【ご注意】この記事には『未来日記』の結末を含む重大なネタバレが含まれています。
まだ作品を読んでいない方、ご自身で結末を確かめたい方は、ここから先の閲覧には十分ご注意ください。物語の純粋な感動を体験したい方は、まず作品を読むことを強くおすすめします。
時空神デウスによって選ばれた12人の「未来日記」所有者たちが、次期神の座を賭けて繰り広げる壮絶なサバイバルゲーム——。えすのサカエ先生が描く『未来日記』は、その衝撃的な設定と予測不能な展開で、多くの読者を虜にしてきました。
主人公・天野雪輝と、彼を異常なまでに愛するヒロイン・我妻由乃。二人の歪んだ関係を中心に、裏切りと策略、そして愛が渦巻く物語は、一度読み始めると止まりません。
この記事では、そんな『未来日記』の物語を1巻から最終12巻まで、各巻のあらすじを追いながら徹底的にネタバレ解説します。物語の核心に迫る伏線や、衝撃の結末まで、その魅力を余すことなくお伝えします。
『未来日記』の作品基本情報
まずは『未来日記』の基本的な情報をおさらいしておきましょう。
| 作者 | えすのサカエ |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 掲載誌 | 月刊少年エース |
| 巻数 | 全12巻(完結) |
| 配信状況(2025年11月現在) | コミックシーモアで全巻配信中 |
【巻ごと】未来日記のネタバレあらすじを全巻解説
ここからは、物語の始まりから衝撃の結末まで、各巻のあらすじをネタバレありでご紹介します。息をのむ展開の連続を、一緒に振り返っていきましょう。
1巻:サバイバルゲームの始まり
「傍観者」でいることを良しとしていた中学生・天野雪輝。彼の唯一の友人は、空想の存在である時空神デウス・エクス・マキナだけでした。ある日、いつものように携帯電話に日記を綴っていた雪輝は、まだ来ていないはずの「未来」が日記に書かれていることに気づきます。これが「無差別日記」。デウスによって与えられた、未来を予知する能力でした。
しかし、それは神の座を賭けたサバイバルゲームへの招待状。同じく未来日記を持つクラスメイト・我妻由乃の異常な執着と協力によって、雪輝は否応なく他の日記所有者との命を懸けた戦いに身を投じていくことになります。
2巻:明かされる所有者たち
由乃との共闘関係を結んだ雪輝。しかし、彼の周囲には次々と個性的で危険な日記所有者たちが現れます。正義を掲げる警察官の4th・来須圭悟、テロリストである9th・雨流みねね、千里眼を持つ巫女の6th・春日野椿など、一筋縄ではいかない敵ばかり。誰を信じ、誰を疑うべきか。雪輝は過酷な選択を迫られ、サバイバルゲームは激化の一途をたどります。
3巻~5巻:同盟と裏切りの連鎖
戦いの中で、雪輝は仲間を失う悲しみを味わいながらも、少しずつ精神的に成長していきます。時には他の所有者と一時的な同盟を結び、また時にはその同盟相手に裏切られる。特に、信頼していたはずの4th・来須の裏切りは、雪輝に深い心の傷を負わせました。信じられるのは、狂気的なまでに自分を愛してくれる由乃だけなのか? 雪輝の心は大きく揺れ動きます。
6巻~8巻:我妻由乃の謎と世界の真実
物語の中盤、最大の謎である我妻由乃の過去が少しずつ明らかになります。彼女の異常なまでの執着の裏には、壮絶な過去と、このサバイバルゲームそのものの根幹を揺るがす秘密が隠されていました。さらに、桜見市長である11th・ジョン・バックスの登場により、戦いは個人間の争いから都市規模の巨大なスケールへと発展。物語は核心へと一気に近づいていきます。
9巻~10巻:最終局面への突入
生き残った所有者たちによる総力戦が始まります。特に11thが仕掛ける巨大な計画を阻止するため、雪輝と由乃は命がけの戦いに挑みます。日記の能力を駆使した高度な頭脳戦、そして仲間との連携が試される緊迫の展開が続きます。この戦いの中で、雪輝は「神になる」という覚悟を固めていきますが、その選択がどのような未来を招くのかは、まだ誰も知りません。
11巻:明かされる衝撃の真実
