カムゴロシ ネタバレ【全巻】1話から最新10巻までのあらすじと結末を徹底解説！

「もし、文明社会から隔絶された島に不時着してしまったら…？」

息もつかせぬ展開で読者を惹きつけてやまないトライバル・サバイバル漫画『カムゴロシ』。この記事では、1998年を舞台に、海図にない島で繰り広げられる生存者たちの過酷な運命を、第1巻から2025年11月現在で配信中の最新刊（第10巻）まで、ネタバレありで徹底解説します。

物語の結末はどうなるのか？主要キャラクターたちの運命は？作品の魅力と合わせて、あらすじを時系列でご紹介します。

この記事を読めば、『カムゴロシ』の壮大な物語の全貌がわかります。まずは試し読みから始めたいという方は、お得に読めるコミックシーモアがおすすめです。

漫画『カムゴロシ』の作品情報

『カムゴロシ』は、大人気サバイバルホラー『インゴシマ』の公式スピンオフ作品です。本編とは異なる時代、異なる人物たちによる、もう一つの絶望の物語が描かれています。

【ネタバレ注意】『カムゴロシ』全巻のあらすじを巻ごとに解説

ここからは、『カムゴロシ』の物語の核心に触れるネタバレを含みます。まだ作品を読んでいない方、ご自身の目で展開を確かめたい方はご注意ください。

物語は、旅客機の不時着という突然の悲劇から始まります。生き残った乗客たちがたどり着いたのは、独自の文化と恐ろしい掟を持つ「シマビト」が支配する島でした。

第1巻：絶望の始まり

1998年、嵐に見舞われた旅客機が海図にない島に不時着します。生存者たちは安堵する間もなく、島の住民「シマビト」に捕らえられてしまいます。彼らは生存者たちを「漂流物」として扱い、男性は労働力か処刑、女性は「子を産む道具」として分配されるという過酷な現実を突きつけられます。

女子高生の伊吹七瀬は、島の王の「嫁」として選ばれてしまい、絶望の淵に立たされます。文明社会の常識が一切通用しない島で、生存者たちの生き残りをかけた壮絶な日々が幕を開けます。

第2巻：脱出への渇望と島の掟

七瀬は仲間と共に脱出を試みますが、シマビトたちの圧倒的な力の前に計画は頓挫。島の若き王族であるガモウは、七瀬に興味を示しつつも、島の掟を冷徹に執行していきます。乗客同士の間にも不和が生まれ、極限状態の中で人間の醜い部分が露呈し始めます。生き残るためには、島の掟に従うしかないのか、それとも抗い続けるのか。生存者たちの苦悩が深まっていきます。

第3巻～第4巻：蠢く島の権力闘争

物語の視点は生存者だけでなく、島内部の権力争いにも向けられます。島の王「ミガト」の座を巡り、ガモウをはじめとする有力者たちの思惑が交錯。シマビトたちの間にも派閥が存在し、一触即発の緊張感が漂います。七瀬たちは、この島の政治的な争いに否応なく巻き込まれていくことになります。島の儀式や独自の文化が明かされる中で、この土地の持つ不気味さと根深い歴史が徐々に明らかになっていきます。

第5巻～第6巻：加速する抗争と分断

島の部族間での衝突が激化。七瀬たち生存者は、それぞれの思惑から異なる派閥に加担せざるを得ない状況に追い込まれ、仲間同士でさえも分断されていきます。ガモウや敵対するジウベエなど、主要なシマビトたちの過去や信念が描かれ、物語にさらなる深みを与えます。誰を信じ、誰を裏切るのか。生き残るための選択が、登場人物たちを非情な決断へと導きます。

第7巻～第8巻：一条の光と新たな絶望

絶望的な状況の中で、島から脱出できる可能性の象徴として「飛行艇」の存在が浮上します。七瀬たちは飛行艇を巡り、新たな希望を見出しますが、それは同時にシマビトたちの権力争いをさらに激化させる火種ともなります。ガモウは七瀬に対し、島の女として生きる道を強要し、その関係性は複雑さを増していきます。果たして、飛行艇は希望の翼となるのでしょうか。

