住みにごりネタバレ（第1話〜第85話）｜あらすじの流れを時系列で完全解説

【ネタバレ注意】
この記事は、たかたけし先生の漫画『住みにごり』の第1話から最新第85話（2025年9月12日公開）までの重大なネタバレを含んでいます。まだ読んでいない方は、この先の閲覧にご注意ください。

「この家族、何かがおかしい…」静かな狂気が渦巻く実家を舞台に、人間の心の闇と家族の”にごり”を描く本作。物語の核心に迫る衝撃の展開を、時系列でわかりやすく解説します。

『住みにごり』とは？作品の基本情報
【2025年最新】どこまで配信されてる？連載状況まとめ
【時系列】第1話から最新話までのネタバレあらすじ
【単行本】巻別の収録話一覧
ネタバレを読まずに『住みにごり』を楽しむには？
『住みにごり』ネタバレに関するQ&A

『住みにごり』とは？作品の基本情報

『住みにごり』は、たかたけし先生が描く、不穏な空気が漂うホーム・サスペンス漫画です。小学館の「ビッグコミックスペリオール」で現在も大人気連載中。読者の心をえぐるようなリアルな描写と、先の読めない展開が話題を呼んでいます。

作者: たかたけし
掲載誌: ビッグコミックスペリオール（小学館）
単行本: 既刊8巻（2025年9月現在）

物語の続きが気になって仕方ない…！そんな方は、まずお得な電子書籍で一気読みするのがおすすめです。

＞＞コミックシーモアで『住みにごり』を今すぐ読む

【2025年最新】どこまで配信されてる？連載状況まとめ

2025年9月現在の『住みにごり』の最新の配信状況をまとめました。

雑誌連載（最新話）: 第85話「阿呆」（2025年9月12日公開）
※小学館の公式漫画サイト「ビッコミ」で最新話が配信されています。
単行本（電子書籍）: 第1巻～第8巻まで配信中。
※第8巻は2025年5月30日に発売されました。

物語はクライマックスに向けて加速しており、1話たりとも見逃せません！

【時系列】第1話から最新話までのネタバレあらすじ

ここからは、物語の始まりから最新話までの流れを、重要なターニングポイントごとに分けて解説します。底知れぬ家族の闇を追体験していきましょう。

導入編：おかえり、地獄のような実家へ

主人公の末吉は、仕事を辞めたことを隠して実家へ帰省します。しかし、彼を待っていたのは、暖かな家族団らんではありませんでした。家には、無気力な父、疲弊した母、どこか他人行儀な姉、そして35歳で長年引きこもる不気味な兄・フミヤがいました。

家中に漂うよどんだ空気と、会話のない食卓。末吉は「この家はどうなっているんだ？」と強烈な違和感を覚えます。そんな中、幼馴染の森田との再会が、止まっていた家族の時間を、最悪の形で動かし始めることになるのです。

森田再会編：不穏をかき乱すトリックスター

人懐っこい笑顔の裏に底知れぬ闇を隠す森田。彼の出現は、家族の間にさらなる波紋を広げます。特に父と森田の間には、過去の深い因縁があることが示唆されます。一方、兄フミヤは失恋をきっかけに奇行を繰り返し、その異常性が徐々に露わに。彼は単なる引きこもりではなく、この家の「にごり」そのものを体現する存在だったのです。

末吉は、家族の秘密と兄の狂気の間で板挟みになり、精神的に追い詰められていきます。

親父の過去・真相編：暴かれる家族の罪

物語は核心へ。父が長年隠し続けてきた過去の罪が、森田の介入によって次々と暴かれていきます。それは、家族全員の運命を狂わせた、ある重大な事件でした。フミヤが引きこもる本当の理由、家族がそれぞれ抱えるトラウマと憎悪…。すべてのピースが繋がった時、末吉は絶望的な真実を突きつけられます。この家は、とっくの昔に壊れていたのです。

このパートは物語の大きな転換点であり、息を呑むような展開が続きます。

引き出し屋編：禁じ手が生んださらなる泥沼

兄フミヤをこの家から追い出すしかない――。そう決意した末吉は、引きこもりを強制的に連れ出す「引き出し屋」という業者に依頼します。しかし、この禁じ手は事態を好転させるどころか、さらなる地獄の扉を開けてしまいます。常軌を逸した兄の抵抗により、引き出し屋は返り討ちに。末吉の試みは無惨に失敗し、家族間の亀裂は修復不可能なレベルにまで深まっていくのでした。