【はたらく細胞】漫画のネタバレ解説!1巻から最終話までのあらすじを全巻まとめ(ネタバレ注意)

【はたらく細胞】漫画のネタバレ解説!1巻から最終話までのあらすじを全巻まとめ(ネタバレ注意) 少年マンガ
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【ご注意】この記事は、清水茜先生による漫画『はたらく細胞』(全6巻)の重大なネタバレを含みます。未読の方は、ぜひ一度作品を読んでからご覧になることを強くおすすめします。

私たちの体の中では、約37兆個もの細胞たちが24時間365日、休むことなく働いています。そんな細胞たちを擬人化し、私たちの知らない体内でのドラマを描き出した大人気漫画『はたらく細胞』。

この記事では、原作漫画『はたらく細胞』の第1話から最終話までの壮大な物語を、各巻の重要エピソードを中心に時系列で徹底解説します。感動の結末まで、細胞たちの奮闘の軌跡を一緒にたどっていきましょう!

「結末が気になる!」「もう一度ストーリーを振り返りたい」という方は、ぜひ最後までお付き合いください。

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『はたらく細胞』とは?作品の基本情報

『はたらく細胞』は、月刊少年シリウスで2015年から2021年まで連載された清水茜先生による漫画作品です。単行本は全6巻で完結しており、アニメ化、舞台化、さらには実写映画化もされるなど、社会現象を巻き起こしました。

物語の舞台は人間の「体内」。赤血球や白血球、血小板といったおなじみの細胞たちが、日夜発生する事件(病気やケガ)に立ち向かう姿を描いています。楽しみながら体の仕組みが学べるという唯一無二の作風で、子供から大人まで幅広い層に支持されています。

【巻ごと】『はたらく細胞』の全話ネタバレあらすじ

それでは、単行本1巻から最終巻6巻までの物語の流れを、重要なエピソードを交えながら見ていきましょう。

第1巻:赤血球と白血球、運命の出会い

物語は、ドジだけど一生懸命な新人赤血球AE3803が、体内に侵入した肺炎球菌に襲われるところから始まります。絶体絶命の彼女を救ったのは、冷静沈着ながらも仕事には熱い白血球(好中球)U-1146でした。この出会いをきっかけに、二人は様々な事件現場で顔を合わせることになります。

  • 肺炎球菌との戦い:物語の幕開け。白血球の圧倒的な強さと、赤血球の仕事(酸素を運ぶ)の重要性が描かれます。
  • スギ花粉アレルギー:スギ花粉という「抗原」によって引き起こされるアレルギー反応の仕組みを、ド派手なパニックとして描いています。
  • インフルエンザ:ゾンビのように増殖するインフルエンザウイルスとの壮絶な戦い。免疫細胞たちの連携プレーが見どころです。
  • すり傷:小さなケガの裏で繰り広げられる、血小板たちによる懸命な止血作業と修復の物語に心が温まります。

第1巻は、この世界の基本ルールと主要キャラクターたちの紹介を兼ねた、面白くてためになるエピソードが満載です。

第2巻:強敵「がん細胞」との死闘

日常的なトラブルに加え、体内世界を揺るがす重大な脅威が登場します。それが、元は仲間であったはずの「がん細胞」です。

  • 食中毒:ウェルシュ菌との戦い。胃酸の重要性や腸の働きが分かります。
  • 熱中症:体温上昇による細胞たちの危機。汗をかくことの意味を学べます。
  • がん細胞編(前編・後編):本作の大きな山場の一つ。異常なスピードで増殖し、仲間を欺き、世界を破壊しようとするがん細胞。彼を追い詰める白血球やキラーT細胞、NK細胞たち。しかし、がん細胞もまた、この世界で生まれた一つの細胞であるという悲しい真実が、物語に深みを与えます。

がん細胞との戦いを通して、免疫システムが決して万能ではないこと、そして細胞たちの葛藤が描かれ、読者を引き込みます。

第3巻:獲得免疫の精鋭たち、登場!

より高度な免疫システム、「獲得免疫」を担うキャラクターたちが本格的に登場し、物語はさらに複雑で面白い展開を迎えます。

  • 獲得免疫と胸腺学校:一度戦った敵の情報を記憶し、次に備える「獲得免疫」の仕組みが明らかに。キラーT細胞たちが未熟な「ナイーブT細胞」だった頃の過去も描かれます。
  • ニキビ:毛穴で起こるアクネ菌との局地戦。身近なトラブルの裏側にある細胞たちのドラマが描かれます。
  • B細胞と記憶細胞:抗体産生のプロフェッショナルであるB細胞と、抗原の情報を未来永劫記憶する記憶細胞の活躍に胸が熱くなります。

第4巻:世界が崩壊する「出血性ショック」

これまでで最大の危機が、この身体を襲います。それは、大量出血による「出血性ショック」です。

  • 黄色ブドウ球菌:皮膚の常在菌が時に牙をむく恐ろしさを描きます。
  • デング熱:蚊を媒介して侵入するウイルスとの戦い。
  • 出血性ショック編(前編・後編):頭部への大怪我により、血管が破れ大量出血。世界の血液(資源)が失われ、酸素も行き渡らず、細胞たちが次々と力尽きていく地獄絵図が描かれます。絶望的な状況下で、赤血球は自らの使命を全うしようと走り、白血球は仲間を守るために戦い続けます。多くの犠牲を払いながらも、輸血という「外部からの助け」によって世界は救われます。このエピソードは、命の尊さと献血の重要性を教えてくれます。

