この記事でわかること【ネタバレ注意】
本記事は、話題の陸上漫画『クレイジーラン』の第1話から最新刊(2025年9月30日配信の第7巻)までのあらすじを徹底解説するネタバレまとめです。
「どんな物語なのかざっくり知りたい」「最新話までの展開を復習したい」という方のために、各巻の重要な出来事や登場人物の動向、そして今後の見どころまでを分かりやすく紹介します。
※本記事は作品の核心に触れるネタバレを全面的に含みます。未読の方はご注意ください。
この記事のポイント
- 『クレイジーラン』第1巻~最新7巻までのストーリーを網羅
- 主要キャラクターの魅力と関係性を解説
- 作品の面白さの核となる「ノット根性論」とは?
- 今後の展開や伏線を考察
『クレイジーラン』とは?心揺さぶる新時代の陸上漫画
『クレイジーラン』は、蒼井ミハル先生(COMIC ROOM)が描く本格陸上スポーツ漫画です。中学時代に全国最高のタイムを叩き出し「天才」と称された主人公・卯月俊(うづき しゅん)。しかし、ある事情から陸上を離れ、高校では金髪のチャラ男として日々を過ごしていました。
そんな彼が再び走り出し、「根性だけでは勝てない」という“ノット根性論”を掲げ、独自の戦略で高校駅伝の全国制覇を目指す物語です。緻密な戦略、リアルな陸上描写、そして個性豊かなキャラクターたちが織りなす人間ドラマが、多くの読者の心を掴んでいます。
【2025年9月最新】『クレイジーラン』の配信状況
2025年9月30日現在、『クレイジーラン』の単行本は電子書籍で第7巻まで配信中です。物語は夏合宿編に突入し、冬の駅伝全国大会に向けて、ますます目が離せない展開となっています。
【巻別】『クレイジーラン』1巻から最新7巻までのあらすじ(ネタバレ)
ここからは、各巻のあらすじをネタバレありでご紹介します。物語の大きな流れを掴んでいきましょう。
第1巻:天才ランナー、復活の狼煙
中学時代に圧倒的な才能を見せながらも、父親の借金問題などが原因で陸上の世界から姿を消した卯月俊。高校では金髪の見た目に変わり果て、陸上部への復帰を宣言するも、そのチャラついた態度から周囲は戸惑いを隠せません。しかし卯月は、かつての情熱を胸に秘めていました。彼は「根性や努力だけでは勝てない」と断言し、データと戦略を重視する“ノット根性論”を掲げ、チームメイトを巻き込みながら、全国制覇への第一歩を踏み出します。
第2巻:火花散る部内競争!タイムトライアル
卯月の加入で揺れる陸上部。彼の真価を問うべく、部内でのタイムトライアルが開催されます。ここで各選手の個性や実力が明らかになり、チーム内の序列やライバル関係が明確になっていきます。卯月は持ち前の分析力と駆け引きで、単なる実力勝負ではない陸上の奥深さを見せつけます。仲間との信頼関係を築き、チームとして機能し始めるための重要な巻です。
第3巻:常識を覆す資金調達と因縁の対決
全国を目指すには、練習環境や遠征費用が不可欠。卯月はなんと、クラウドファンディングという現代的な手法で部の運転資金を集めることを提案します。この型破りな発想は部内に波紋を呼びますが、彼の本気度を示す出来事となります。さらに、卯月と因縁のある元先輩が登場し、部内で対立が発生。卯月はここでも知略を巡らせ、問題を解決に導いていきます。
第4巻:新世代の怪物・湊一樹、登場
物語が大きく動き出す第4巻。全中2位という圧倒的な実力を持つスーパールーキー・湊一樹(みなと いつき)が久下山高校に入学し、卯月たちの前に立ちはだかります。湊と、同じく実力者の高峰、菊池らが激突し、東京都総体に向けて物語は一気に加速。新世代の台頭が、卯月たちに新たな刺激と脅威を与えることになります。
第5巻:決戦!東京都高校総体5000m決勝
東京都高校総体の最終日、5000m決勝の舞台に役者たちが揃います。1年ぶりに公式戦へ復帰した卯月、覚醒の兆しを見せる神山、絶対的な実力者である高峰、そしてルーキーの湊。南関東大会への切符をかけた、プライドと意地がぶつかり合う熾烈なレースが繰り広げられます。息もつかせぬデッドヒートの連続で、ページをめくる手が止まらなくなること間違いなしです。
第6巻:ゾーンの共鳴と湊の覚醒
5000m決勝は、常軌を逸した領域へと突入します。高峰が放つ「ゾーン」が卯月や神山にも共鳴し、レースは超次元のトップ争いに。誰もが極限状態の中で火花を散らす中、湊一樹が自らの壮絶な生い立ちを乗り越えた強さでついに覚醒。場の空気を一変させるほどの走りを見せつけ、物語は新たなステージへと進むことを予感させます。
第7巻:挫折と再起、夏合宿編スタート!
