ミイラの飼い方 ネタバレ完全版|第1話〜最新21巻まで時系列で解説

ミイラの飼い方 少女/女性漫画
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【ご注意】この記事は、漫画『ミイラの飼い方』の第1話から最新刊までの重大なネタバレを全面的に含んでいます。まだ読み進めていない方や、ご自身で物語を楽しみたい方は、この先を読む前にお気をつけください。

手のひらサイズのミイラ「ミーくん」との、ほのぼのした日常から始まる物語『ミイラの飼い方』。しかし、その可愛らしい世界観の裏には、種族の存続をかけたシリアスで奥深いドラマが隠されています。

この記事では、第1話の出会いから最新21巻までの壮大な物語を、重要なポイントを押さえながら時系列で徹底解説します。可愛いだけじゃない、彼らが紡ぐ絆と戦いの軌跡を一緒に振り返ってみませんか?

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『ミイラの飼い方』とは?作品の基本情報

『ミイラの飼い方』は、空木かける先生による人気漫画です。もともとは漫画アプリ「comico」で連載がスタートし、その人気から単行本化され、双葉社より刊行されています。2018年にはテレビアニメ化もされ、ミーくんたちの愛らしい姿が多くのファンを魅了しました。

物語は、主人公の高校生・柏木空のもとに、冒険家の父から巨大な棺が届くところから始まります。中から現れたのは、なんと手のひらサイズの小さなミイラ。空は彼を「ミーくん」と名付け、共同生活を送ることになります。最初は戸惑いながらも、次第に心を通わせていく一人と一匹。しかし、彼らの日常は、他の不思議な生き物たちや、彼らを狙う存在によって、少しずつ変化していくのです。

物語の始まり:ミーくんとの出会いと仲間たち

棺から現れた小さな同居人

物語の第1話、主人公・柏木空の元に届いた大きな棺。恐る恐る開けると、中には包帯にくるまれた小さなミイラが!警戒する空でしたが、健気に懐いてくるミイラの姿に心を動かされ、「ミーくん」と名付けて一緒に暮らすことを決意します。お風呂でプカプカ浮いたり、犬のポチに怯えたり、一生懸命お手伝いをしようとしたり…。ミーくんの一つ一つの仕草が愛らしく、読者の心を鷲掴みにする、癒やしの日常がここからスタートします。

広がる不思議な生き物との輪

空とミーくんの周りには、個性豊かな同級生たちが集まります。クールに見えて実は面倒見の良い神谷他月の元には小鬼の「コニー」が、元気いっぱいの女子高生・茂木朝はドラゴンの「いさお」と出会い、それぞれが不思議な生き物との絆を育んでいきます。さらに、気弱なクラスメイト・立秋大地は、悪夢を食べるという「ムクムク」を保護することに。彼らが集まることで、物語は単なる日常ものから、多種多様な生き物との「共生」というテーマへと深まっていきます。

物語の転換点:忍び寄る影「コレクター」の脅威

ほのぼのとした日常は、長くは続きません。不思議な生き物を商品として狙う「コレクター」と呼ばれる存在が、空たちの前に現れます。彼らは希少な生き物を捕獲し、売りさばく非情な組織です。

この「コレクター」の登場により、物語は一変。ミーくんたちが持つ「可愛さ」が、同時に「危険」と隣り合わせであることが突き彫りになります。過去には、ミーくんの仲間たちがコレクターによって捕らえられ、悲しい結末を迎えたことも示唆されます。特にミーくんたちミイラは、涙を流しすぎると体が蒸発して消えてしまうという、あまりにも儚い性質を持っており、この設定が物語に緊張感と切なさをもたらします。

仲間を守るため、空たちはコレクターと対峙することを決意。ここから『ミイラの飼い方』は、癒やしだけではない、命をかけた保護と戦いの物語へと大きく舵を切るのです。

深まる謎と核心へ:ミーくんのルーツと壮絶な過去

ミーくんが心を閉ざした日

物語が大きく動くきっかけとなったのが、「コレクターハンター」を名乗るマスターやネリといった新キャラクターたちの登場です。彼らからもたらされた情報により、ミーくんが属するミイラという種族が、ほぼ絶滅状態にあるという衝撃の事実が明かされます。