第5巻:見えざる敵と免疫の暴走

出血性ショックという大きな危機を乗り越えた細胞たちに、また新たな試練が訪れます。それは、姿を変えるウイルスや、免疫システムの暴走です。

  • ピロリ菌:強酸性の胃の中で生きる特殊な細菌との戦い。
  • 抗原変異:インフルエンザウイルスが巧みに姿を変え、記憶細胞の記憶が通用しなくなるという絶望的な状況を描きます。
  • がん細胞編II:一度は倒したはずのがん細胞が、再び世界に姿を現します。彼の目的とは?そして、彼を迎え撃つ免疫細胞たちの新たな戦いが始まります。

第6巻(最終巻):そして、未来へ――新型コロナウイルスとの戦い

物語はついにクライマックスへ。現代社会を震撼させた、あの未知のウイルスとの戦いが描かれ、シリーズの集大成を迎えます。

  • たんこぶ・左方移動:小さなトラブルの裏にある、骨髄での新たな白血球の誕生秘話が明かされます。
  • iPS細胞:どんな細胞にもなれる「万能細胞」が登場し、再生医療の希望を描きます。
  • 新型コロナウイルス編:最終章を飾るのは、世界中を混乱に陥れた新型コロナウイルス。未知の敵の侵入に体内は大パニックに。免疫細胞たちは総力戦で立ち向かいますが、敵の巧みな戦略に苦戦を強いられます。

この長く困難な戦いの果てに、赤血球AE3803と白血球U-1146、そして全ての細胞たちがどのような未来を迎えるのか。物語は、私たちの体の中で日々繰り広げられている「命の営み」そのものへの感謝と希望に満ちた、感動的なフィナーレを迎えます。その結末は、ぜひあなたの目で確かめてください。

物語を彩る主要キャラクターたち

『はたらく細胞』の魅力は、個性豊かなキャラクターたちにあります。ここでは物語の中心となる細胞たちをご紹介します。

  • 赤血球 (AE3803):本作の主人公。極度の方向音痴ながら、体中に酸素を届けるという使命に燃える頑張り屋の新人。
  • 白血球 (U-1146):もう一人の主人公。細菌やウイルスを見つけると容赦なく駆除するクールな仕事人。普段は物静かだが、仲間思いの一面も。
  • 血小板:血管が損傷した際に集合し、傷口を塞ぐ小さな細胞たち。その愛らしい姿で絶大な人気を誇ります。リーダー格の「血小板ちゃん」が仲間をまとめる姿は必見。
  • キラーT細胞:ウイルス感染細胞やがん細胞などを破壊する、免疫の殺し屋。筋肉質で好戦的な性格。
  • マクロファージ:細菌などを捕食するおっとりとしたメイドさん。しかしその戦闘力は非常に高く、巨大な武器を振り回す姿は圧巻。
  • ヘルパーT細胞:免疫細胞たちに戦略を指示する司令官。冷静な分析でチームを勝利に導きます。

『はたらく細胞』の物語を貫く大きなテーマ

『はたらく細胞』は、1話完結のエピソードを重ねながらも、いくつかの大きな事件(アーク)を通して物語に深みを与えています。

がん細胞編では、体内で生まれた「異物」との向き合い方や、生命の複雑さが描かれます。出血性ショック編では、絶望的な状況下での細胞たちの使命感と絆が試され、外部からの医療(輸血)の重要性が示唆されます。そして最終章の新型コロナウイルス編では、未知の脅威に対する免疫システムの対応と、人類が直面した現実のパンデミックがリンクし、物語に強いメッセージ性を与えています。

これらのエピソードを通して、作品は一貫して「自分の体の中で起きていること」への興味と、日々働く細胞たちへの感謝を教えてくれます。

アニメや実写映画との違いは?

『はたらく細胞』はアニメ版も非常に人気ですが、原作漫画には漫画ならではの魅力があります。

  • 情報の密度:コマの隅々に描かれた解説や豆知識が豊富で、より深く体の仕組みを理解できます。
  • テンポと表現:漫画ならではのコマ割りや擬音表現が、細胞たちのダイナミックな戦いを演出しています。
  • 原作の結末:アニメでは描かれていない新型コロナウイルス編を含む、物語の完全な結末を読むことができるのは原作漫画だけです。

アニメや実写映画から入った方も、ぜひ原作を手に取って、細胞たちの物語の原点を味わってみてください。

『はたらく細胞』ネタバレに関するよくある質問

Q1: 『はたらく細胞』は完結していますか?最終巻は何巻ですか?

はい、原作漫画『はたらく細胞』は全6巻で完結しています。最終巻となる第6巻では、新型コロナウイルスとの戦いが描かれ、物語は感動のフィナーレを迎えます。

Q2: 赤血球と白血球は恋愛関係になりますか?

作中では、赤血球AE3803と白血球U-1146の間に恋愛関係を明示する描写はありません。しかし、互いを信頼し、助け合う強い絆で結ばれており、その関係性は多くのファンに支持されています。二人の関係がどうなるのか、読者の想像に委ねられている部分も本作の魅力の一つです。

Q3: 一番の強敵は誰ですか?

単純な戦闘力だけでなく、物語における脅威度で言えば「がん細胞」と、世界そのものを崩壊寸前に追い込んだ「出血性ショック」が二大巨頭と言えるでしょう。また、未知の脅威として描かれた「新型コロナウイルス」も、免疫システムを翻弄する強敵でした。

まとめ:感動と学びをくれる最高のエンターテイメント!

『はたらく細胞』は、私たちの体の中で起こる壮大なドラマを、魅力的なキャラクターとエンターテイメント性あふれるストーリーで描ききった傑作です。

笑いあり、涙あり、そして何より自分の体を大切にしたくなる。そんな素晴らしい体験が、この物語には詰まっています。

この記事を読んで少しでも興味が湧いた方は、ぜひ原作漫画を手に取って、細胞たちの「はたらく」姿をその目で見届けてあげてください。きっと、あなたの体を見る目が変わるはずです。

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