「え、私の婚約者、浮気してない…? ってことは、私、もしかして流行りの“悪役令嬢”ってやつですか!?」
そんな衝撃的な勘違いから始まる、痛快ラブコメディ『婚約者が浮気しているようなんですけど私は流行りの悪役令嬢ってことであってますか?』。本作は、主人公ローズの盛大な思い込みと、周囲の(主に婚約者の)胃痛が加速するドタバタ劇が魅力の大人気作品です。
この記事では、そんな話題作のあらすじから気になる結末まで、物語の核心に迫るネタバレを徹底解説していきます!
「もう一度ストーリーをおさらいしたい」「結末が気になって仕方ない!」という方は、ぜひ読み進めてみてくださいね。
※この記事は作品の重大なネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
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『婚約者が浮気しているようなんですけど私は流行りの悪役令嬢ってことであってますか?』とは?作品の基本情報
まずは、本作の基本情報からおさらいしましょう。
- 原作:トマト(「小説家になろう」連載)
- 漫画:アオイ冬子
- 出版社:双葉社(モンスターコミックスf)
- ジャンル:異世界、悪役令嬢、ラブコメディ、勘違い
原作は「小説家になろう」で人気を博したWEB小説で、コミカライズ版もその人気を受けて多くのファンを魅了しています。勘違いが勘違いを呼ぶ展開と、健気で(ちょっとズレてる)主人公ローズの奮闘から目が離せません!
ざっくりあらすじ(ネタバレなし)
公爵令嬢のローズには、国の第二王子であるルキウスという、それはもう完璧な婚約者がいます。しかしある日、ローズはルキウスが可憐な男爵令嬢リリアと親しげに話している場面を目撃!
「これは…婚約者の浮気! そして私は、二人の恋路を邪魔する“悪役令嬢”に違いない!」
前世の記憶(?)で悪役令嬢の悲惨な末路を知っているローズは、断罪を回避するため、きたるべき婚約破棄に向けて「完璧な悪役令嬢」を演じることを決意します。しかし、彼女の行動はことごとく裏目に出て、なぜか周囲からの評価はうなぎ登り。婚約者ルキウスからの愛情はますます深まるばかりで…!?
果たしてローズは、無事に(?)婚約破棄を迎えられるのでしょうか?
主要キャラクター紹介
物語を彩る個性豊かなキャラクターたちをご紹介します。
ローズ・アシュベリー
本作の主人公で公爵令嬢。婚約者の浮気を疑い、自分を「悪役令嬢」だと信じて疑わないポジティブ(?)な勘違い令嬢。断罪回避のために悪役ムーブをかまそうとしますが、根がお人好しなため、全てが善行として評価されてしまいます。
ルキウス・ド・ヴァリエ
ローズの婚約者で第二王子。文武両道、眉目秀麗な完璧超人ですが、ローズのことになるとポンコツ気味に。ローズの奇行(悪役令嬢ムーブ)をすべてポジティブに解釈し、溺愛を深めていく苦労人です。彼の胃はいつもキリキリしています。
リリア・アディール
ルキウスと親しくしていた男爵令嬢。ローズからは「ヒロイン」だと認定され、警戒されています。可憐で健気な少女に見えますが、彼女にも何やら秘密があるようで…?
【ネタバレ注意】物語のあらすじを時系列で解説!
ここからは、物語の核心に触れるネタバレ解説です。ローズの勘違いがどこまで突き進むのか、一緒に見ていきましょう!
序盤:勘違いから始まる全力の悪役令嬢ムーブ!
ルキウスとリリアの密会(?)を目撃したローズは、「悪役令嬢」としての役割を全うし、華麗に散る(婚約破棄される)ことを決意。貴族の夜会ではリリアにわざと聞こえるように嫌味を言ったり、ドレスにワインをかけようとしたり…と、古典的な悪役ムーブを試みます。
しかし、その行動はことごとく失敗!