ついに、我妻由乃の正体、そしてこのサバイバルゲームに隠された「世界のループ」という驚愕の事実が判明します。由乃は、一度ゲームに勝利し神となった後、雪輝に会いたい一心で過去の世界へ渡ってきた存在だったのです。彼女の狂気的な愛の根源が明かされると共に、物語は最終決戦に向けて加速。雪輝は、愛する由乃と世界の未来を天秤にかける、究極の選択を迫られます。
12巻(最終巻):驚愕と感動の結末
全ての真実を知った雪輝が下す決断とは? そして、時空を超えた由乃の愛がたどり着く先は? 最終巻では、過去、現在、未来が交錯する壮大なスケールで、二人の物語に終止符が打たれます。絶望的な状況の中で見出すかすかな希望、そして涙なしには読めないラストシーンは、読者の心に深く刻まれることでしょう。
具体的な結末は、ぜひご自身の目で確かめてみてください。想像を絶するラストが、あなたを待っています。
『未来日記』の主要キャラクター
魅力的なキャラクターたちも『未来日記』の見どころです。ここでは物語の中心となる二人を紹介します。
天野雪輝 (1st)
本作の主人公。当初は内向的で争いを好まない少年でしたが、過酷なサバイバルゲームを通して、大切なものを守るために戦う覚悟を決めていきます。彼の持つ「無差別日記」は、自身の周囲の出来事を客観的に記録する能力を持ち、良くも悪くも彼の傍観者的な性格を象徴しています。
我妻由乃 (2nd)
本作のヒロイン。成績優秀、眉目秀麗なクラスの人気者ですが、その本性は雪輝のためなら殺人さえ厭わない狂気的なストーカーです。彼女の持つ「雪輝日記」は、10分ごとに雪輝の行動を記録する能力を持ち、その異常な愛を物語っています。物語最大のキーパーソンであり、彼女の謎を追うことが物語の主軸となります。
物語を彩る重要な伏線と考察
『未来日記』は、読み返すたびに新たな発見があるほど、巧妙な伏線が張り巡らされています。特に以下のポイントに注目すると、物語をより深く楽しめます。
- 1周目の世界の出来事:物語の根幹をなす最大の伏線。なぜ由乃は最初から雪輝を知っていたのか?
- 由乃の家の死体:序盤から提示される大きな謎。この死体の正体が、物語を根底から覆します。
- デウスの寿命:なぜデウスは後継者を選ぶゲームを始めたのか?その理由が世界の運命を左右します。
- 秋瀬或の正体:探偵として雪輝に協力する謎の少年。彼の正体もまた、デウスの計画の一部でした。
これらの伏線がどのように回収されていくのかを意識しながら読むと、サスペンスとしての面白さが倍増します。
アニメ版との違いは?
『未来日記』はアニメ化もされており、非常に高い人気を博しました。アニメ版は原作に忠実なストーリー展開ですが、一部の心理描写や細かいエピソードが省略されている部分もあります。
特に、各キャラクターの背景や心情は、漫画でじっくりと読むことで、より深く理解できます。アニメを観てファンになった方も、原作漫画を読むことで新たな発見や感動が待っているはずです。
『未来日記』に関するよくある質問(FAQ)
Q. 『未来日記』は何巻で完結していますか?
A. 原作コミックは全12巻で完結しています。コミックシーモアなどの電子書籍サイトで全巻読むことができます。
Q. 結末はハッピーエンドですか?バッドエンドですか?
A. 結末の受け取り方は人それぞれですが、多くの困難を乗り越えた末にたどり着くラストは、「希望のある感動的な結末」と言えるでしょう。単純なハッピーエンドとは言えないかもしれませんが、物語の締めくくりとして非常に評価の高いエンディングです。
Q. 外伝作品は読むべきですか?
A. 『未来日記』には、他のキャラクターに焦点を当てた外伝『未来日記モザイク』や『未来日記パラドックス』があります。本編を補完し、世界観をより深く楽しめる内容になっているため、本編を読んだ後に読むことをおすすめします。
まとめ:『未来日記』の衝撃を今すぐ体験しよう!
『未来日記』は、ただのサバイバルゲーム漫画ではありません。時空を超えた壮大な愛の物語であり、人間のエゴや弱さ、そして希望を描いた傑作です。
この記事であらすじを読んで興味が湧いた方は、ぜひ原作コミックを手に取ってみてください。文字だけでは伝えきれない、息をのむ展開と感動のラストがあなたを待っています。
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