名探偵コナン「風林火山」シリーズネタバレ!長野県警の名エピソード

コナン 少年マンガ
本記事はプロモーションが含まれています

2025年の劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』での活躍も記憶に新しい長野県警。その中心人物である大和敢助警部と上原由衣刑事の初登場回こそが、この「風林火山」シリーズです。

「映画を見て過去回が気になった」「長野県警のエピソードを予習・復習したい」という方に向けて、今回は名探偵コナン屈指の名エピソード「風林火山(迷宮の鎧武者/陰と雷光の決着)」のあらすじを解説します。

前半はネタバレなしで何巻・アニメ何話かの基本情報を、後半では犯人の正体や動機、トリックまで踏み込んで徹底解説します。

名探偵コナン「風林火山」あらすじ(ネタバレなし)

まずは、まだ作品を見ていない方のために、事件の導入と見どころをネタバレなしでご紹介します。

「風林火山」の概要と導入

ある日、毛利探偵事務所に「虎田家」からの依頼が、そして服部平次の元には「龍尾家」からの依頼が舞い込みます。依頼内容はどちらも、長野県の山奥で起きている不可解な連続殺人事件の調査でした。

虎田家と龍尾家は、武田信玄ゆかりの土地で代々対立しあっている旧家。この二つの家で、「風林火山」の軍略になぞらえたかのような奇妙な連続殺人が発生します。

  • 竜巻に巻き上げられたように死んだ男
  • 土の山に埋められて死んだ男
  • 現場に残された不気味な「ムカデ」の死骸

コナンと平次は協力して捜査を開始しますが、そこへ隻眼で杖をついた強面の刑事・大和敢助と、その幼馴染である上原由衣が現れます。6年前の不審な事故死と、埋蔵金伝説が絡み合う中、新たな殺人が発生してしまい……。

ミステリーとしての完成度もさることながら、「長野県警・大和敢助」という強烈なキャラクターのデビュー戦として絶対に見逃せないエピソードです。

何巻?アニメ何話?「風林火山」の作品データと視聴方法

「原作のどこで読めるの?」「アニメですぐ見たい」という方のためのデータです。

漫画(コミックス)は何巻?

原作漫画では、第59巻に収録されています。かなりの長編エピソードです。

  • 第59巻
    • File.5「百足(むかで)」
    • File.6「鎧武者」
    • File.7「兵法」
    • File.8「風林火山」
    • File.9「戦(いくさ)」
    • File.10「陰と雷」

まだ持っていない方は、電子書籍ですぐに読むことができます。

アニメは何話?

テレビアニメ版では以下の回が該当します。特に第516話は1時間スペシャルとして放送されました。

  • 第516話「風林火山 迷宮の鎧武者」(1時間スペシャル)
  • 第517話「風林火山 陰と雷光の決着」

2025年現在、アニメで視聴するなら「DMM TV」がおすすめです。劇場版やTVシリーズの特集が充実しており、長野県警関連エピソードもまとめて視聴可能です。


【ネタバレ注意】犯人は誰?動機とトリックを解説

ここからは、事件の核心に触れます。犯人の名前、動機、トリックのネタバレを含みますので、ご自身で推理したい方はご注意ください。

↓ ネタバレエリア ↓

事件の真相と犯人

結論から言うと、一連の事件の犯人は、虎田家の妻である虎田達栄(とらだ たつえ)です。

被害者たちの死因は「風林火山」に見立てられていましたが、これは捜査を攪乱するための偽装(あるいは偶然を利用したもの)でした。

  • 第1の被害者:虎田義郎
    • 竜巻に巻き込まれて死んだとされていたが、実際は達栄によって重傷を負ったまま放置され、見殺しにされた。
  • 第2の被害者:龍尾康司
    • 土砂崩れに巻き込まれたように見せかけ、頭部を殴打され土に埋められた。
  • 第3の被害者:龍尾綾華
    • 木の上に吊るされ、撲殺された。「林」の見立て。
  • 第4のターゲット:虎田繁次
    • 「火」に見立てて焼死させられそうになったが、コナンと平次の機転、そして長野県警の介入により未遂に終わる。

犯行の動機

虎田達栄の動機は、極めて利己的かつ残忍なものでした。

  1. 6年前の事件の口封じ
    6年前、長野県警の優秀な警察官だった甲斐巡査(甲斐玄人)が転落死しました。実はこれは事故ではなく、達栄が甲斐巡査を殺害していたのです(乗馬中の甲斐を驚かせて転落させた)。
    今回殺された虎田義郎や龍尾康司たちは、その真相に気づき始めていたため、口封じのために殺害されました。
  2. 虎田家の乗っ取り
    達栄は虎田家の財産を独り占めしようと画策していました。次期当主候補である繁次などを排除し、自分に都合の良い状況を作ろうとしていたのです。

「風林火山」とトリックの真実

この事件の面白い点は、「風林火山」の見立てが、実は「武田信玄の愛人・諏訪御料人」という別のモチーフを含んでいたこと、そしてコナンたちが「雷(動くこと雷霆の如し)」だと思っていた最後の見立てが、実は「陰(知り難きこと陰の如し)」と対になっていた点です。

ラストシーンでは、コナンの麻酔銃ではなく、上原由衣刑事(当時は虎田由衣として潜入中)と大和敢助警部が見事な連携を見せ、達栄を追い詰めます。特に「雷」を利用して繁次を焼き殺そうとしたトリックを逆手に取り、犯人に罠を仕掛ける展開は圧巻です。

ここが面白い!長野県警と映画『隻眼の残像』への伏線

このエピソードを深掘りすると、2025年公開の映画『隻眼の残像』や、その後のシリーズ展開がより楽しめるようになります。

1. 大和敢助と上原由衣の「原点」

今でこそ名コンビ(というか熟年夫婦のような雰囲気)の二人ですが、初登場時は由衣が「事件の真相を探るために、あえて容疑者一族である虎田家に嫁いでいた」という衝撃的な状況でした。
事件解決後、由衣は旧姓の上原に戻り警察に復職します。この「一度警察を辞めてまで覚悟を決めた過去」を知っていると、その後の彼女の強さがより深く理解できます。

2. 「諸伏高明」への繋がり

このエピソードにはまだ登場しませんが、大和敢助のライバルである「諸伏高明(孔明)」警部の存在が、後の「赤壁」シリーズで明かされます。今回の風林火山で大和警部の有能さと強引さが描かれたからこそ、対照的な高明のキャラクターが引き立つのです。

まとめ:コナン「風林火山」はネタバレを知っても面白い!

名探偵コナン「風林火山」は、複雑なトリック、戦国武将のモチーフ、そして長野県警のハードボイルドなドラマが絡み合う傑作です。

  • 漫画:59巻
  • アニメ:516〜517話
  • 重要ポイント:大和敢助・上原由衣の初登場回

まだ見ていない方はもちろん、映画を見て気になった方も、ぜひ原作や配信でこの「始まりの事件」を目撃してください。

名探偵コナンの記事一覧へ戻る