東京都総体での激走の代償として、卯月はアキレス腱を負傷してしまいます。しかし、彼はこの挫折を悲観しません。南関東大会をあえて見送り、最終目標である冬の駅伝全国制覇に照準を定めることを決意。チームをさらなる高みへ導くため、卯月は標高1200mを超える菅平高原での過酷な夏合宿を計画します。ここから、チーム全体の底上げと、全国で戦うための真の戦略が始まります。
物語を彩る主要キャラクターたち
『クレイジーラン』の魅力は、個性豊かなキャラクターたちの存在です。
- 卯月 俊(うづき しゅん)
本作の主人公。元天才ランナー。家庭の事情で一度は陸上を辞めるが、高校で復帰。根性論を否定し、データと戦略を駆使して勝利を目指す頭脳派。 - 湊 一樹(みなと いつき)
久下山高校1年生。全中2位の実力を持つスーパールーキー。陽気な性格の裏に、複雑な過去と計り知れないポテンシャルを秘めている。 - 神山(かみやま)
卯月のチームメイト。真面目で努力家だが、精神的な脆さも。卯月の影響で才能を開花させていく。 - 高峰(たかみね)
他校のエース。圧倒的な実力を誇り、卯月たちの最大のライバルの一人。彼の存在が物語全体のレベルを引き上げている。
『クレイジーラン』のここが熱い!3つの見どころ
なぜ『クレイジーラン』はこれほどまでに面白いのか?その魅力を3つのポイントで解説します。
1. 根性論を覆す「ノット根性論」の斬新さ
「気合で乗り切れ!」「努力は裏切らない!」といった従来のスポーツ漫画の常識を覆すのが、卯月の掲げる「ノット根性論」です。栄養学、フォーム分析、資金調達、そしてレース中の駆け引き。あらゆる要素をロジカルに組み立てて勝利を目指す姿は、非常に現代的で新鮮に映ります。
2. 頭脳戦としての陸上競技の魅力
本作では、陸上競技が単なる体力勝負ではなく、チェスのような頭脳戦として描かれます。誰をどの区間に配置するのか、どのタイミングで仕掛けるのか、ライバルの心理をどう読むのか。卯月の立てる緻密な戦略が、レース展開に深い奥行きを与えています。
3. 経験者が唸るリアルな陸上描写
作者の蒼井ミハル先生が陸上経験者であることから、作中の描写は非常にリアルです。練習メニューからレース中の息遣い、故障の痛みまで、経験者なら「あるある!」と頷いてしまうようなディテールが満載。陸上を知らない読者でも、その過酷さと面白さがダイレクトに伝わってきます。
今後の展開は?伏線と考察【ネタバレあり】
最新7巻で夏合宿編に突入した『クレイジーラン』。今後の展開で注目すべきポイントを考察します。
まず気になるのは、卯月のアキレス腱の回復具合です。冬の駅伝に間に合うのか、そして怪我を乗り越えて彼はどのようなランナーに進化するのでしょうか。合宿では、チームの総合力が試されます。特に、これまで伸び悩んでいた選手が覚醒するようなドラマが期待されます。
そして、最大の目標である冬の全国高校駅伝。東京都のライバルである湊たち久下山高校はもちろん、全国にはまだ見ぬ強豪が待ち受けているはずです。卯月の戦略が全国レベルでどこまで通用するのか、そして仲間たちとの絆がどのような奇跡を生むのか。最終話に向けて、物語のボルテージは最高潮に達していくでしょう。
『クレイジーラン』はどこで読める?お得なのはコミックシーモア!
「ネタバレを読んだら、やっぱり原作が気になってきた!」という方も多いのではないでしょうか。
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まとめ:戦略で頂点を目指す、新しい陸上の物語を体感しよう!
この記事では、『クレイジーラン』の第1巻から最新7巻までのあらすじ(ネタバレ)と、作品の魅力を徹底的に解説しました。
単なる根性論ではない、ロジカルで戦略的な新しいスポーツ漫画の面白さが詰まった本作。挫折を乗り越えて再び走り出した主人公と、個性豊かな仲間たちが織りなす青春ドラマは、きっとあなたの心を熱くするはずです。
ネタバレで物語の面白さを知った今こそ、実際に作品を読んでキャラクターたちの息遣いやレースの臨場感を味わってみませんか?ぜひコミックシーモアで、彼らの“クレイジー”な挑戦を応援してください!