はいからさんが通る ネタバレまとめ(第1話〜最終話の結末まで)

はいからさんが通る ネタバレまとめ(第1話〜最終話の結末まで) 少女マンガ
本記事はプロモーションが含まれています

【ネタバレ注意】この記事は、大和和紀先生の名作『はいからさんが通る』の原作漫画(新装版)における第1話から最終話までの重大なネタバレを含んでいます。まだ物語の結末を知りたくない方は、ブラウザバックを推奨します。

この記事の要点

この記事では、大正ロマンの傑作『はいからさんが通る』の物語の核心に迫ります。

  • 物語の始まりから結末までの流れを、話数ごとに分かりやすく解説します。
  • 主人公・紅緒と少尉・忍の恋の行方、そして衝撃の最終回までを網羅します。
  • ネタバレを読んだ上で、改めて原作漫画を読みたくなる魅力をお伝えします。

コミックシーモアでの配信状況

『はいからさんが通る 新装版』は、電子書籍サイト「コミックシーモア」で絶賛配信中です。2025年9月現在、毎日無料連載では全20話構成で読むことができます。

物語の感動的な結末まで一気に楽しみたい方は、コミックシーモアでのまとめ読みがおすすめです。美麗なカラーページも収録された新装版で、あの感動を体験してみませんか?

コミックシーモアで『はいからさんが通る』を試し読み!

第1話〜第20話 ネタバレあらすじ(結末まで)

ここからは、物語の核心に触れるネタバレ解説です。大正時代を舞台に、自由奔放な主人公・花村紅緒が繰り広げる波乱万丈の恋と人生の物語を、順を追って見ていきましょう。

第1話〜第3話:運命の出会いと波乱の花嫁修業

舞台は大正時代の東京。主人公の花村紅緒(はなむら べにお)は、木登りが得意でハイカラな着こなしを愛する、通称「はいからさん」。ある日、自転車で陸軍少尉・伊集院忍(いじゅういん しのぶ)と運命的な出会いを果たします。

しかし、この出会いは偶然ではありませんでした。実は二人、祖父母の代からの許嫁だったのです。「結婚は自分で決める!」と猛反発する紅緒ですが、伊集院家で花嫁修業をすることに。持ち前のじゃじゃ馬ぶりで次々と騒動を巻き起こしながらも、忍の優しさと包容力に、紅緒の心は少しずつ惹かれていきます。

第4話〜第9話:芽生えた恋と、引き裂かれる運命

忍への恋心を自覚した紅緒。しかし、幸せな時間は長くは続きません。忍はシベリア出兵の命令を受け、戦地へと旅立つことになります。二人は離れ離れになる前夜、互いの想いを確かめ合いますが、その直後、忍が戦死したという非情な知らせが届きます。

最愛の人を失った絶望の淵で、紅緒は忍の「強く生きてほしい」という言葉を胸に、彼の遺志を継いで自立することを決意。髪を切り、職業婦人として出版社「冗談社」で働き始めます。

第10話〜第15話:新たな出会いと、忍の影

冗談社の編集長・青江冬星(あおえ とうせい)は、女性を見下すキザな男。紅緒は彼に反発しながらも、仕事を通してその情熱や優しさに触れ、次第に新たな感情が芽生え始めます。冬星もまた、まっすぐで生命力にあふれる紅緒に惹かれていきます。

そんな中、信じられない情報が舞い込みます。なんと、忍が生きているというのです。しかし彼は記憶を失い、ロシア貴族のサーシャ・ミハイロフとして、敵である革命家の娘・ラリサと暮らしているのでした。

第16話〜第20話:関東大震災、そして感動の結末へ

紅緒は忍の生存を信じ、満州へと渡ります。そこで記憶を失った忍と再会を果たしますが、彼は紅緒のことを全く覚えていません。さらに、忍の命を狙う者たちの陰謀にも巻き込まれてしまいます。

日本へ帰国後、冬星からのプロポーズを受け、一度は彼との未来を考え始める紅緒。しかし、運命は二人を再び引き裂きます。1923年、関東大震災が発生。混乱の中、紅緒の脳裏に浮かぶのは、やはり忍の姿でした。

建物の下敷きになりかけた紅緒を救ったのは、失われたはずの記憶を取り戻した忍でした。激動の時代、すれ違い、多くの人々の想いが交錯した末に、紅緒と忍はついに結ばれます。時代の荒波を乗り越え、自らの手で幸せを掴んだ紅緒の姿は、多くの読者の胸を打ちました。

最終話のラストシーンは、二人の愛が成就する感動的な場面で締めくくられます。その具体的な内容は、ぜひご自身の目で確かめてみてください。きっと、涙なしには読めないはずです。

原作漫画の結末と映画・アニメとの違い

『はいからさんが通る』は、複数回にわたりアニメ化・映画化されていますが、それぞれで物語の描かれ方が少し異なります。

  • テレビアニメ版(1978年):人気絶頂の中、放送枠の都合で物語の途中で終了してしまいました。そのため、忍との再会や結末は描かれていません。
  • 劇場版アニメ(2017年・2018年):前後編の二部作で、原作の最終回までが忠実に映像化されました。原作の感動を映像で追体験したい方におすすめです。
  • 原作漫画:当然ながら、物語のすべてが描かれています。登場人物たちの細やかな心理描写や、時代背景を丁寧に描いたストーリーは、漫画でしか味わえない魅力です。

物語の全貌を深く理解したいなら、まずは原作漫画を読むのが一番です。

『はいからさんが通る』のよくある質問(FAQ)

Q. 伊集院忍は本当に死んだのですか?
A. 物語中盤で「戦死」の報が届きますが、実際には生きていました。しかし、記憶喪失となり、敵国の貴族として現れます。この記憶喪失が、物語後半の大きな軸となります。

Q. 紅緒は最終的に誰と結ばれるのですか?
A. 編集長の青江冬星との関係も深まりますが、最終的には一途な想いを貫き、記憶を取り戻した伊集院忍と結ばれます。二人が再び結ばれるまでの道のりが、本作最大の魅力です。

Q. 物語の舞台となった時代はいつですか?
A. 大正時代(1912年~1926年)です。西洋文化が流入し、女性の社会進出が進み始めた「大正ロマン」と呼ばれる華やかで、同時に激動の時代が背景となっています。関東大震災といった史実も物語に大きく関わってきます。

まとめ:激動の時代を駆け抜けた恋の物語をその目で!

この記事では、『はいからさんが通る』の壮大な物語のネタバレを解説しました。じゃじゃ馬娘だった紅緒が、愛する人との出会いと別れ、そして激動の時代を通して、強く美しい女性へと成長していく姿は、時代を超えて私たちの心を揺さぶります。

ネタバレを読んで物語の結末を知ってしまったとしても、キャラクターたちの生き生きとした表情や、心に響くセリフ、そして美しい大正時代の風景は、実際に漫画を読んでこそ深く味わえるものです。

ぜひこの機会に、不朽の名作『はいからさんが通る』の世界に触れてみてください!

コミックシーモアで『はいからさんが通る』を読む!