名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)ネタバレ

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2005年に公開された劇場版第9作『名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)』。豪華客船という逃げ場のない舞台、15年前の海難事故との因果関係、そして何より「眠りの小五郎」が眠らずに真実を暴くという、ファンにとっては伝説的な作品です。

この記事では、2026年現在でも色褪せない本作の魅力を、完全ネタバレありで徹底解説します。真犯人の正体、二重底のトリック、そして毛利小五郎のかっこよすぎる名推理まで、余すことなく深掘りしていきましょう。

※ここから先は、犯人の名前や結末に関する重大なネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。

劇場版コナン 水平線上の陰謀 あらすじ

物語の舞台は、太平洋を航行する豪華客船「アフロディーテ号」。園子の招待で処女航海に参加したコナン、蘭、小五郎、そして少年探偵団の一行は、優雅な船旅を楽しんでいました。

しかし、その裏では不穏な影が動き出していました。15年前に起きた貨物船「第一八代丸」の沈没事故。その事故で船長だった父を亡くした人物たちが、このアフロディーテ号に乗り合わせていたのです。

連鎖する事件

船内で最初におきたのは園子の監禁事件でしたが、これはコナンによって無事解決されます。しかし、真の恐怖はここからでした。八代グループ会長・八代延太郎とその娘・貴江が次々と殺害されます。目撃証言や遺留品から、容疑者として浮かび上がったのは、シナリオライターの日下ひろなりでした。

誰もが日下を犯人だと疑う中、コナンと小五郎だけは「ある違和感」を抱き、別々のルートで真実に迫っていきます。

【ネタバレ】水平線上の陰謀の真犯人と動機

結論から言います。一連の事件の裏で糸を引いていた真犯人は、秋吉美波子(あきよし みなこ)です。

彼女はアフロディーテ号の設計を担当した建築家であり、小五郎とも親しく会話をしていた人物でした。

真犯人:秋吉美波子の正体

彼女の正体は、15年前の沈没事故で亡くなった副船長の娘です。当時の事故は、保険金目当てに八代親子が仕組んだものであり、船長(沖田)も口封じのために毒殺されていました。

美波子の動機は、父を陥れ殺害した八代親子への復讐です。そして、同じく八代親子に恨みを持つ日下ひろなり(父を亡くしたもう一人の遺族)を利用し、彼に罪を被せる計画を立てていました。

実行犯と思われた日下ひろなり

日下もまた復讐のために殺人を計画していました。しかし、彼は美波子に利用されていたに過ぎません。実際に八代会長を海へ突き落としたのは日下ですが、その直後にトドメを刺したのは美波子でした。彼女は日下の計画を知り尽くした上で、さらにその上を行く「完全犯罪」を目論んでいたのです。

複雑に絡み合うトリックの全貌

本作のミステリーとしての面白さは、「犯人が二人いる」ような二重構造のトリックにあります。

1. アリバイ工作トリック

日下は、あらかじめ録音しておいたカセットテープを使い、部屋にいるかのように見せかけるアリバイ工作を行いました。電話越しの会話でトリックを成立させようとしましたが、コナンはこの「カセットテープの余白時間」などの不自然さからトリックを見破ります。

2. 利用された共犯関係

美波子の恐ろしい点は、日下の犯行計画をあえて成功させつつ、彼を「犯人役」として泳がせたことです。日下が八代貴江を殺害したように見せかけ、実はその前に美波子が手を下していました。さらに八代会長殺害においても、日下がスタンガンで気絶させ海に落とした後、美波子がとどめを刺すという周到さを見せました。

3. 爆破による証拠隠滅

クライマックスでは船内に仕掛けられた爆弾が次々と爆発。これは証拠を消すため、そして目撃者であるコナンたちを葬り去るための最終手段でした。沈みゆく船という極限状態が、ラストの緊迫感を高めます。

考察:なぜ今回は小五郎が「名探偵」だったのか

『水平線上の陰謀』がファンの間で最高傑作の一つに挙げられる理由。それは間違いなく毛利小五郎の覚醒にあります。

普段はコナン(新一)の麻酔銃で眠らされる小五郎ですが、本作ではコナンよりも先に、独力で真犯人・秋吉美波子にたどり着きます。

小五郎が見抜いた決定的な証拠

小五郎が美波子を疑ったきっかけ、それは皮肉にも彼女への好意からでした。彼女に似た雰囲気を感じていた小五郎は、彼女のことをよく見ていたからこそ、細かな矛盾に気づいたのです。

  • カフスボタンの矛盾:犯行現場に残されたカフスボタンの不自然さ。
  • 襲われたフリ:美波子が日下に襲われたように見せかけた際、プロの格闘技のような受け身を取っていたこと(彼女がただの設計士ではないことの露呈)。

歴史に残る名言

犯人を追い詰めた際の小五郎のセリフは、シリーズ屈指の名言として語り継がれています。

「証拠ならあるさ。あんたが犯人じゃなきゃいいと思って… あんたの無実を証明する証拠ばかり集めていたからな…」

「犯人であってほしくない」という願いから詳細に調査した結果、逆に犯人である証拠が固まってしまったという、探偵としての悲哀とプロ意識が同居したこのシーン。普段のコミカルな姿とのギャップに、心を打たれたファンは多いはずです。

2026年現在の配信情報・視聴方法

「あの小五郎の活躍をもう一度見たい」「まだ見ていないけれど興味が湧いた」という方へ。2026年1月現在、本作を視聴するなら動画配信サービスが便利です。

特におすすめなのはHuluです。劇場版コナンシリーズが充実しており、高画質で楽しむことができます。

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原作漫画でコナンの世界をもっと深く知る

映画の興奮冷めやらぬうちに、原作漫画もチェックしてみてはいかがでしょうか。青山剛昌先生による原作には、映画とはまた違った伏線やキャラクターの深みが描かれています。

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まとめ:水平線上の陰謀は小五郎ファンのバイブル

『劇場版名探偵コナン 水平線上の陰謀』は、豪華客船という閉鎖空間でのサスペンス、過去と現在が交差する緻密なストーリー、そして何より毛利小五郎の「漢(おとこ)」としての魅力が詰まった傑作です。

ZARDが歌う主題歌「夏を待つセイル(帆)のように」が流れるエンディングの余韻も最高です。真犯人とトリックを知った上で見直すと、冒頭からの伏線回収がさらに楽しめるでしょう。ぜひ、Huluや原作漫画でコナンの世界に浸ってください。


※本記事の情報は2026年1月時点のものです。最新の配信状況は各公式サイトにてご確認ください。