澱の中 ネタバレまとめ|第1話から最新話(19話)まで徹底解説!

澱の中 少年/青年漫画
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【注意】この記事は、漫画『澱の中』の最新話(第19話)までの重大なネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

『ヤングマガジン』系列で連載中の、あむ先生が描く衝撃作『澱の中』。29歳童貞の主人公・五味次郎の歪んだ欲望が、静かな日常を侵食していく様を描いた本作は、その背徳的なテーマと巧みな心理描写で多くの読者を惹きつけています。

「この先どうなるの?」「結末が気になって仕方ない!」

そんなあなたのために、この記事では『澱の中』の第1話から最新話(第19話)までのあらすじを、時系列に沿って徹底的にネタバレ解説します。物語の全体像を把握したい方は、ぜひ最後までお付き合いください。

『澱の中』とは?作品概要

『澱の中』は、あむ先生による青年漫画です。2025年2月より「ヤンマガWeb」や「コミックDAYS」などで連載が開始され、単行本も刊行されています。男ばかりの職場で心を閉ざして生きる主人公が、一人の女性社員との出会いをきっかけに、心の奥底に溜まった「澱」を解放してしまうサイコ・ラブストーリーです。

  • 作者:あむ
  • 掲載誌:ヤンマガWeb、コミックDAYS、マガポケなど
  • 単行本:第1巻が2025年6月6日に発売

最新話(第19話)までの配信状況

2025年9月5日現在、『澱の中』は第19話「このためのそのあと」まで配信されています。物語は大きな転換点を迎え、主人公とヒロインの関係性が新たな局面へと進んでいます。まさに今、最も目が離せない展開に突入していると言えるでしょう。

『澱の中』第1話から最新話までのネタバレ・あらすじ

それでは、衝撃の第1話から最新話までの物語の流れを、各話ごとに詳しく見ていきましょう。

第1話「中と外」〜犯行の始まり〜

主人公は、29歳で童貞の五味次郎。男だらけの職場で目立たず、夜は同人絵を描くことを趣味とする、内向的な青年です。彼は「女性に手を出さない」という自分ルールを課していましたが、新入社員の夢空黒子(ゆめぞら くろこ)の出現に心を揺さぶられます。

ある日、次郎は会社のトイレで、黒子が捨てたであろう使用済みナプキンを発見。見てはいけないものを見てしまった罪悪感と、抑えきれない好奇心に駆られた彼は、そのナプキンを盗み、持ち帰ってしまうのでした。この行為が、彼の日常を狂わせるすべての始まりとなります。

第2話「後悔と劣情」〜第5話「馬鹿と咆哮」〜常習化する罪と芽生える疑念〜

一度踏み越えてしまった一線。次郎の行為はエスカレートし、習慣化していきます。罪の意識に苛まれながらも、歪んだ劣情に溺れていく次郎。彼の心は、自己嫌悪と陶酔の間で激しく揺れ動きます。

一方、黒子も「ゴミがなくなる」という些細な異変に気づき始めます。彼女は、何者かが自分の痕跡を漁っているのではないかという、漠然とした恐怖と疑念を抱き始めるのでした。二人の間には、見えない緊張の糸が張り巡らされていきます。

第6話「オンとオフ」〜第14話〜歪な関係性の進展〜

次郎の犯行がバレるかもしれないというサスペンスフルな展開と並行して、次郎と黒子の関係は職場内で少しずつ変化していきます。次郎はセクハラから黒子を庇うなど、表向きは「善良な同僚」として振る舞います。

しかし、黒子は犯人を探るかのように、次郎を試すような行動を見せ始めます。お互いの本心を探り合うような、危険で歪な共犯関係にも似た空気が生まれ、物語は「いつバレるのか」「この関係はどうなるのか」という予測不可能な領域へと読者を引きずり込んでいきます。

第15話「夢見ていた先」〜第19話「このためのそのあと」〜罪の果てにあるもの〜

物語はついに核心へと迫ります。次郎の欲望が行き着く先、そして黒子が下す決断とは…。一連の出来事を経て、二人の関係は決定的な転換点を迎えます。

最新話である第18話「マイ・ライフ・イズ・フォー…」、第19話「このためのそのあと」では、衝撃的な展開の「その後」が描かれます。罪を犯した次郎と、すべてを知った(かもしれない)黒子。彼らが選んだ未来、そして築き上げた新たな関係性とは一体どのようなものなのか。それは、単純な破滅や断罪では終わらない、本作のテーマを象徴するような、深く考えさせられる結末へと向かっていきます。具体的な描写は伏せますが、二人の日常がどう変容したのか、その目で確かめてみてください。

『澱の中』の主要キャラクター

  • 五味次郎(ごみ じろう)
    本作の主人公。29歳の童貞で、自己評価が低く内向的。抑圧された性的な欲望を抱えており、黒子のナプキンを盗んだことから日常が狂い始める。
  • 夢空黒子(ゆめぞら くろこ)
    本作のヒロイン。次郎の職場に新しく入ってきた社員。黒髪ロング、眼鏡、巨乳という特徴的な外見を持つ。ミステリアスな雰囲気で、次郎の行動に気づいているかのような素振りを見せる。

『澱の中』のテーマと見どころ・考察

『澱の中』の最大の魅力は、単なる猟奇的な犯罪を描くサスペンスではない点にあります。

本作が深く切り込んでいるのは、「弱者」と見なされがちな男性の内に秘めた加害性や、歪んだ承認欲求です。主人公・次郎の行動は決して許されるものではありませんが、彼の孤独や社会からの疎外感がその引き金になっている様が丁寧に描かれており、読者に複雑な感情を抱かせます。

また、被害者であるはずの黒子の不可解な行動も大きな見どころです。彼女は本当にただの被害者なのか?それとも、すべてを理解した上で次郎との関係を楽しんでいるのか?この加害者と被害者の境界線が曖昧になっていく過程こそが、『澱の中』が他の作品と一線を画す中毒性の源泉と言えるでしょう。

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次郎と黒子の歪な関係はどこへ行き着くのか?最新話の先にある衝撃の展開を、ぜひご自身の目でお確かめください!

まとめ

この記事では、漫画『澱の中』の第1話から最新話(第19話)までのネタバレあらすじと見どころを解説しました。

主人公・次郎の常軌を逸した行動から始まった物語は、単なるサスペンスに留まらず、人間の心の奥底に潜む暗い欲望や、複雑な男女関係を描き出す深遠な人間ドラマへと昇華していきます。

一度読み始めたら止まらない、危険な魅力に満ちた『澱の中』。ぜひこの機会に、手に取ってみてはいかがでしょうか。