【完全版ネタバレ】ヴァニタスの手記(カルテ) — 第1話〜最新話(64話)を時系列で一挙解説!

【完全版ネタバレ】ヴァニタスの手記(カルテ) — 第1話〜最新話(64話)を時系列で一挙解説! 少年/青年漫画
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【ネタバレ注意】
この記事には、望月淳先生の漫画『ヴァニタスの手記(カルテ)』の第1話から最新話(ガンガンJOKER 2025年8月号掲載・Mémoire64)までの重大なネタバレが含まれています。
まだ作品を読んでいない方、アニメ以降の展開を知りたくない方は、先に本編をお楽しみいただくことを強くおすすめします。

19世紀のパリを舞台に、人間と吸血鬼(ヴァンピール)が織りなすスチームパンクファンタジー『ヴァニタスの手記』。美しくも残酷なその物語は、多くの読者を魅了し続けています。

「ヴァニタスとノエの旅路をもう一度振り返りたい」「最新話までの展開がどうなっているのか知りたい!」

そんなあなたのために、この記事では第1話の出会いから、謎が深まる最新話までのストーリーを、物語の大きな流れに沿って徹底的に解説します。この記事を読めば、『ヴァニタスの手記』の壮大な物語の全体像が掴めるはずです。

物語の核心に触れる前に、まずはコミックでじっくり味わいたい方は、お得なキャンペーンも多いコミックシーモアがおすすめです。

『ヴァニタスの手記』とは?作品の基本情報

『PandoraHearts』の望月淳先生が描く本作は、呪いを振りまくとされる魔導書「ヴァニタスの書」を巡る物語。吸血鬼の青年ノエが、その書の所有者で自らを「吸血鬼の医者」と名乗る人間・ヴァニタスと出会うことで、運命の歯車が大きく動き出します。

美しい筆致で描かれるキャラクターたちの繊細な心理描写、緻密に張り巡らされた伏線、そして心を揺さぶるドラマが大きな魅力です。2025年9月現在、単行本は11巻まで刊行されており、物語はますます深みを増しています。

【時系列ネタバレ】第1話から最新話までのあらすじ

ここからは、物語の核心に触れていきます。各章(アーク)ごとに、ヴァニタスとノエが辿った軌跡を振り返りましょう。

出会いと“呪持ち”事件【序盤:パリ編】

吸血鬼(ヴァンピール)の青年ノエは、師の命で呪いの魔導書「ヴァニタスの書」を探しにパリへ向かう飛空船に乗っていました。そこで彼は、蒼い月の下で生まれた吸血鬼からその名と魔導書を受け継いだという人間・ヴァニタスと衝撃的な出会いを果たします。

ヴァニタスは「ヴァニタスの書」を使い、吸血鬼の真名を歪める呪い“呪持ち(マルノメン)”を治療すると宣言。最初は彼を訝しんでいたノエですが、その力を目の当たりにし、彼の目的を見届けるために行動を共にすることを決意します。

パリでは、処刑人(ブロー)として恐れられる吸血鬼・ジャンヌや、吸血鬼の名門貴族であるルカ、そしてノエの幼馴染であるドミニクといった重要人物が次々と登場。彼らとの関わりの中で、二人は吸血鬼社会の闇と、呪いの裏で糸を引く謎の存在「ネーニア」の影に迫っていきます。

“ジェヴォーダンの獣”の謎を追え【ジェヴォーダン編】

物語は、かつてフランスを震撼させた伝説の怪物“ジェヴォーダンの獣(ベート)”が再び現れたという噂が立つ、ジェヴォーダン地方へと移ります。ヴァニタスとノエは、吸血鬼と教会の対立が激化するこの地で、事件の真相を追うことになります。

この章では、ジャンヌの壮絶な過去や、彼女が抱える苦悩が明らかに。ヴァニタスは彼女を救うために奔走し、二人の間には複雑で危うい関係が芽生え始めます。一方、ノエは旧知の仲である聖騎士(パラディン)のアストルフォと再会し、それぞれの正義が激しくぶつかり合います。

