『ONE PIECE(ワンピース)』の物語がいよいよ核心に迫る2025年現在、かつての強敵であるビッグ・マム海賊団の謎にも再び注目が集まっています。
その中でも、一見するとただの陽気な料理人にしか見えない「総料理長シュトロイゼン」。しかし、彼の過去や立ち振る舞いを深く読み解くと、彼こそがビッグ・マム海賊団を裏で形作った重要人物であり、未だ語られぬ「正体」が隠されている可能性が浮上してくるのです。
今回は、原作コミックやアニメの描写を徹底的に検証し、ファンの間で囁かれる「ペロスペローの父説」や「黒幕説」、そして伝説の「ロックス海賊団」との関係について深掘りしていきます。
シュトロイゼンとは — 登場シーンと基本スペック
まずはシュトロイゼンの基本的な情報を整理しましょう。彼はビッグ・マム海賊団の総料理長であり、リンリン(ビッグ・マム)と最も古くから行動を共にしている人物です。
原作とアニメでの描写
シュトロイゼンが物語の表舞台に大きく関わってくるのは、ホールケーキアイランド編です。崩壊するホールケーキ城をその能力で「本物のケーキ」に変え、マムたちを救ったシーンは記憶に新しいでしょう。
しかし、彼の真価が問われるのは過去編です。幼少期のリンリンがカルメルを「食べてしまった」とされる直後、その光景を目撃し、面白がって彼女に接触した最初の人物こそがシュトロイゼンでした。
能力「ククククの実」の恐るべき性質
彼は超人系(パラミシア)悪魔の実「ククククの実」の能力者です。この能力は「あらゆる物を食材に変える」というもの。作中では巨大な丸太をハムに、岩をケーキに変える描写があります。
一見すると平和的な能力ですが、考察班の間では「対象を食材に変えて無力化する」「証拠隠滅に使える」といった、恐ろしい応用性が指摘されています。彼がマムの暴走を長年コントロールできたのも、美味しい食事を提供できるこの能力があったからこそと言えるでしょう。
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正体候補の整理と検証
ここからは、シュトロイゼンの「正体」に関する主要な説を検証していきます。2025年12月現在における、最も妥当な解釈を探っていきましょう。
候補A:長男ペロスペローの父である可能性
ファンの間で根強く支持されているのが、「シュトロイゼンはシャーロット家長男・ペロスペローの実の父親ではないか」という説です。
根拠としては以下の点が挙げられます。
- 顔立ちの類似:垂れ下がった長い舌、面長な顔の輪郭、独特な鼻の形など、シュトロイゼンとペロスペローには身体的特徴の共通点が多い。
- 出会った時期:シュトロイゼンはリンリンが子供の頃からそばにいました。リンリンが最初に子供(ペロスペロー)を産んだのは18歳の頃。時系列的にも、シュトロイゼンが最初の夫となった可能性は十分にあります。
- 海賊団での地位:ペロスペローは長男として海賊団を実質的に指揮する立場にあり、シュトロイゼンもまた古参として幹部たちから一目置かれています。
ただし、公式ファンブックやSBS(質問コーナー)での明言はまだありません。ビッグ・マムには43人の夫がいたため、単なる偶然という可能性も捨てきれませんが、最も有力な説の一つであることは間違いありません。
候補B:ビッグ・マムの黒幕説
「マザー・カルメル失踪事件の真犯人はシュトロイゼンではないか」という説も存在します。
しかし、原作の描写を冷静に見直すと、シュトロイゼンが現場に現れたのは事件の「直後」であるように描かれています。また、彼の能力で人間を食材に変えられるとしても、当時の彼にそこまでの戦闘力や動機があったかは疑問が残ります。
彼にとってリンリンは「利用価値のある怪物」であり、彼女を神格化させて海賊団を作り上げるための「プロデューサー」的な立ち位置であったと考えるのが自然でしょう。
候補C:ロックス海賊団との深い関係
シュトロイゼンの正体を解く上で外せないのが、伝説の「ロックス海賊団」との関わりです。
若き日の白ひげ、カイドウ、そしてビッグ・マムが所属していたロックス海賊団。シュトロイゼンもまた、この一員として活動していました。ゴッドバレー事件などを経て、海賊団が壊滅した後も彼はリンリンのそばに居続けています。
ただの料理人が、あの怪物揃いのロックス海賊団で生き残れるでしょうか? この事実こそが、彼が相当な実力者であり、海賊としての格が高いことの証明と言えます。
内部リンクでさらに深く考察する
ワンピースの世界には、シュトロイゼン以外にも多くの謎や伏線が隠されています。当サイトの過去記事でも、作品の魅力や伏線について深く掘り下げていますので、ぜひ合わせてご覧ください。
今後の注目ポイント
物語が完結へ向かう中で、シュトロイゼンの「役割」が再びクローズアップされる可能性があります。
特に注目したいのは以下のポイントです。
- ロックス海賊団時代の回想:今後、ロックス・D・ジーベックの詳細が描かれる際、シュトロイゼンがどのような会話を交わしていたかが明らかになるかもしれません。
- ペロスペローとの会話:もし親子関係が事実であれば、二人の会話に特別な感情やニュアンスが含まれるシーンが描かれる可能性があります。
- SBSでの回答:尾田先生が読者からの質問で、さらっと血縁関係を認めるパターンも考えられます。
まとめ:シュトロイゼンは「怪物」を育てた男
シュトロイゼンの正体について検証してきました。
現時点での結論としては、「ペロスペローの父である可能性は極めて高いが、それ以上に『ビッグ・マム海賊団』という巨大組織を裏で設計した参謀」という見方が最も妥当でしょう。彼は単なる料理人ではなく、リンリンという暴走する力をコントロールし、四皇の地位まで押し上げた影の功労者なのです。
アニメや原作を読み返す際は、ぜひ彼の「目線」や「立ち位置」に注目してみてください。物語の深みが一段と増すはずです。
アニメでこれまでの活躍を振り返る
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