りゅうおうのおしごと!ネタバレ【漫画版・全10巻】あらすじを最終回まで徹底解説!

りゅうおうのおしごと!ネタバレ【漫画版・全10巻】あらすじを最終回まで徹底解説! 青年マンガ
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【ネタバレ注意】
この記事には、漫画『りゅうおうのおしごと!』の結末を含む重要なネタバレが記載されています。未読の方はご注意ください。

16歳にして将棋界の最高峰「竜王」のタイトルを獲得した天才棋士・九頭竜八一。しかし、そのプレッシャーから絶不調に陥っていた彼の元に、ある日突然「お弟子にしてください!」と一人のJS(小学3年生)が押しかけてきて…?

熱い将棋の世界と、師弟が織りなす感動のドラマを描いた大人気作『りゅうおうのおしごと!』。

この記事では、漫画版『りゅうおうのおしごと!』(全10巻)のあらすじを、物語の始まりから衝撃の最終回まで、各巻ごとに分かりやすくネタバレ解説します。原作ライトノベルとの違いや、作品の魅力も深掘りしていくので、ぜひ最後までお楽しみください!

『りゅうおうのおしごと!』の作品基本情報

まずは、漫画版『りゅうおうのおしごと!』の基本情報をご紹介します。

  • 作品名: りゅうおうのおしごと!
  • 原作: 白鳥士郎
  • 作画: こげたおこげ
  • キャラクター原案: しらび
  • 監修: 西遊棋
  • 巻数: 全10巻(完結済み)
  • ジャンル: 青年漫画、将棋、バトル、コメディ

漫画版は既に完結しており、電子書籍サイト「コミックシーモア」では全巻配信中です。完結済みなので、結末まで一気に読み進めることができますよ。

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【全巻ネタバレ】漫画『りゅうおうのおしごと!』のあらすじを時系列で解説

ここからは、漫画版『りゅうおうのおしごと!』の第1巻から最終10巻までのストーリーを、巻ごとに追っていきましょう。

第1巻:天才JS、弟子になる!

史上最年少の16歳で「竜王」となった九頭竜八一。しかし、世間の注目とプレッシャーから大スランプに陥り、公式戦で連敗を重ねる日々を送っていました。そんな彼の自宅に、突然「雛鶴あい」と名乗る小学3年生の少女が現れます。「約束通り、弟子にしてください!」と詰め寄るあい。実は、八一は竜王戦の対局中に無意識に「弟子をとる」と呟いており、あいはそれを真に受けて家出してきたのでした。最初は突き放そうとする八一ですが、あいの持つ将棋への情熱と、常軌を逸した才能の片鱗に触れ、渋々ながらも彼女を内弟子として受け入れることを決意。こうして、若き竜王と天才JSの奇妙な同居生活と師弟関係が幕を開けます。

第2巻:師匠としての覚悟と最初の試練

あいを弟子にしたものの、どう指導していいか分からず戸惑う八一。師匠である清滝鋼介の助言や、姉弟子の空銀子(そら ぎんこ)の厳しい檄を受けながら、少しずつ師匠としての自覚を固めていきます。一方、あいは研修会(プロ棋士の養成機関)に入会し、その圧倒的な実力で周囲を驚かせます。八一は、あいの才能を正しく伸ばすため、そして自身もスランプから脱出するために、将棋と真摯に向き合い始めます。

第3巻:もう一人の”あい”、ライバル出現

あいの前に、強力なライバルが登場します。彼女の名は「夜叉神天衣(やしゃじん あい)」。あいと同じく小学年生ながら、大人顔負けの実力を持つ天才少女です。裕福な家庭に育ちプライドが高い天衣は、あいを強くライバル視し、二人は研修会で火花を散らすことに。天衣の登場により、物語は師弟の絆だけでなく、天才少女同士の熱いライバル対決へと発展していきます。

第4巻:ぶつかり合う才能と師弟の葛藤

研修会での対局は激しさを増し、あいと天衣は互いに勝利を重ねていきます。しかし、あいは格上の相手との対局で初めての大きな壁にぶつかります。自分の指導法は本当に正しいのか? あいの才能を潰してしまわないか? 八一は師匠として深い悩みに囚われます。熱血とユーモアを交えながら、師弟が試練を乗り越えようと奮闘する姿が描かれます。

第5巻:深まる絆と大舞台への挑戦

八一の指導と本人の努力により、あいは壁を乗り越えて大きく成長。女流棋士の公式タイトル戦「マイナビ女子オープン」への挑戦権を得ます。小学生がプロの公式戦に出場するという快挙は、将棋界に大きな衝撃を与えました。勝負の世界の厳しさと、それを超える師弟の信頼関係が深まり、物語は新たなステージへと進みます。

第6巻:ライバルたちの知られざる過去

物語の焦点は、あいだけでなく、ライバルたちにも当てられます。夜叉神天衣が抱える家庭の事情や、将棋に対する歪んだ執着。そして、関西の異端児・祭神雷(さいのかみ いか)など、一癖も二癖もあるキャラクターたちが登場し、それぞれの将棋観をぶつけ合います。単純な強さ比べではない、棋士たちの人間ドラマが物語に深みを与えます。

