【ご注意】この記事は、漫画『〖新装版〗花とロココのメモワール』の重大なネタバレを含みます。まだ読み終えていない方は、先に作品をお楽しみいただくことを強くおすすめします。
18世紀フランス、絢爛豪華なヴェルサイユ宮殿を舞台に、ひとりのメイドの視点から描かれる壮大な歴史ロマン『花とロココのメモワール』。
「結末が気になる！」「各巻でどんな展開があったの？」
そんなあなたのために、この記事では第1話の始まりから最新刊である第12巻までの物語の流れを、ネタバレありで徹底的に解説します。愛と嫉妬、友情が渦巻く宮廷で、登場人物たちがどのような運命を辿るのか、その軌跡を一緒に見ていきましょう。
物語の核心をサクッと知りたい方へ
本作は、メイドのニコルが、心から慕う主人ジャンヌの波乱万丈な生涯を回想する形で進みます。平民の娘だったジャンヌが、その美貌と才気で若き国王ルイの心を掴み、宮廷の頂点へと駆け上がっていく姿、そしてその裏で渦巻く陰謀や、ニコルとの友情の行方が描かれます。物語は12巻で大きな節目を迎えますが、彼女たちの物語がどこへ向かうのか、多くの謎を残したまま一旦幕を閉じます。
『花とロココのメモワール』の基本情報
まずは作品の基本情報をおさらいしておきましょう。
| 作品名 | 〖新装版〗花とロココのメモワール |
| 作者 | 猪狩そよ子 |
| ジャンル | 女性マンガ、恋愛、歴史 |
| 最新刊（2025年10月現在） | 12巻まで配信中 |
| 主な配信サイト | コミックシーモア ほか |
歴史的な背景と繊細な人間ドラマが融合した、読み応え抜群の作品です。特にコミックシーモアではお得なクーポンが利用できることも多く、一気読みに最適です。
物語を彩る主要登場人物
複雑に絡み合う人間関係が本作の魅力。物語の中心となる人物たちをご紹介します。
- ニコル：本作の語り手であり主人公。メイドとしてジャンヌに仕え、彼女を心から敬愛しているが、その関係は物語を通して変化していきます。
- ジャンヌ：平民出身ながら、類まれなる美貌と知性を持つ女性。ニコルの主人であり、やがて宮廷の運命を大きく揺るがす存在となります。
- ルイ（ルイ15世）：若きフランス国王。幼少期の孤独な経験から心に影を宿しており、ジャンヌとの出会いが彼を大きく変えていきます。
- マリー・レクザンスカ：ルイの正妃となるポーランドの王女。政略結婚で結ばれたルイとの間には、複雑な感情が流れます。
- ルベル、ルイーズ、クロード：宮廷内の重要人物たち。それぞれの思惑が、ジャンヌやルイの運命に深く関わってきます。
【全巻ネタバレ】『花とロココのメモワール』1巻から最新12巻までのあらすじ
ここからは、各巻のあらすじを時系列でご紹介します。壮大な物語の軌跡を辿っていきましょう。
第1巻：運命の仮面舞踏会
物語は、メイドのニコルが主人ジャンヌへの深い思慕を抱くところから始まります。ある日、偶然手にした招待状でヴェルサイユ宮殿の仮面舞踏会に忍び込んだ二人。そこでジャンヌは、若き国王ルイや謎めいた男性ルベルと運命的な出会いを果たします。彼女の美しさは宮廷の注目を集めますが、それは同時に、身分違いの恋と嫉妬の始まりでもありました。
第2巻：宮廷に渦巻く陰謀の影
仮面舞踏会での出会いをきっかけに、ジャンヌとルベルは惹かれ合っていきます。しかし、それを快く思わないニコルの心は複雑です。一方、ジャンヌの存在を妬む貴族たちは、彼女を宮廷から追い出そうと陰湿な罠を仕掛け始めます。華やかな世界の裏で、早くも不穏な空気が流れ始めます。
第3巻～第4巻：芽生える才能と揺らぐ友情
ジャンヌは宮廷サロンでその知性と美貌を発揮し、平民出身でありながらも徐々に影響力を強めていきます。その姿を支えながらも、ニコルはジャンヌが自分の手の届かない場所へ行ってしまうような寂しさと嫉妬を感じ始めます。かつて固い絆で結ばれていた二人の関係に、少しずつ影が差し始めるのです。
第5巻：孤独な王の過去
物語はルイ国王の過去へと遡ります。幼少期に経験した疫病による家族との死別、そして宮廷での孤立。彼の冷徹に見える態度の裏に隠された深い孤独と悲しみが明かされ、ジャンヌに惹かれる理由の一端が垣間見えます。
第6巻～第7巻：政略結婚とすれ違う心
