【更新日：2025年9月3日】
「普通」な自分にコンプレックスを抱える美大生・ひばりと、彼女の世界を塗り替える破天荒なバンドマン・ガク。岩下慶子先生が描く、息もできないほどの恋を描いた大人気漫画『むせるくらいの愛をあげる』。
この記事では、そんな本作の第1話から最新話（第24話）までの物語を、核心に触れるネタバレありで徹底的に解説します。
「もう一度ストーリーを振り返りたい」「これから読むか迷っている」という方はぜひご覧ください。まだ読みたくない方は、ブラウザバックをお願いします！
※本記事は漫画『むせるくらいの愛をあげる』の重大なネタバレを含みます。ご注意ください。
『むせるくらいの愛をあげる』の作品概要と最新話情報
まずは、作品の基本情報と最新の連載状況をチェックしておきましょう。
- 作者：岩下慶子
- 連載誌：デザート（講談社）
- 既刊巻数：電子版コミックスは5巻まで配信中（2025年9月時点）
- 最新話：第24話が『デザート』2025年9月号（7月24日発売号）に掲載
物語は現在も進行形で、毎月の連載から目が離せない状況が続いています。
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『むせるくらいの愛をあげる』の登場人物紹介
物語を彩る魅力的なキャラクターたちを紹介します。
- 美大島ひばり（みつしま ひばり）
本作の主人公。真面目で「普通」な自分に悩む美大生。ガクとの出会いをきっかけに、感情豊かな本来の自分を解放していきます。 - 久藤ガク（くどう がく）
インディーズバンド「パンテラネグラ」のボーカル兼ギター。音楽の才能は本物で、自由奔放かつ強引な性格。ひばりに猛烈な愛を注ぎます。 - 日下部リヒト（くさかべ りひと）
ひばりの幼なじみ。実は、超人気覆面シンガー「バイフー」の正体。ひばりを密かに想い続けており、ガクのライバルとして物語をかき乱す存在です。 - パンテラネグラのメンバー
京平、丈、桃など、ガクと共に音楽の道を突き進む個性豊かな仲間たち。彼らの人間ドラマも物語の重要な軸となっています。
【ネタバレ】『むせるくらいの愛をあげる』1話から最新話までのあらすじ
ここからは、第1話から最新24話までのストーリーを章ごとに分けて、あらすじを詳しくご紹介します。
序盤（1話～6話）：運命の出会いと日常の変化
美大生のひばりは、バイト先のラーメン屋で、隣のスタジオから漏れ聞こえる騒音トラブルに巻き込まれます。そこで出会ったのが、バンド「パンテラネグラ」のボーカル・ガクでした。
常識が通用しないガクのペースに振り回され、最初は戸惑うばかりのひばり。しかし、彼の音楽への情熱や、自分を特別扱いしてくれる真っ直ぐな愛情に、次第に心を動かされていきます。「普通」だったひばりの日常が、ガクという嵐によって鮮やかに色づき始める、運命の出会いの物語です。
中盤（7話～14話）：深まる絆と初めての試練
晴れて恋人同士になったひばりとガク。しかし、恋愛経験の少ないひばりは、愛情表現がストレートすぎるガクに戸惑うこともしばしば。合鍵、お泊まり、海デートといった一つ一つの「初めて」を経験しながら、ひばりは自分の殻を破り、素直な気持ちを表現するようになります。
特に大学の芸術祭（芸祭）のエピソードは大きな見どころ。自分の作品に自信が持てなかったひばりが、ガクの力強い応援を背に、見事な展示を成功させます。二人の絆が深まる一方で、友人たちの恋模様も動き出し、物語に厚みが増していきます。
転機（15話～20話）：プロへの道と三角関係の予感
ガクたちのバンド「パンテラネグラ」のライブに、レコード会社のスカウトが訪れたことで、物語は新たなステージへ。プロデビューという大きなチャンスを前に、バンドメンバーたちの間にも緊張が走ります。
時を同じくして、ひばりの前に現れたのが、人気歌手「バイフー」の正体である幼なじみのリヒト。彼はひばりへの特別な想いを隠しており、ガクとの間で静かな火花を散らします。ひばりのデザインの才能と、ガクの音楽の道、そしてリヒトの存在。それぞれの夢と恋が複雑に絡み合い、物語は一気に加速していきます。
最新章（21話～24話）：デビュー後のすれ違いと変わらぬ想い
ついにメジャーデビューを果たした「パンテラネグラ」。ガクはレコーディングや取材で多忙を極め、ひばりもデザインの課題や仕事で充実した日々を送ります。しかし、輝かしい世界の裏側で、二人は少しずつすれ違う時間が増えていきました。
そして迎える、最新24話のクリスマスのエピソード。やっとの思いで取り付けたデートの約束も、急な仕事で危うくなります。「会いたいのに、会えない」――。スターダムを駆け上がる彼氏と、それを支える彼女。二人の関係は新たな試練を迎えます。物理的な距離が、心の距離になってしまうのか。それとも、二人の愛はさらに強くなるのか。読者の心を揺さぶる、切なくも美しい展開が描かれています。
物語の主要な伏線・テーマを考察
『むせるくらいの愛をあげる』は、単なるラブストーリーではありません。物語の根底には、いくつかの重要なテーマが流れています。
- 自己肯定と成長：「普通」であることに悩むひばりが、ガクの愛を通して自分の価値を見出し、デザイナーとしての才能を開花させていく姿は、多くの読者の共感を呼んでいます。
- 夢を追うことの輝きと代償：音楽業界での成功を目指すガクとバンドメンバーたち。夢を叶えるための努力や葛藤、そして成功によって失われる時間など、リアルな描写が物語に深みを与えています。
- 三角関係の行方：ひばりを一途に想うガクと、彼女を静かに見守り続けるリヒト。王道の三角関係が、今後どのように物語を動かしていくのか、最大の注目ポイントです。
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よくある質問
本作に関する、よくある質問をまとめました。
- Q. アニメ化やドラマ化はしていますか？
- A. 2025年9月現在、アニメ化や実写ドラマ化の公式発表はありません。これだけの人気作なので、今後の展開に期待が高まりますね。
- Q. 単行本は何巻まで出ていますか？
- A. 電子書籍版では5巻まで配信されています。続きは連載誌の「デザート」で読むことができます。
- Q. 物語は完結していますか？
- A. いいえ、まだ完結していません。『デザート』にて大人気連載中です。二人の物語はまだまだ続きます。
まとめ：今後の見どころと展開予想
この記事では、『むせるくらいの愛をあげる』の第1話から最新24話までのネタバレあらすじと考察をお届けしました。
メジャーデビューを果たし、ますます遠い存在になっていくガク。それでも彼を信じ、自らの夢に向かって歩み続けるひばり。そして、二人の関係に波乱を呼びそうなリヒトの動向――。
今後の見どころは、以下の3点に集約されるでしょう。
- 仕事と恋愛の両立：多忙を極める二人は、すれ違いを乗り越えられるのか？
- バンドの成功：「パンテラネグラ」はどこまで大きな存在になるのか？
- リヒトの本格参戦：三角関係はどのように進展するのか？
一度読み始めたら止まらない、むせるほどの愛情が詰まったこの物語。ぜひあなたも、ひばりとガクの恋の行方を見届けてください。
