ポーの一族 ユニコーン ネタバレ|第1話から最終話までのあらすじを章ごとに完全解説

ポーの一族 ユニコーン ネタバレ|第1話から最終話までのあらすじを章ごとに完全解説 女性マンガ
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【ご注意】この記事は、萩尾望都先生の名作『ポーの一族 ユニコーン』の重大なネタバレを含みます。未読の方は、物語の感動を損なう可能性があるため、先に作品をお読みいただくことを強くおすすめします。

2018年、伝説的な物語『ポーの一族』の新たな章として連載が開始された『ユニコーン』。前作『春の夢』で40年の時を経て復活したエドガーが、今作では消えたアランを取り戻すため、新たな謎へと足を踏み入れます。

この記事では、『ポーの一族 ユニコーン』の物語を第1話から最終話まで、章ごとに分かりやすく徹底解説。エドガーの旅路、新たな登場人物バリーの正体、そしてアランの行方にまつわる謎の核心に迫ります。

物語の全貌を知りたい方、再読して伏線を整理したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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作品概要『ポーの一族 ユニコーン』とは?

『ポーの一族 ユニコーン』は、萩尾望都先生による不朽の名作『ポーの一族』の続編シリーズの一つです。2016年に発表された『春の夢』の直接的な続編として、2018年に「月刊フラワーズ」で連載が開始されました。

物語は、前作のラストで姿を消したアランを追い求めるエドガーの旅を描き、シリーズ全体の謎をさらに深める重要な一編となっています。単行本は全1巻で完結しており、電子書籍でも配信中です。

【ネタバレ】『ポーの一族 ユニコーン』章ごとのあらすじを徹底解説

ここからは、物語の核心に触れる章ごとのあらすじを解説していきます。時系列が複雑に交錯する本作の流れを、単行本の収録順に沿って紐解いていきましょう。

Vol.1「わたしに触れるな」(舞台:2016年 ミュンヘン)

物語は2016年のミュンヘンから始まります。長年の眠りから覚めたエドガーは、かつての火災の影響で心身ともに深く傷つき、弱々しい姿で現れます。彼の目的はただ一つ、「エディスの火事で失ったアランを取り戻すこと」

その唯一の手がかりとして、エドガーは「バリー」という謎の男の名を口にします。別名「ユニコーン」とも呼ばれるバリーとは何者なのか? アランを取り戻すための危険な契約が、ここから静かに動き出すのです。

Vol.2「ホフマンの舟歌」(舞台:1958年 ベネチア)

物語は過去へ遡り、1958年のベネチアが舞台となります。ここで、謎の青年バリーが本格的に登場。彼は人々を魅了する美しい歌い手であり、エドガーやアランとも既に関わりがあったことが描かれます。

バリーはなぜ「ユニコーン」と呼ばれるのか。彼の持つ特異な能力や、悲しい過去の断片が少しずつ明かされていきます。この章で描かれるバリーの孤独と渇望が、後のエドガーとの関係、そしてアランを巡る運命に深く関わってくる重要な伏線となっています。

Vol.3「バリー・ツイストが逃げた」(舞台:1975年付近)

時代はさらに進み、バリーという存在の異質さが浮き彫りになります。彼はポーの一族(バンパネラ)とは異なる力で時を渡り、永い生を生きていることが示唆されます。彼が執着する「フォンティーン」との関係、そして失われたものを取り戻したいという強い願いが、アランを求めるエドガーの目的と交錯します。

バリーは敵なのか、それとも同じ哀しみを抱く者なのか。彼の複雑な内面が描かれることで、物語は善悪では割り切れない深みを増していきます。

Vol.4「カタコンベ」(舞台:1963年 地下墓地)

物語は再び過去に戻り、地下墓地(カタコンベ)でクライマックスを迎えます。ここで、バリーの正体と「ユニコーン」の力の秘密、そしてポーの一族との永い因縁がついに明かされます。

そして何より、読者が最も知りたかった「アランの行方」に関する根源的な真実への重要な手がかりが示されます。エドガーが下す決断とは? 衝撃の事実が明かされ、物語は次なる章『秘密の花園』へと繋がる、希望と不安をはらんだ結末を迎えます。その結末は、ぜひご自身の目でお確かめください。

『ポーの一族 ユニコーン』の主要登場人物

  • エドガー・ポーツネル
    本作の主人公。永遠の時を生きるバンパネラ。永い眠りから覚め、唯一無二の存在であるアランを取り戻すために全てを懸ける。
  • アラン・トワイライト
    エドガーにとって最も大切な少年。旧作のラストで火に包まれ、その後の行方は謎に包まれている。本作は彼を巡る物語でもある。
  • バリー
    「ユニコーン」と呼ばれる謎多き青年。バンパネラとは異なる力を持つ。アランを取り戻したいエドガーに接触し、物語の鍵を握る。
  • 大老ポー(キング・ポー)
    ポーの一族を統べる伝説的な存在。一族の秘密や歴史に深く関わり、エドガーの行動にも影響を与える。

シリーズの時系列と続編『秘密の花園』への繋がり

『ポーの一族』の続編シリーズは、以下の時系列で物語が展開されています。

『春の夢』→『ユニコーン』→『秘密の花園』→『青のパンドラ』

『ユニコーン』は、アランの謎に迫るための重要なステップであり、本作で提示された謎や伏線は、続く『秘密の花園』でさらに深く掘り下げられていきます。『ユニコーン』を読むことで、シリーズ全体の壮大な物語をより一層楽しむことができます。

『ポーの一族 ユニコーン』に関するQ&A

Q. 『ユニコーン』は何巻で完結していますか?
A. 『ポーの一族 ユニコーン』は単行本1巻で完結しています。コミックシーモアなどの電子書籍ストアで配信中です。
Q. どの順番で読むのがおすすめですか?
A. 40年ぶりの続編シリーズを最大限に楽しむなら、『春の夢』→『ユニコーン』の順番で読むのがおすすめです。もちろん、本作から読んでも引き込まれること間違いなしです。

まとめ:謎が深まる物語をコミックシーモアで

この記事では、『ポーの一族 ユニコーン』のあらすじを章ごとにネタバレ解説しました。アランを想うエドガーの切ない旅と、バリーがもたらす新たな謎が絡み合い、読者を物語の世界へ深く引き込みます。

ラストで明かされる衝撃の事実、そして続編へと繋がる伏線の数々。文字だけでは伝えきれない萩尾望都先生の美麗な作画と幻想的な世界観を、ぜひ電子書籍で体験してみてください。

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