより皆さんを二次元の世界へ転送します」。番号の若い順に一人ずつ、レトロなクソゲー『BLUE BIRD』の世界へ強制転送されてしまう少女たち。それは、文字通りの“死にゲー”だった――。少女たちの命を「残機」として、悪趣味なデスゲームが今、始まる。
極限状態に置かれた少女たちの心理描写と、予測不能な展開が魅力のサスペンス作品です。
主要な登場人物
物語を動かす中心人物たちを簡単にご紹介します。
- 新田あきら（にった あきら）
本作の主人公。ボーイッシュな見た目の大学生で、物語は彼女の視点から語られることが多いです。冷静沈着に見えますが、心にはある想いを秘めています。 - 秋瀬かえで（あきせ かえで）
物語のキーパーソンの一人。挑発的で自己中心的な言動が多く、集団の和を乱すトラブルメーカー。しかし、その行動には何か理由があるようで…？ - 豊島よし子（とよしま よしこ）
ゲーム『BLUE BIRD』のプレイ経験がある少女。その知識を活かしてゲーム攻略の糸口を見つけようとしますが、極限状態の中で精神的に追い詰められていきます。 - 東雲キッカ（しののめ きっか）
不思議な予知能力を持つ少女。彼女の言葉が、時に仲間を救い、時に混乱を招きます。
【ネタバレ】第1巻｜絶望のデスゲーム開幕
物語は、主人公・新田あきらを含む99人の少女たちが、番号の書かれた体操服姿で謎の施設に監禁されている場面から始まります。
状況が飲み込めない彼女たちの前にスクリーンが現れ、「番号の若い順に、二次元のゲーム世界『BLUE BIRD』へ転送する」という無慈悲なルールが告げられます。転送先は、凶悪なモンスターが跋扈する高難易度の“死にゲー”。現実世界での死は、ゲーム内での「残機」の減少を意味していました。
次々と転送されては、なすすべなく命を落としていく少女たち。その凄惨な光景に、生存者たちの間には不信感と恐怖が渦巻いていきます。そんな中、ゲーム知識を持つよし子や、挑発的な態度で場をかき乱すかえでなど、個性的なキャラクターたちが動き出し、物語は混沌の渦へと飲み込まれていきます。
第1巻のラストでは、このゲームの異常さと「残機＝命」という絶望的な現実が参加者たちに深く刻み込まれ、生き残りをかけた醜い争いの幕開けを予感させます。
この絶望の始まりを、今すぐチェック！
【ネタバレ】第2巻｜深まる謎とあきらの秘密
デスゲームが本格化する第2巻。参加者たちは、ステージボス「テグテグ」などの強敵に苦しめられ、残機はさらに減少していきます。
生き残るためには協力が必要不可欠ですが、極限状態は少女たちの精神を蝕み、裏切りやいがみ合いが頻発。特に、生存確率が高いとされる「99番」のプレイヤーを巡る争いは激化し、人間関係は修復不可能なほどに亀裂が入ります。
そして、ついに主人公・あきらの転送の順番が回ってきます。ここで、あきらが抱える身体的な秘密が明かされ、物語は新たな局面を迎えます。この衝撃的な事実は、他の参加者たちに大きな動揺を与え、物語の謎を一層深めることになります。
協力と裏切りが交錯する中で、あきらたち主要キャラクターの運命が大きく動き出す、息もつかせぬ展開が続きます。
【ネタバレ】第3巻｜黒幕の正体と衝撃の結末
物語は最終局面へ。生き残った者たちは、この非人道的なデスゲームを仕組んだ「黒幕」の存在に迫っていきます。
なぜ99人の少女たちが集められたのか？ ゲーム『BLUE BIRD』に隠された目的とは？ 全ての謎が、一本の線で繋がっていく展開は圧巻です。
最終話では、ついに黒幕の正体とその動機が明かされます。その理由を知った時、読者は驚きと共に、深いやるせなさを感じることでしょう。誰が生き残り、誰が犠牲になるのか。少女たちが迎える結末は、単純なハッピーエンドでもバッドエンドでもありません。
希望と絶望が入り混じり、読後に深い余韻と問いを残す結末となっています。この衝撃のラストは、ぜひあなた自身の目で確かめてみてください。
犯人・黒幕の正体と結末の考察
『残機×99』の最大の謎である黒幕の正体。最終巻でその人物が明らかになりますが、それは多くの読者の予想を裏切る、非常に身近な存在です。
黒幕がこのゲームを行った動機には、現代社会が抱える問題や人間の歪んだ感情が深く関わっています。単なるサスペンスホラーに留まらない、社会への痛烈なメッセージ性が込められているのです。
そして、物語の結末。生き残った者たちが手にしたものは、果たして本当に救いだったのでしょうか。犠牲になった者たちの想いはどうなるのか。物語は完結しますが、登場人物たちの未来を想像させる、非常に考えさせられるラストシーンで幕を閉じます。
『残機×99』のよくある質問（Q&A）
- Q. この漫画は完結していますか？
- A. はい、コミックス全3巻で完結しています。2025年9月現在、コミックシーモアなどで全巻読むことができます。
- Q. 黒幕（犯人）は誰ですか？
- A. 黒幕の正体は最終巻で明かされます。その意外な人物と悲しい動機は、本作の大きな見どころの一つです。
- Q. 主人公あきらの秘密とは何ですか？
- A. 第2巻で、あきらの身体に関する重大な秘密が明らかになります。この秘密が、物語の展開に大きな影響を与えます。
『残機×99』をお得に読むならコミックシーモア！
『残機×99』のネタバレ解説を読んで、物語の続きが気になった方も多いのではないでしょうか？
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まとめ：『残機×99』は予測不能な傑作サスペンス！
この記事では、愛南ぜろ先生の『残機×99』の第1話から最終話までのネタバレを解説しました。
- 99人の少女たちが理不尽なデスゲームに巻き込まれる
- 主人公あきらの秘密や、黒幕の正体など謎が満載
- 全3巻で完結済み、衝撃的だが考えさせられる結末
人間の本性が剥き出しになる極限状態での心理描写と、二転三転するストーリーから目が離せません。ただ怖いだけではない、心に深く突き刺さる物語です。
ネタバレを読んでも、実際に漫画を読むことで得られる緊張感や衝撃は格別です。ぜひこの機会に、全巻一気読みしてみてはいかがでしょうか？
