アオハライド ネタバレ(全13巻・最終49話まで)──結末まで完全解説

アオハライド 少女/女性漫画
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【ご注意】この記事は、咲坂伊緒先生による大人気漫画『アオハライド』の結末を含む、全13巻(最終話・第49話)までの重大なネタバレを解説しています。まだ物語の結末を知りたくない方、ご自身の目で感動を確かめたい方は、ここから先の閲覧にご注意ください。

「青春(アオハル)に、乗って(ライド)いく。」

一度は離ればなれになった初恋の相手との、もどかしくも切ない「やり直し」の物語。『アオハライド』がなぜこれほどまでに多くの読者の心を掴んで離さないのか、その魅力を物語の核心に触れながら紐解いていきます。

『アオハライド』とは?作品の基本情報

『アオハライド』は、『ストロボ・エッジ』や『思い、思われ、ふり、ふられ』でも知られる咲坂伊緒先生が描く、王道の青春ラブストーリーです。2011年から2015年にかけて「別冊マーガレット」で連載され、単行本は全13巻で完結。アニメ化、実写映画化もされ、社会現象を巻き起こしました。

中学時代の忘れられない初恋と、高校で訪れた突然の再会。すれ違う心と、ゆっくりと育まれる新しい絆の物語は、2025年の今もなお、多くのファンに愛され続けています。

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アニメは原作のどこまで?続きが気になる方へ

2014年に放送されたTVアニメ(全12話)は、原作コミックスのおよそ4巻あたりまでのストーリーを描いています。文化祭のエピソードなど、物語が大きく動き出す序盤で幕を閉じているため、「あの後の双葉と洸の関係はどうなったの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

アニメの続き、そして二人が迎える本当の結末は、原作の5巻以降で描かれています。ここから先は、さらに切なく、甘酸っぱい展開が待っていますよ。

【巻ごとネタバレ】プロローグから最終話までのあらすじ

ここからは、物語の始まりから結末まで、各巻の重要なポイントを追いながら『アオハライド』の全貌に迫ります。

第1巻:再会と、変わり果てた君

主人公・吉岡双葉は、中学時代に淡い恋心を抱いていた「田中くん」のことが忘れられずにいました。男子が苦手な双葉が唯一心を開けた存在でしたが、夏祭りの約束を最後に、彼は何も言わずに転校してしまいます。

高校生になった双葉は、友達から孤立した過去の経験から、わざとガサツな女の子を演じていました。そんなある日、彼女は運命の再会を果たします。そこにいたのは、中学時代の面影を残しながらも、苗字が「馬渕」に変わり、どこか冷たくクールな性格になってしまった洸でした。双葉は変わってしまった洸に戸惑いながらも、彼の内面に隠された本当の姿を探ろうとします。

第2巻~第3巻:動き出す友情と、芽生える恋心

双葉と洸、そして同じクラスの槙田悠里、村尾修子、小湊亜耶。ひょんなことからリーダー研修に参加した5人は、少しずつ打ち解け、かけがえのない友人関係を築いていきます。双葉は、自分を偽らずに過ごせる仲間を得て、本来の自分を取り戻し始めます。

しかし、悠里もまた洸に惹かれていることを知り、双葉の心は複雑に揺れます。友情と恋心の間で、双葉と洸の距離は近づいては離れて…。洸が時折見せる昔のままの優しい笑顔に、双葉の想いは再び加速していきます。

第4巻~第6巻:洸の過去と、新たな恋のライバル

文化祭や勉強会といったイベントを通して、双葉と洸の距離は急接近。思わず気持ちが溢れてキスをしてしまう場面も。しかし、洸の心には母親を亡くした過去の傷と、長崎時代に出会った少女・成海唯の存在が暗い影を落としていました。

自分と同じ痛みを抱える唯を放っておけない洸。その優しさが、双葉との関係に壁を作ります。そんな中、双葉の前に現れたのが、真っ直ぐな好青年・菊池冬馬。洸との関係に悩み傷つく双葉を、冬馬は優しく支え、次第に彼女にとって大きな存在となっていきます。