ある人物の一言がきっかけで、ミーくんは自分の過去と向き合う恐怖から砂の中に引きこもってしまいます。この事件を機に、空たちはミーくんの過去、そしてミイラという種のルーツを探る旅に出ることになります。なぜミーくんはたった一人で空の元へ送られてきたのか?その謎が、物語全体の核心へと繋がっていきます。

仲間を救え!パック救出編の激闘

物語の大きなクライマックスの一つが、コレクターに捕らわれた大地の大切な存在「パック」を救出するエピソードです。空、他月、大地たちは、危険を顧みずコレクターのアジトへ潜入。仲間との連携プレイと、それぞれの成長が描かれるこの戦いは、読者の胸を熱くさせます。

激闘の末、パックの救出には成功しますが、その代償は小さくなく、コレクターという組織の根深さを改めて思い知らされることになりました。しかし、この戦いを通じて彼らの絆はより一層強固なものとなります。

最新刊までの展開:明かされる真実と未来への選択

近年の展開では、これまで謎に包まれていたキャラクターたちの過去が次々と明らかになっています。特に、コレクターハンターであるネリの壮絶な過去は、物語にさらなる深みを与えました。吸血鬼としての宿命、そして彼女が背負う悲しい運命が描かれ、敵とも味方ともつかない複雑な立ち位置のキャラクターたちの人間(?)模様が浮き彫りになります。

そして物語は、柏木空の父・モクレンがミーくんを託した本当の理由や、柏木家に隠された秘密へと迫っていきます。最新刊周辺では、それぞれのキャラクターが自らの過去と向き合い、未来のために何を選択するのかが問われています。

果たして、空たちはミーくんや仲間たちを守り抜き、幸せな未来を築くことができるのでしょうか?物語は最終局面に向けて、ますます目が離せない展開となっています。彼らが紡いできた物語の結末を、ぜひあなた自身の目で見届けてください。

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『ミイラの飼い方』ネタバレに関するQ&A

Q1. ミーくんの正体や目的は何ですか?

A. ミーくんは、古代エジプトなどとは関係のない、独自の生態を持つミイラという種族の生き残りです。非常に希少で、感情が高ぶって涙を流しすぎると体が蒸発してしまうという儚い性質を持っています。空の父によって「息子(空)を頼む」という手紙と共に送られてきたことから、空を守り、共に生きることが彼の大きな目的であると考えられます。

Q2. 物語は完結していますか?

A. 2024年時点では、物語はまだ完結しておらず、連載は続いています。最新刊では各キャラクターの過去の深掘りが進んでおり、物語はクライマックスに向けて加速しています。

Q3. アニメは原作のどこまで描かれていますか?

A. 2018年に放送されたテレビアニメ(全12話)は、原作コミックスの序盤、おおよそ4巻あたりまでの内容を描いています。空たちと不思議な生き物たちとの出会いや日常を中心に描かれており、コレクターとの本格的な対立が始まる前の、ほのぼのとした雰囲気を楽しむことができます。物語の続きや、シリアスな展開が気になる方は、ぜひ原作コミックスを読んでみてください。

まとめ:可愛くて切ない、唯一無二の物語を体験しよう

『ミイラの飼い方』は、可愛いキャラクターたちが織りなす癒やしの日常から始まり、次第に種の存続や仲間との絆をテーマにした壮大な物語へと進化していく作品です。

ただ可愛いだけじゃない。時に切なく、時に胸が熱くなる展開が、あなたを待っています。ミーくんや空たちが歩んできた軌跡、そしてこれから迎えるであろう未来を、ぜひ原作で味わってみてください。一度読み始めれば、彼らのことがもっと好きになるはずです。

物語の始まりから最新の展開まで、感動の全てがここにあります。

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