政治的な理由から、ルイはポーランドの王女マリー・レクザンスカとの結婚を余儀なくされます。愛のない結婚生活は、初めからすれ違いの連続。ルイの心は癒えることなく、王妃マリーもまた、夫の愛を得られない苦しみを抱えることになります。この結婚が、後の宮廷にさらなる波乱を呼ぶことになります。
第8巻～第9巻：宮廷の外の嵐と深まる亀裂
パリで起きた食糧騒動など、宮廷の外の出来事が物語に大きな影響を与え始めます。政治的な緊張が高まる中、ルイとマリーの関係はさらに悪化。ルイの心は他の女性へと向かい、宮廷内の人間関係はますます複雑に絡み合っていきます。
第10巻～第11巻：寵姫の誕生と対立の激化
ついにルイは、ジャンヌを「公式の寵姫」として迎える決断を下します。これにより、ジャンヌは名実ともに宮廷の頂点に立ちますが、それは同時に王妃マリーや反対派貴族との対立が決定的なものになることを意味していました。宮廷は二つの派閥に分かれ、激しい権力闘争が繰り広げられます。
第12巻（最新刊）：最高潮のまま、物語は新たな局面へ
寵姫となったジャンヌを中心に、物語は最高潮の盛り上がりを見せます。ルイが下した重大な決断、そしてそれに翻弄される人々の運命は…？ 登場人物たちの感情が激しくぶつかり合い、誰もが息をのむ展開が続きます。しかし、この12巻で物語は大きな節目を迎え、一旦幕を閉じることになります。
『花とロココのメモワール』の結末と今後の展開は？
2025年10月現在、『〖新装版〗花とロココのメモワール』は12巻で配信が一旦区切りとなっています。
12巻のラストは、まさにこれから！という最高潮の場面で終わっており、多くの読者が続きを待ち望んでいる状況です。作者の猪狩そよ子先生のコメントなどによると、物語の構想は続いているものの、新装版としての刊行はここで一区切りとされています。今後の連載再開については公式な発表が待たれるところですが、この壮大な物語がどのような結末を迎えるのか、想像は膨らむばかりです。
作品の魅力と読みどころ｜なぜこんなにハマるのか？
『花とロココのメモワール』が多くの読者を惹きつける理由は、どこにあるのでしょうか。
- 緻密に描かれる歴史背景：18世紀フランスの華やかな文化やファッション、そして緊迫した政治情勢がリアルに描かれており、まるでその時代にタイムスリップしたかのような没入感を味わえます。
- 複雑で繊細な人間ドラマ：ニコルとジャンヌの友情と嫉妬、ルイとマリーの愛憎など、登場人物たちの感情が丁寧に描かれており、読者は彼らの誰かに感情移入せずにはいられません。
- 息をのむほど美しい作画：猪狩そよ子先生の描く、繊細で美麗なイラストも大きな魅力。豪華なドレスやヴェルサイユ宮殿の装飾は、見ているだけでうっとりしてしまいます。
歴史ロマンが好きな方はもちろん、重厚な人間ドラマを読みたい方にも自信をもっておすすめできる名作です。
よくある質問（FAQ）
- Q. 漫画『花とロココのメモワール』は何巻まで出ていますか？
- A. 2025年10月現在、コミックシーモアなどの電子書籍サイトで〖新装版〗が12巻まで配信されています。
- Q. 完結していますか？
- A. いいえ、完結していません。12巻で物語は大きな節目を迎えますが、ストーリーは続いています。続編の発表が待たれている状況です。
- Q. アニメ化やドラマ化の予定はありますか？
- A. 2025年10月現在、アニメ化やドラマ化に関する公式な発表はありません。
『花とロココのメモワール』をお得に読むならコミックシーモア！
ここまで読んで、「やっぱり原作を読みたくなった！」と感じた方も多いのではないでしょうか。
『花とロココのメモワール』を読むなら、国内最大級の品揃えを誇るコミックシーモアが断然おすすめです！
コミックシーモアなら…
- 新規会員登録で70%OFFクーポンがもらえる！
- お得なキャンペーンやセールが頻繁に開催される！
- 無料試し読みできる巻も多数！
この機会に、壮大で美しい『花とロココのメモワール』の世界にどっぷり浸かってみませんか？ まずは無料の試し読みから、その魅力を体感してみてください！
『花とロココのメモワール』を今すぐ読む！
（コミックシーモア公式サイトへ）
※旧版と新装版で巻数が異なる場合があるため、重複購入にご注意ください。
