問題児たちが異世界から来るそうですよ?のネタバレまとめ|1巻から最終12巻の結末まで時系列で解説

問題児たちが異世界から来るそうですよ?のネタバレまとめ|1巻から最終12巻の結末まで時系列で解説 ライトノベル
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【注意】この記事には、ライトノベル『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』の重大なネタバレが含まれています。アニメしか観ていない方や、これから読むのを楽しみにしている方はご注意ください。

規格外の力を持つ「問題児」たちが、神々の遊戯盤「箱庭」で大暴れする大人気ライトノベル『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』。

2013年にアニメ化もされ、その爽快なストーリーと魅力的なキャラクターで多くのファンを魅了しました。しかし、「アニメの続きはどうなるの?」「最終的に物語はどういう結末を迎えるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、原作ライトノベル第1部(全12巻)の壮大な物語を、第1巻から最終巻まで徹底的にネタバレ解説します。彼らが挑むギフトゲームの行方、そしてコミュニティ「ノーネーム」の運命を、時系列に沿って紐解いていきましょう。

この記事でわかる物語の結末(要約)

物語の結末を先に知りたい方のために、結論からお伝えします。

逆廻十六夜、久遠飛鳥、春日部耀の3人の問題児たちが加入したコミュニティ「ノーネーム」は、数々の強敵や魔王とのギフトゲームを乗り越え、箱庭の世界でその名声を取り戻していきます。物語の終盤では、箱庭の世界そのものを揺るがす最強の魔王「人類最終試練」との全面対決に突入。仲間たちの犠牲を払いながらも、十六夜たちは持てる力のすべてをぶつけ、熾烈な戦いに挑みます。最終的にノーネームは大きな転機を迎え、それぞれのキャラクターが新たな道へと進む未来が示唆される形で、第1部の物語は幕を閉じます。

『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』の基本情報

まずは作品の基本情報をおさらいしておきましょう。

  • 著者: 竜ノ湖太郎
  • レーベル: 角川スニーカー文庫(KADOKAWA)
  • 巻数: 第1部 全12巻 完結
  • メディア展開: 2013年にテレビアニメ化(全10話+OVA)

異世界ファンタジーの中でも、神話や伝承をベースにした壮大な世界観と、圧倒的な力を持つ主人公たちの爽快なバトルが魅力の作品です。

アニメは原作のどこまで?続きは何巻から読めばいい?

「アニメの続きが知りたい!」という方は非常に多いはずです。テレビアニメ版は、原作のストーリーを再構成しつつ、主に第2巻の「火龍誕生祭」のエピソードあたりまでを描いています。

しかし、アニメでは描かれなかった伏線やキャラクターの掘り下げも多いため、物語を深く楽しむなら、原作の第1巻から読み直すのが最もおすすめです。もし、すぐにアニメの続きから読みたい場合は、第3巻から読み進めるとスムーズに物語に入り込めるでしょう。

アニメで描かれたのは、壮大な物語のほんの序章に過ぎません。本当の戦いはここから始まります!

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【巻別】問題児たちが異世界から来るそうですよ?のネタバレ解説

ここからは、各巻のあらすじを追いながら、物語の核心に迫るネタバレを時系列で解説していきます。

第1巻:YES! ウサギが呼びました!

自身の持つ強大な力(ギフト)に退屈していた逆廻十六夜、久遠飛鳥、春日部耀。彼らの元に届いた一通の手紙が、すべての始まりでした。手紙を開いた瞬間、3人は神々の遊戯盤「箱庭」の世界へ召喚されます。

彼らを召喚したのは、寂れたコミュニティ「ノーネーム」に所属する黒ウサギ。かつて魔王に敗れ、名前も旗も奪われたコミュニティを再建するため、問題児たちの規格外の力に助けを求めたのです。十六夜たちは、その圧倒的なギフトを武器に、箱庭のルール「ギフトゲーム」で早々にその実力を見せつけ、「ノーネーム」に希望の光をもたらします。

第2巻:あら、魔王襲来のお知らせ?

問題児たちの活躍で少しずつ活気を取り戻し始めた「ノーネーム」。彼らは、箱庭の東側を支配する巨大コミュニティ「サウザンドアイズ」が主催する「火龍誕生祭」に参加します。しかし、そこでは新たなギフトゲームと、箱庭の世界の厳しさが彼らを待ち受けていました。この巻では、白夜叉をはじめとする箱庭の有力者たちも登場し、物語の世界観が一気に広がります。そして、物語の最後に「魔王襲来」という不穏な影が忍び寄るのでした。

第3巻〜第4巻:コミュニティ間の交流と深まる謎

魔王との戦いを経て、問題児たちは箱庭の世界で少しずつ有名になっていきます。このあたりでは、コミュニティ「ペルセウス」とのギフトゲームや、吸血鬼の古城を舞台にした物語など、様々なエピソードが展開されます。ジンやペストといった重要キャラクターも登場し、彼らの背景が描かれることで物語に深みが増していきます。十六夜、飛鳥、耀の3人も、単なる力押しだけでなく、ギフトの応用や戦略を駆使して勝利を重ね、着実に成長を遂げていきます。

第5巻〜第7巻:魔王連盟「ウロボロス」との激突

物語は中盤に差し掛かり、ついに「ノーネーム」の宿敵である魔王連盟「ウロボロス」との対立が本格化します。かつて「ノーネーム」を壊滅させた魔王の正体や、その背後にある巨大な陰謀が徐々に明らかになり、戦いは激しさを増していきます。仲間との絆、そして時には訪れる悲しい別れを経験しながら、「ノーネ-ム」はコミュニティの誇りを取り戻すため、巨大な敵に立ち向かいます。黒ウサギが持つ秘密や、彼女の隠された神格の一端も垣間見え、物語の核心に迫っていきます。