第77巻:すれ違いと信じる心

順調に見えた師弟関係に、初めて亀裂が生じます。八一の些細な一言がきっかけで、あいは心を閉ざしてしまいます。さらに、八一自身のタイトル戦も迫り、師匠としても棋士としても追い詰められる状況に。お互いを想うが故にすれ違ってしまう二人。この試練を通じて、八一はあいの自立を、あいは師匠への絶対的な信頼を再確認することになります。

第8巻:決戦!マイナビ女子オープン

物語は最大のクライマックス、マイナビ女子オープンの本戦トーナメントへ。あい、天衣、そして祭神雷といった若き才能たちが、現役の女流タイトルホルダーに挑みます。盤上での一手一手がキャラクターたちの心情とシンクロし、息もつかせぬ熱い戦いが繰り広げられます。師匠として、そして一人の棋士として、八一は彼女たちの戦いを固唾をのんで見守ります。

第9巻:最強の証明、師弟の答え

トーナメントは決勝へと進み、あいたちの戦いも佳境を迎えます。「強さとは何か」「師弟とは何か」という作品全体のテーマに対する一つの答えが、この激闘の中で示されます。勝敗の行方だけでなく、対局を通して成長していく少女たちの姿、そしてそれを見守る八一の再生の物語が感動的に描かれます。

第10巻(最終巻):未来へ続く、二人の「おしごと」

すべての戦いに決着がつき、物語は感動のフィナーレを迎えます。マイナビ女子オープンを終え、あいと天衣、そして八一はそれぞれ新たな目標を見つけます。弟子と師匠という関係を超え、同じ将棋の道を歩む仲間として、二人の絆はより一層強いものとなりました。彼らの「おしごと」は、これからも続いていきます。八一とあいの最終的な関係は?そして天才少女たちの頂点を決める戦いの結末は…?ラストシーンで描かれる未来への希望に満ちた展開は、ぜひご自身の目でお確かめください。

原作ライトノベル版との違いは?

『りゅうおうのおしごと!』には、原作のライトノベルが存在します。漫画版とラノベ版の主な違いは以下の通りです。

  • 漫画版:物語の主要なエピソードを中心に構成されており、テンポよくストーリーを楽しめます。将棋の盤面やキャラクターの表情が視覚的に分かるのが魅力です。
  • ラノベ版:キャラクターの細かい心理描写や、漫画版では省略されたサブエピソード、将棋に関するより深い解説などが含まれています。物語の世界を隅々まで味わいたい方におすすめです。

まずは漫画版で物語の全体像を掴み、さらに深くハマりたいと思ったらライトノベル版に手を伸ばしてみるのが良いでしょう。

主要キャラクターと関係性

本作の魅力を語る上で欠かせない、個性豊かなキャラクターたちをご紹介します。

九頭竜八一(くずりゅう やいち)

本作の主人公。16歳で竜王位を獲得した天才棋士ですが、私生活ではどこか抜けている青年。あいを弟子に取ったことで、棋士としても人間としても大きく成長していきます。

雛鶴あい(ひなつる あい)

本作のヒロイン。小学3年生ながら、一度見た棋譜は忘れないという驚異的な才能を持つ少女。純粋に将棋が大好きで、師匠である八一を心から慕っています。

夜叉神天衣(やしゃじん あい)

もう一人の「あい」。裕福な家庭で育ったお嬢様で、非常にプライドが高い性格。あいとは対照的ながら、最高のライバルとしてお互いを高め合う存在です。

考察|『りゅうおうのおしごと!』がただの萌え作品ではない理由

「小学生の女の子が弟子」という設定から、いわゆる「萌え」作品だと思われがちですが、『りゅうおうのおしごと!』の魅力はそれだけではありません。

本作の核となっているのは、「才能とは何か」「師弟の絆とは何か」「勝負の世界で生きる厳しさ」といった、普遍的で熱いテーマです。将棋の対局シーンは非常に緻密に描かれており、実際のプロ棋士が監修しているため、将棋ファンも唸るほどのリアリティがあります。

将棋のルールを知らない方でも、作中で丁寧に解説が入るため心配は無用です。キャラクターたちの成長と人間ドラマに、きっと胸が熱くなるはずです。

まとめ:『りゅうおうのおしごと!』のネタバレ解説でした!

この記事では、漫画版『りゅうおうのおしごと!』の第1巻から最終10巻までのあらすじをネタバレありでご紹介しました。

スランプに陥った若き竜王と、彼を慕う天才JSの弟子。二人が困難を乗り越え、共に成長していく姿は、将棋を知らなくても間違いなく心に響くものがあります。

コミックシーモアでは、全10巻が配信中で、いつでも好きな時に一気読みが可能です。まずは無料の試し読みで、この熱い師弟の物語に触れてみてください!