第7巻~第9巻:すれ違いの果ての決断

洸への想いを諦めきれないまま、唯の存在に振り回されることに疲れた双葉。彼女は、自分を一途に想ってくれる冬馬の告白を受け入れ、付き合うことを決意します。洸との辛い恋に、一度はっきりと区切りをつけようとしたのです。

冬馬との穏やかな時間を過ごす双葉。一方で、双葉が自分のもとから去ってしまったことで、洸は初めて自分の本当の気持ちと向き合うことになります。失って初めて気づく、その存在の大きさ。物語は、最も切ないすれ違いの局面を迎えます。

第10巻~第12巻:長崎への旅と、洸の覚醒

修学旅行の地は、洸が過去と向き合うべき場所・長崎でした。双葉や仲間たちと過ごす中で、洸は少しずつ心の殻を破り始めます。そして、自分の弱さから双葉を傷つけ、唯に縛られていた過去の自分と決別することを決意。

「俺、もう一度吉岡のこと本気で追いかけるから」

ついに覚悟を決めた洸は、冬馬の彼女である双葉に対し、真正面から想いを伝え始めます。洸の猛アタックに、双葉の心は再び大きく揺さぶられます。誠実な冬馬と、忘れられない初恋の相手である洸。双葉が選ぶ未来は、一体どちらなのでしょうか。

第13巻(最終巻):アオハルに、乗って

長い、長い回り道。たくさんのすれ違いと涙を経て、双葉と洸はついに自分たちの本当の気持ちに素直に向き合います。冬馬とのこと、唯とのこと、そしてお互いのこと。全ての関係に誠実な答えを出した二人がたどり着く結末とは──。

中学1年生の夏、雨宿りの軒先で始まった二人の物語。あの日の約束が、時を経てどのような形で結ばれるのか。最終巻では、洸が抱えていた家族の問題にも一つの光が差し、修子と小湊、田中先生といった周りのキャラクターたちの未来も描かれます。爽やかで、温かい感動が胸いっぱいに広がるフィナーレは、必見です。

物語を彩る主要キャラクターたちの成長

吉岡双葉

自分を偽ることで居場所を作っていましたが、洸や仲間たちとの出会いを通して、ありのままの自分を受け入れ、素直に気持ちを伝える強さを手に入れます。恋に悩み、友情に支えられながら成長していく等身大のヒロインです。

馬渕 洸(田中 洸)

母親との死別という辛い過去から、心を閉ざしクールに振る舞っていましたが、双葉との再会が彼の凍った時間を溶かしていきます。不器用ながらも、自分の弱さと向き合い、本当に大切なものを取り戻そうとする姿に胸を打たれます。

菊池冬馬

双葉に一途な想いを寄せる、誠実で心優しい青年。彼の存在が、洸が自分の気持ちに気づくきっかけとなり、物語を大きく動かしました。彼の真っ直ぐな優しさは、多くの読者の心を掴みました。

『アオハライド』に関するよくある質問

アニメの続きは漫画の何巻から読めばいいですか?

TVアニメ版の続きが気になる方は、原作コミックスの5巻から読み始めるのがおすすめです。ちょうど物語のターニングポイントとなる部分から、感動の最終話まで一気に楽しむことができます。

漫画『アオハライド』は全部で何巻ありますか?

原作漫画は全13巻で完結しています。番外編なども収録されており、物語を余すことなく楽しめます。

まとめ:感動の結末は、ぜひコミックで!

『アオハライド』は、単なる初恋の物語ではありません。友情、家族、そして自分自身と向き合うことの大切さを教えてくれる、青春の全てが詰まった作品です。

双葉と洸が選び取った未来、そして仲間たちが紡いでいくそれぞれの物語。この記事で少しでも興味が湧いた方は、ぜひ原作を手に取って、その感動をご自身の目で確かめてみてください。切なくて、温かくて、読み終わった後にはきっと、爽やかな風が心に吹くはずです。

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