嫌味は的確なアドバイスとして感謝され、ワインをかけようとした手は絶妙なタイミングでリリアを助ける形になり、「なんてお優しい方なの!」と逆に尊敬されてしまう始末。一方、婚約者のルキウスは、そんなローズの行動を「シャイな彼女なりの優しさ」「僕を試しているんだ」と超絶ポジティブに解釈し、ますます彼女にベタ惚れになっていきます。
このすれ違いっぷりが、本作の最大の魅力!読んでいるこっちが「違う、そうじゃない!」とツッコミたくなること間違いなしです。
中盤:公爵令嬢としての覚醒と陰謀の影
悪役令嬢として振る舞ううち、ローズは意図せずして領地の問題を解決したり、国の危機を未然に防いだりと、公爵令嬢としての才能を開花させていきます。本人は「断罪イベントに備えて人脈を…」くらいの気持ちなのですが、その行動力と的確な判断力は周囲から「聖女」とまで崇められるように。
しかし、物語は単なるラブコメでは終わりません。ローズの活躍の裏で、彼女を陥れようとする不穏な影が動き出します。リリアの背後にも謎の組織が見え隠れし、物語は徐々にシリアスな展開へ。ルキウスもローズを守るため、王子として暗躍を始めます。
勘違いから始まったドタバタ劇が、いつしか国を揺るがす陰謀へと繋がっていく…このスケールの大きさが読者を飽きさせません。
終盤:婚約の行方と明かされる真実
様々な陰謀を乗り越え、ついに全ての黒幕が明らかになります。そして、ローズがずっと「浮気現場」だと思っていたルキウスとリリアの関係の真相も判明します。
実は、ルキウスはリリアから「脅迫されている」という相談を受けていただけだったのです。彼はローズに心配をかけまいと一人で解決しようとしていましたが、それが全ての勘違いの始まりでした。
真実を知ったローズは、自分が悪役令嬢ではなかったことに衝撃を受けつつも、ルキウスへの深い愛情を自覚します。そして、二人で協力して最後の敵に立ち向かうことに!
ハラハラドキドキの展開を、ぜひご自身の目で見届けてください!
この先の衝撃的な展開は、漫画で読むのが一番!
美麗な作画で描かれるローズの活躍とルキウスの溺愛っぷりを、ぜひ体験してみてください。
原作小説の結末は?気になる最終回をネタバレ
コミカライズ版も目が離せませんが、一足先に結末が知りたい方のために、完結済みの原作小説(なろう版)の結末を少しだけご紹介します。
全ての事件を解決した後、ローズとルキウスは無事に結ばれます。盛大な結婚式を挙げ、お互いの愛を確かめ合うハッピーエンドです!
最後まで続いたローズの勘違い癖も、ルキウスの深い愛によって少しずつ解消されていき、二人は誰もが羨むおしどり夫婦に。悪役令嬢になるはずが、誰よりも幸せな王太子妃となるのです。これまで頑張ってきたローズが報われる最高の結末と言えるでしょう。
最新話の展開と今後の見どころ
コミカライズ版の最新話では、物語の核心に迫る新たな陰謀の影が見え隠れし、ますます目が離せない展開になっています。
ローズとルキウスの関係にも新たな進展がある予感…? 勘違いから始まった二人の恋が、本物の愛へと変わっていく過程は必見です。果たして、漫画版では原作と異なるオリジナル展開が待っているのか、今後の更新からも目が離せません!
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まとめ
今回は、『婚約者が浮気しているようなんですけど私は流行りの悪役令嬢ってことであってますか?』のあらすじから結末までのネタバレを詳しく解説しました。
勘違いから始まる痛快なラブコメディでありながら、手に汗握るサスペンス要素も楽しめる本作。主人公ローズの前向きな(?)暴走と、それに振り回されながらも愛を貫くルキウスの関係性には、きっとあなたも夢中になるはずです。
この記事で興味を持った方は、ぜひ実際に漫画を読んで、ローズたちの物語を体験してみてください!