※この記事は、漫画『彼、岸島』の結末を含む重大なネタバレを記載しています。未読の方はご注意ください。
「ハァハァ…なんだってこんなことになっちまうんだ…!」でおなじみ、松本光司先生が描く大人気サバイバルホラー『彼岸島』。
その公式スピンオフとして、本編のシリアスな展開にキレキレのツッコミを入れていくギャグ漫画が『彼、岸島』です。
この記事では、『彼、岸島』の第1話から最終話までのあらすじを完全ネタバレで解説!主人公・岸島を待ち受ける衝撃の結末や、本作ならではの見どころを徹底的にご紹介します。
この記事の要点(忙しい人向け)
- 『彼、岸島』は、本家『彼岸島』の名場面に主人公・岸島がツッコミを入れる公式スピンオフギャグ漫画です。
- 物語は全4巻(全31話+最終話)で既に完結しています。
- 最終話では、ギャグ漫画とは思えない岸島の壮絶な最期と「友情」が描かれ、感動の結末を迎えます。
- 本編のファンはもちろん、未読の方でも楽しめる傑作コメディです。
物語の全貌が気になった方は、お得なキャンペーンが豊富なコミックシーモアでぜひ一気読みしてみてください!
『彼、岸島』とは?作品の基本情報
『彼、岸島』は、原案・松本光司先生、作画・佐世保太郎先生による漫画作品です。2020年10月から「ヤンマガWeb」および「コミックDAYS」にて連載が開始され、2021年12月に完結。単行本は全4巻が発売されています。
物語は、吸血鬼が支配する絶海の孤島「彼岸島」を舞台に、レジスタンスの一員であるごく普通の青年「岸島」の視点で描かれます。本家『彼岸島』で繰り広げられる絶望的な惨劇や、常人離れしたキャラクターたちの言動に対し、岸島が読者の気持ちを代弁するかのようにツッコミを入れまくるのが最大の特徴です。
| タイトル | 彼、岸島 |
|---|---|
| 作者 | 作画:佐世保太郎 原案:松本光司 |
| 連載媒体 | ヤンマガWeb、コミックDAYS |
| 巻数 | 全4巻(完結済み) |
| ジャンル | 青年マンガ, ギャグ・コメディー, ホラー |
第1話から最終話までのネタバレあらすじ
ここからは、『彼、岸島』の物語を序盤・中盤・終盤に分けて、各話の展開を追いながら解説していきます。
序盤(第1話~第5話):岸島のツッコミが冴えわたる導入部
物語は、岸島が彼岸島の過酷な現実に放り込まれる第1話「惨劇」から始まります。本家でおなじみの絶望的なシーンの数々に対し、「いや無理だろ!」「なんでだよ!」と岸島のツッコミが炸裂。読者は一瞬でこの作品がただのスピンオフではないことを理解します。
続く第2話「斧神」では、伝説の師匠・斧神が登場。丸太を軽々と振り回す人間離れした師匠の姿に、岸島はドン引きしながらもツッコミを入れ続けます。その後も「接吻」など、本編の名場面(迷場面?)が次々と岸島のツッコミによってギャグへと昇華されていきます。
中盤(第6話~第20話頃):本家キャラクター総登場のパロディ祭り
中盤にさしかかると、主人公の明やその兄・篤、宿敵・雅といった本家『彼岸島』の重要キャラクターたちが続々と登場します。
しかし、本作では彼らのシリアスな活躍もすべて岸島のツッコミの対象。明の無茶な作戦や、雅のカリスマ性あふれる(?)言動など、原作ファンならニヤリとできるパロディネタが満載です。岸島の視点を通すことで、あの絶望的な世界のキャラクターたちがどこか愛すべき存在に見えてくるから不思議です。
終盤(第21話~最終話):物語はクライマックスへ…そして衝撃の結末
物語は終盤、「列島」や「猛攻」、「嫌疑」といった不穏なタイトルが並び、本家のスケールアップした展開をなぞるように進んでいきます。どんなに絶望的な状況でもツッコミを止めない岸島でしたが、彼の運命もまた、容赦なく最終局面へと向かっていきます。
そして迎える最終話「友情」。これまで数々の理不尽にツッコミを入れてきた岸島が、最後にたどり着いた答えとは…。ギャグ漫画として走り抜けた本作が、最後に示す壮絶な結末は必見です。
最終話の結末を考察!岸島の壮絶な最期とは?
『彼、岸島』の最終話では、主人公・岸島の「壮絶な最期」が描かれます。
単行本4巻のあらすじにも「さらば、岸島…壮絶な最期……」と記されている通り、彼の物語は明確な形で終わりを迎えます。
最後の最後までギャグのテンションを保ちつつも、最終話のタイトルが示す「友情」がテーマとなり、読者の胸を打つエモーショナルな展開が待っています。果たして、ただの一般人だった岸島は、英雄たちの中でどのような最期を選んだのでしょうか。
その結末は、笑いと少しの涙なしには語れません。この衝撃的なラストは、ぜひご自身の目で確かめてみてください。
ここが面白い!『彼、岸島』3つの見どころ
『彼、岸島』の魅力を3つのポイントに絞ってご紹介します。
① 本家『彼岸島』の名場面をギャグで再構築
最大の魅力は、なんといっても本家の名場面を大胆にパロディ化している点です。「巨大な丸太を武器にする」「味方がどんどん死ぬ」「敵がやたらと強い」など、『彼岸島』ならではの“お約束”を、本作は愛あるイジりで笑いに変えています。原作ファンであればあるほど楽しめること間違いなしです。
② 主人公・岸島の秀逸なツッコミ
本作の面白さは、主人公・岸島のツッコミのキレにかかっていると言っても過言ではありません。超人的なキャラクターたちに囲まれながら、唯一読者と同じ常識的な目線を持つ彼のツッコミは、時に鋭く、時に的確で、物語のテンポを小気味よく生み出しています。
③ ギャグだけじゃない!ラストに待つ感動
全編を通してギャグ漫画として展開しますが、最終話で描かれる結末は多くの読者の心を揺さぶりました。ただ笑えるだけでなく、しっかりと一本の物語として着地させる構成力は見事です。笑って楽しんだ後に、ふと心に残る読後感を味わえます。
『彼、岸島』に関するQ&A
よくある質問をQ&A形式でまとめました。
- Q1. 『彼、岸島』は何巻で完結?何話まである?
- A1. 単行本は全4巻で完結済みです。話数としては、第31話と「最終話」で構成されています。
- Q2. 原作の『彼岸島』を読んでいなくても楽しめる?
- A2. はい、楽しめます。本作単体でギャグ漫画として成立していますが、原作を読んでいるとパロディ元がわかり、より一層楽しめることは間違いありません。
- Q3. 『彼、岸島』はどこで読める?
- A3. 全国の電子書籍ストアで配信されています。特にコミックシーモアなら、新規会員登録で70%OFFクーポンがもらえるなど、お得に購入できるキャンペーンが充実しているのでおすすめです。
まとめ:『彼、岸島』のネタバレ解説でした
この記事では、公式スピンオフギャグ漫画『彼、岸島』の第1話から最終話までのネタバレあらすじと、その結末について詳しく解説しました。
本家『彼岸島』の恐怖と絶望を、笑いとツッコミで乗り越えていく岸島の奮闘は、唯一無二の面白さがあります。そして、ギャグ漫画の枠を超えた感動のラストは、多くのファンの心に残るものとなりました。
まだ読んだことがない方は、この機会にぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。岸島のキレ味鋭いツッコミと、衝撃の結末をぜひご自身の目でお確かめください!