第9巻：全面戦争、開戦前夜

ミガトの座を巡る争いはいよいよ最終局面へ。ガモウ率いる勢力と、対立するダイギンの勢力が、島の覇権を賭けた全面戦争へと突き進みます。周到な準備、策略、そして裏切り。嵐の前の静けさのように、島全体が不穏な空気に包まれます。七瀬たち生存者は、この大きな戦いの渦の中で、自らの生きる道を選択しなければなりません。

第10巻（最新刊）：救出作戦と迫る決戦の時

敵対勢力に囚われた仲間コリオを救出するため、ジウベエたちが隠密作戦を決行。一方、七瀬たちも脱出の最後のチャンスを伺い、ギリギリの駆け引きを続けます。戦いの火蓋が切られる直前の、息詰まるような緊張感が島を支配します。信頼と裏切りが交錯する中、それぞれの正義がぶつかり合う最新刊。果たして救出作戦の行方は？そして、七瀬たちの運命を左右する決戦の結末は…？物語はクライマックスに向け、一気に加速していきます。

『カムゴロシ』の主要キャラクター

過酷な島で生きる登場人物たち。ここでは物語の中心となるキャラクターを簡単にご紹介します。

• 伊吹 七瀬（いぶき ななせ）
  本作の主人公。ごく普通の女子高生だったが、島に不時着後、王の「嫁」に選ばれる。過酷な運命に翻弄されながらも、強い意志で生き抜こうとする。
• ガモウ
  島の王族であり、次期ミガトの最有力候補。冷酷非情でありながら、カリスマ性と高い戦闘能力を持つ。七瀬に強く執着し、物語の鍵を握る重要人物。
• ジウベエ
  ガモウと対立する勢力に属するシマビト。島の古い慣習に疑問を抱いており、七瀬たち生存者に協力的な姿勢を見せることもある。

『カムゴロシ』の見どころと魅力

なぜ『カムゴロシ』はこれほどまでに読者を惹きつけるのでしょうか。その魅力を3つのポイントで解説します。

息もつかせぬトライバル・サバイバル

最大の魅力は、なんといってもその圧倒的な緊迫感です。文明社会のルールが一切通用しない島で、いつ命を落とすかわからない極限状態が続きます。シマビトたちの独自の文化や儀式、そして容赦のない暴力描写は、読者に強烈なインパクトを与えます。

極限状態で問われる人間の本性

生き残るためには、仲間を裏切ることも厭わないのか。それとも、人としての尊厳を守り抜くのか。登場人物たちは常に究極の選択を迫られます。極限状態だからこそ露わになる人間のエゴや欲望、そしてかすかな良心が生々しく描かれており、深い人間ドラマとしても楽しめます。

謎が謎を呼ぶストーリー展開

「この島は何なのか？」「シマビトたちのルーツは？」など、物語には多くの謎が散りばめられています。巻を追うごとに少しずつ真実が明かされていきますが、それがまた新たな謎を生み、読者の考察意欲を掻き立てます。ページをめくる手が止まらなくなること間違いなしです。

『カムゴロシ』に関するよくある質問

Q. 『カムゴロシ』は全何巻ですか？完結していますか？

A. 2025年11月現在、10巻まで配信されており、まだ完結していません。物語はクライマックスに向けて進行中です。

Q. 『インゴシマ』を読んでいなくても楽しめますか？

A. はい、楽しめます。『カムゴロシ』は『インゴシマ』のスピンオフですが、時代も登場人物も異なる独立した物語です。もちろん、『インゴシマ』を読んでいれば、より世界観の深さを感じられるでしょう。

まとめ：衝撃のサバイバル譚をその目で確かめよう！

この記事では、漫画『カムゴロシ』の第1巻から最新10巻までのネタバレあらすじをご紹介しました。

不時着した島で繰り広げられる、生存者たちの絶望と希望の物語。過酷な運命に抗う七瀬、島を支配するガモウ、そして様々な思惑が渦巻くキャラクターたちが織りなす人間ドラマは、一度読んだら忘れられない衝撃を与えてくれます。

「この先、物語はどうなってしまうのか…？」

少しでも気になった方は、ぜひ電子書籍で読んでみることをおすすめします。特にコミックシーモアでは、無料の試し読みやお得な初回登録クーポンがあり、気軽に『カムゴロシ』の世界に飛び込めます。

予測不能な展開が続く『カムゴロシ』。この衝撃の物語を、ぜひあなた自身の目で確かめてみてください。