『ママレード・ボーイ』で知られる吉住渉先生が描く、傑作学園ラブコメディ『ミントな僕ら』。双子の姉を追いかけて、なんと“女装”して全寮制の学校に転入してしまった弟・のえるの、ハラハラドキドキな二重生活を描いた物語です。
この記事では、そんな『ミントな僕ら』の第1話から気になる最終話(全6巻)までのあらすじを、物語の時系列に沿って徹底的にネタバレ解説します!
「昔読んだけど結末を忘れてしまった…」「購入前にどんな話か知りたい!」という方は、ぜひ最後までお付き合いください。
この記事のポイント
- 『ミントな僕ら』の第1話から最終話までのストーリーを時系列で解説
- 主要登場人物の魅力や関係性の変化がわかる
- 女装の行方、恋の結末など、物語の核心に迫る
- 全巻お得に読める電子書籍情報もご紹介
『ミントな僕ら』の作品概要
まずは『ミントな僕ら』の基本的な情報をおさらいしましょう。
| 作者 | 吉住渉 |
| 連載誌 | りぼん(集英社) |
| 連載期間 | 1997年 – 2000年 |
| 巻数 | 全6巻(完結) |
| ジャンル | 少女マンガ, 恋愛, ラブコメ |
『ミントな僕ら』は、20年以上経った今でも多くのファンに愛され続ける、90年代りぼんを代表する名作の一つです。
【ネタバレ】第1話から最終話までのあらすじを時系列で解説
※ここからは、物語の核心に触れる重大なネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
それでは、主人公のえるの波乱に満ちた学園生活を、物語の流れに沿って見ていきましょう。
第1話〜序盤:シスコン炸裂!禁断の女装転入と学園生活の始まり
物語は、主人公・南野のえるが、大好きな双子の姉・まりあに振り回されるところから始まります。まりあは、中学最後のバスケの試合で一目惚れした森ノ宮学園のコーチ・広部を追いかけ、全寮制の高校へ転校してしまいます。
姉と離れたくない一心で、後を追って森ノ宮学園に転入しようとするのえる。しかし、男子寮はまさかの満員!諦めきれないのえるは、「女子寮なら空きがある」という言葉を頼りに、髪を伸ばし、女の子のフリをして転入するというとんでもない計画を実行します。
こうして、まりあの「妹」として女子寮に入ったのえる。ルームメイトになったクールな美少女・牧村未有や、クラスメイトの男子・佐々龍至など、個性的な友人たちとの奇妙で危険な二重生活がスタートするのでした。
中盤:友情と恋心の交錯!佐々からの告白とのえるの決断
女装生活にも慣れ始めた頃、のえるに最大のピンチが訪れます。クラスメイトの佐々が、女の子としてのえるに本気で恋をしてしまったのです。
最初は親しい友人として接していた二人ですが、佐々は次第にのえるの飾らない人柄に惹かれ、ついに告白。さらにはキスまでしてしまいます。友情が壊れることを恐れ、そして何より男友達を騙している罪悪感に苛まれたのえるは、大きな決断を迫られます。
悩んだ末、のえるは佐々に「自分は男だ」という真実を告白。当然、佐々は大きなショックを受けますが、のえるが女装している理由を知り、次第に彼の立場を理解していきます。この出来事を通して、二人の間には性別を超えた本物の友情が芽生えることになります。
終盤:本当の恋と姉離れ、そして感動の結末へ
佐々との一件を乗り越えたのえるでしたが、彼の心には新たな感情が芽生えていました。それは、ルームメイトである未有への恋心です。どこか影のある彼女の家庭事情を知り、「守ってあげたい」という気持ちが日に日に強くなっていきます。
一方、姉のまりあも、追いかけてきた広部コーチとの恋に破れ、その弟・良陽と付き合うなど、新たな道を歩み始めていました。当初の目的だった「姉を連れ戻す」ことから、のえるの意識は少しずつ「自分の恋」へとシフトしていきます。
物語の終盤では、のえるの女装の秘密を知る人物が現れたり、新たな恋のライバルが登場したりと、波乱の展開が続きます。それぞれのキャラクターが自分の本当の気持ちと向き合い、悩み、成長していく姿が丁寧に描かれます。
最終話、のえるは女装生活に終止符を打ち、一人の男の子として自分の恋に決着をつけようとします。双子の姉弟がそれぞれ精神的に自立し、新たな一歩を踏み出すラストは、読後に爽やかな感動を与えてくれることでしょう。彼らが最後に選んだ未来とは…?その結末は、ぜひご自身の目でお確かめください。
『ミントな僕ら』の主要登場人物まとめ
物語を彩る魅力的なキャラクターたちを簡単にご紹介します。
- 南野 のえる
本作の主人公。シスコン気味で、双子の姉・まりあが大好き。まりあを連れ戻すために女装して森ノ宮学園に転入する。 - 南野 まりあ
のえるの双子の姉。恋に真っ直ぐなタイプで、バスケ部のコーチに一目惚れして森ノ宮学園へ。 - 牧村 未有
のえるのルームメイト。クールでミステリアスな雰囲気を持つ美少女。物語の鍵を握るヒロイン。 - 佐々 龍至
のえるのクラスメイト。快活で面倒見の良い好青年。女装したのえるに恋をしてしまう。
『ミントな僕ら』の3つの見どころ・魅力
数ある魅力の中から、特に注目したいポイントを3つピックアップしました!
- ハラハラドキドキの女装コメディ
いつバレるか分からないスリルと、男の子であることが原因で起こる勘違いやすれ違いが、最高のコメディを生み出しています。 - 性別を超えた友情と恋愛
のえると佐々の関係をはじめ、「好き」という気持ちの多様性が描かれます。単純なラブコメに留まらない、深いテーマ性も魅力です。 - 双子の成長と自立の物語
物語の根底にあるのは、仲が良すぎる双子の「姉弟離れ」の物語。お互いを思いやりながらも、それぞれの道を見つけていく姿に胸が熱くなります。
『ミントな僕ら』はどこで読める?お得な購入方法も
『ミントな僕ら』は、2025年11月現在、全6巻が完結しており、各電子書籍ストアで配信中です。
特に、国内最大級の品揃えを誇る「コミックシーモア」なら、お得なクーポンやキャンペーンを利用して、全巻まとめて楽しむのがおすすめです。
今すぐ1巻を試し読みして、あの頃のトキメキをもう一度味わってみませんか?
よくある質問(FAQ)
- Q. 『ミントな僕ら』は何巻で完結しますか?
- A. 全6巻で完結しています。
- Q. 文庫版はありますか?
- A. はい、全4巻の文庫版も刊行されています。
- Q. アニメ化はされていますか?
- A. 2025年11月現在、アニメ化はされていません。
まとめ:笑いと切なさが詰まった不朽の名作ラブコメ
この記事では、吉住渉先生の名作『ミントな僕ら』のあらすじと結末をネタバレありでご紹介しました。
「女装」という突飛な設定から始まる物語ですが、描かれているのは友情、恋、そして家族の愛という普遍的なテーマです。笑いあり、涙あり、キュンとするシーンありの展開は、今読んでも色褪せることはありません。
この記事を読んで少しでも気になった方は、ぜひコミックシーモアで作品の世界に触れてみてください。のえるとまりあ、そして森ノ宮学園の仲間たちが、あなたを待っています!