“獣”の正体、そして事件の裏で暗躍する存在との戦いを通じて、ヴァニタスとノエの絆は試され、より強固なものへと変わっていくのでした。

息もつかせぬ展開が続くジェヴォーダン編。物語の大きな転換点となるこの章は、ぜひ単行本で一気読みしてみてください。

ヴァニタスの過去と“もう一人の書”の持ち主【ミハイル編】

ジェヴォーダンでの事件を乗り越えたヴァニタスたちの前に、衝撃的な人物が現れます。彼の名はミハイル。ヴァニタスと同じく「ヴァニタスの書」を持ち、彼を「兄さん」と呼ぶ少年です。

ミハイルの登場により、これまで謎に包まれていたヴァニタスの過去が少しずつ明らかになります。かつて吸血鬼の研究を行うドクター・モローの実験体だったこと、そして彼らを救い出した“蒼月の吸血鬼”との出会い…。ヴァニタスがなぜ「吸血鬼の医者」を名乗るのか、その原点となる辛い記憶が語られます。

ミハイルは歪んだ愛情でヴァニタスに執着し、ノエの記憶を奪おうと画策。ヴァニタスとノエの関係は、かつてないほどの危機に瀕します。互いを想うが故にすれ違い、傷つけ合う二人の姿は、読者の胸を締め付けずにはいられません。

混迷の現在、そして最新話(64話)へ

ミハイルとの激しい対立を経て、物語はさらに複雑な様相を呈していきます。長期休載を経て連載が再開されてからは、吸血鬼の世界の根幹に関わる「記録者(アルシヴィスト)」や、各キャラクターの過去が断片的に描かれ、物語の核心へと迫っています。

そして、2025年8月号掲載の最新話(Mémoire64)では、仲間を救うために奔走するノエたちの姿が描かれます。窮地に陥った仲間を救い、安堵したノエが目にしたのは、信じがたい光景でした…。

なぜヴァニタスは“打ち捨てられた”ような姿でそこにいたのか? これは誰かの記憶なのか、それとも…。
多くの謎と不穏な余韻を残して幕を閉じた最新話。今後の展開から目が離せません。

物語の核心に迫る!重要な伏線と考察ポイント

『ヴァニタスの手記』は、散りばめられた伏線が魅力の一つです。ここでは特に重要なポイントをいくつかご紹介します。

  • “蒼月の吸血鬼”の正体と目的:ヴァニタスに名と書を与えた存在。彼の真の目的は何なのか? 物語の根幹をなす最大の謎です。
  • ヴァニタスがノエを殺す未来:物語の冒頭で、ノエ自身の口から「私は彼(ヴァニタス)をこの手で殺すことになる」と語られています。なぜそんな未来が訪れるのか、二人の旅の終着点が示唆されています。
  • 二冊の「ヴァニタスの書」:ヴァニタスが持つ書と、ミハイルが持つ書。同じ力を持つとされる二冊の本ですが、その役割には違いがあるのかもしれません。
  • ネーニアの正体:吸血鬼に呪いを振りまく黒い影のような存在。その目的や正体は依然として謎に包まれています。

これらの伏線がどのように回収されていくのか。自分なりの考察をしながら読み進めるのも、本作の楽しみ方の一つです。

物語の続きが気になるあなたへ

『ヴァニタスの手記』の壮大な物語、その魅力の一端は伝わりましたでしょうか?

この記事で紹介した内容は、物語のほんの一部にすぎません。キャラクターたちの細やかな表情やセリフの一つ一つに、物語を読み解くヒントが隠されています。

「ヴァニタスとノエの旅を最初から見届けたい!」
「衝撃の最新話までの展開を、自分の目で確かめたい!」

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美しくも儚い吸血鬼たちの物語を、ぜひあなた自身で体験してみてください。