第8巻:暴虐の三頭龍

シリーズ屈指の絶望的な戦いが描かれるのがこの8巻です。最強クラスの魔王であり、「人類最終試練」の一つであるアジ=ダカーハが「ノーネーム」の前に立ちはだかります。その力はまさに圧倒的で、十六夜ですら苦戦を強いられ、コミュニティは壊滅的な危機に瀕します。仲間の犠牲、そして十六夜自身の負傷など、これまでの爽快な展開とは一線を画す、シリアスで過酷な戦いが読者を惹きつけます。

第9巻:箱庭の日常を描く短編集

激しい戦いの合間に、問題児たちの日常や、これまで語られなかったキャラクターたちの側面を描く短編集です。白夜叉が先生役となって箱庭の歴史を解説するエピソードなど、世界観をより深く理解できる内容が詰まっています。シリアスな展開が続いた後の、心温まる掛け合いやコミカルな日常は、キャラクターへの愛着を一層深めてくれるでしょう。

第10巻〜第11巻:最終決戦への序曲

アジ=ダカーハとの死闘を乗り越えた「ノーネーム」ですが、休む間もなく物語は最終局面へと突き進みます。魔王連盟「ウロボロス」の真の目的、「人類最終試練」の全貌が明らかになり、箱庭のすべてを巻き込んだ最終戦争の火蓋が切られます。黒ウサギの身に大きな変化が訪れ、十六夜たちも自らのギフトの根源と向き合うことになります。仲間たちの決死の覚悟と奮闘が、クライマックスに向けて物語を加速させていきます。

第12巻(最終巻):撃て、星の光より速く!

ついに迎えた「人類最終試練」との最終決戦。これまでの物語で出会った仲間たちと共に、十六夜たちは箱庭の未来を賭けた最後のギフトゲームに挑みます。アジ=ダカーハをはじめとする強大な魔王たちとの戦いは、まさに総力戦。一人ひとりのキャラクターに見せ場があり、積み重ねてきた伏線が見事に回収されていきます。

激しい戦いの末、彼らがどのような結末を迎えるのか。そして、再生を果たした「ノーネーム」の未来とは…? すべての戦いが終わり、箱庭に新たな秩序が生まれる様子、そして主要キャラクターたちの今後が希望と共に示唆される形で、壮大な物語の第1部は感動的なフィナーレを迎えます。その結末は、ぜひご自身の目で見届けてください。

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主要キャラクターとギフト紹介

物語を彩る魅力的なキャラクターたちと、彼らが持つ強力な「ギフト」を簡単にご紹介します。

  • 逆廻十六夜(さかまき いざよい): 傲岸不遜で常に不敵な笑みを浮かべる最強の問題児。彼のギフト「正体不明(コード・アンノウン)」は、あらゆるギフトを砕く規格外の力を持ちます。その圧倒的な戦闘力と明晰な頭脳で、常に「ノーネーム」を勝利に導くリーダー的存在です。
  • 久遠飛鳥(くどう あすか): 元財閥のお嬢様で、おしとやかな見た目とは裏腹に強い意志を持つ少女。彼女のギフト「威光」は、言葉で相手やギフトそのものを支配する強力な能力です。物語を通して精神的に大きく成長していきます。
  • 春日部耀(かすかべ よう): 物静かでマイペースな少女。動物と心を通わせ、その能力を借りることができるギフト「生命の目録(ゲノム・ツリー)」の持ち主。伝説の幻獣の力をも取り込み、強力な戦士へと成長します。
  • 黒ウサギ(くろうさぎ): 「箱庭の貴族」と呼ばれる月の兎の末裔。箱庭のルールを解説する審判(ジャッジマスター)であり、問題児たちのお目付け役兼ツッコミ役。高い戦闘能力を持ち、いざという時は頼りになる存在です。

『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』に関するFAQ

最後に、本作に関するよくある質問にお答えします。

Q. アニメの続きは原作の何巻から読めばいいですか?
A. アニメは原作の第2巻までのエピソードを基に構成されています。スムーズに続きを読みたい場合は第3巻からがおすすめですが、より深く物語を理解するために第1巻から読み直すのがベストです。
Q. この物語は12巻で完全に終わりですか?続編はありますか?
A. 『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』の物語は、第1部として全12巻で一度完結しています。しかし、物語はまだ終わりません。十六夜たちのその後や、箱庭の新たな戦いを描く第2部『ラストエンブリオ』が現在も刊行中です。興味を持った方は、ぜひ続編もチェックしてみてください。
Q. ネタバレを読んで興味が湧きました。どこで読めますか?
A. 全国の書店のほか、コミックシーモアなどの電子書籍ストアで全巻購入・閲覧が可能です。特に電子書籍なら、いつでもどこでも手軽に読むことができます。

まとめ:爽快な異世界バトルを今すぐ体験しよう!

『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』の第1巻から最終12巻までの壮大な物語を、ネタバレありでご紹介しました。

規格外の力を持つ問題児たちが、強大な敵を相手に知恵と力で立ち向かう姿は、まさに爽快そのものです。アニメで描かれたのは、この物語のほんの入口に過ぎません。

  • アニメファンの方: アニメの続きが気になるなら、ぜひ原作を手に取ってみてください。想像を超える戦いがあなたを待っています。
  • 原作未読の方: 圧倒的なスケールで描かれる異世界バトルと、魅力的なキャラクターたちの活躍に、きっと夢中になるはずです。

この記事で少しでも興味を持った方は、ぜひコミックシーモアで彼らの冒険の始まりから終わりまでをその目で見届けてみてください。一度読み始めたら、ページをめくる手が止まらなくなること間違いなしです!

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