猫好きであればあるほど生存率が下がる、前代未聞のパンデミック・サバイバル『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット(ニャイリビ)』。
2025年のアニメ放送でその「可愛すぎる恐怖」に衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか?
この記事では、2026年2月現在における原作漫画の第1話から最新第23話までのネタバレあらすじを時系列で徹底解説します。
「アニメの続きはどこから?」「クナギの記憶はどうなった?」という疑問をお持ちの方に向けて、原作の展開とアニメ版との違い、そして深読み考察をまとめました。
作品基本情報と世界観設定
まずは、この物語の狂気的な設定をおさらいしましょう。まだ作品に触れていない方は、ここだけ読めば「なぜこの漫画が話題なのか」が分かります。
- 原作:ホークマン/作画:メカルーツ
- 連載:月刊コミックガーデン/MAGCOMI
- アニメ化:2025年7月〜9月放送(全12話/制作OLM/総監督:三池崇史)
- ジャンル:キャットフル・ホラー・コメディ
世界設定:N・Nウイルス(ニャンデミック)
20XX年、世界を襲ったのはゾンビウイルスではなく「N・Nウイルス」でした。
このウイルスの特徴は極めてシンプルかつ残酷です。
- 猫に触れられると、人間は猫になる。
- 猫になった人間は、元の服を残して純粋な「猫」と化す。
- 猫たちは人間に襲いかかるのではなく、ただ「可愛く擦り寄ってくる(=感染させる)」。
つまり、人類は「猫を愛でたい欲求」と「猫になってしまう恐怖」の板挟みの中で戦わなければなりません。銃火器で撃退しようにも、相手は可愛い猫。攻撃すれば動物愛護の精神が邪魔をする……まさに地獄のような設定です。
【漫画】第1話〜第6話:感染爆発と逃避行(アニメ序盤)
ここからは原作漫画の流れに沿って、物語の変遷を解説します。
第1話〜第3話:すべてが猫になる夜
物語は猫カフェ「メゴコロ・ネコメ」から始まります。記憶喪失の主人公・クナギは、卓越した「猫扱い」のスキルを持つ男。しかし平穏は一瞬で崩壊しました。
突如発生したパンデミックにより、常連客たちが次々と猫化。クナギは店員のカオル、常連のガクと共に脱出を図ります。
しかし、ガクが無念の感染(猫化)。クナギとカオルは悲しみを背負いながら、猫で溢れかえる街へ飛び出します。
スーパーマーケットでの籠城戦では、「猫じゃらし」や「マタタビ」を武器(誘導アイテム)として使うという、本作特有の戦術が確立されました。
第4話〜第6話:生存者たちとの合流
脱出の過程で、クナギたちは新たな仲間と出会います。猫アレルギーゆえに生き残った者、猫への愛が歪んでしまった者など、癖の強いキャラクターが登場。
特に重要なのは、クナギの脳裏にフラッシュバックする「過去の断片」です。彼はなぜ猫の扱いに長けているのか? この世界がこうなることを知っていたのか? 初期の伏線がここで張られます。
【漫画】中盤(第7話〜第14話):砦の生活と猫語翻訳機
アニメの中盤〜終盤にかけて描かれたエピソード群です。
猫語翻訳機の発明とジョーンズ
生存者たちはある施設を拠点(砦)として生活を始めます。ここで技術者ミツルによって開発されたのが「猫語翻訳機」です。
これにより、猫たちの鳴き声が「ごはーん」「あそぼー」「なでてー」という、あまりにも無邪気な欲求であることが判明。敵意がないからこそ、人類にとって脅威であるという絶望が深まります。
また、特殊な猫「ジョーンズ」が登場。彼は他の猫とは違い、どこか知性を感じさせる行動をとります。クナギたちと付かず離れずの関係を保つジョーンズの存在が、物語にミステリー要素を加えます。
グランマの決断
拠点のリーダー的存在であるグランマ。彼女は「猫も人間も救う」という困難な道を模索していましたが、猫の群れ(モフモフの波)が拠点に押し寄せた際、仲間を逃がすために自ら囮となることを選びます。
「可愛い猫に囲まれて終わるなら本望」という彼女の最期は、悲劇でありながらどこか幸福そうでもあり、本作のテーマを象徴する名シーンとなりました。
【漫画】第15話〜第22話:記憶の鍵と新たな脅威
ここからはアニメ終了後、あるいはアニメでは描かれきれなかった原作の深掘りパートに入ります。
クナギの記憶とウイルスの正体
旅を続けるクナギたちの前に、ウイルスの起源に関わる施設や痕跡が現れ始めます。
クナギの失われた記憶には、N・Nウイルスの発生原因と、ある「少女」の存在が関わっていることが示唆されます。彼が時折見せる冷徹な判断力と、猫への深い愛情の矛盾。その答えは、彼自身の過去にありました。
異様な村と猫崇拝
第7巻周辺のエピソードでは、猫を「神」として崇める狂気の村が登場します。
そこでは人間が自ら進んで猫化を受け入れる儀式が行われていました。「人間として苦しむより、猫になって愛されるほうが幸せではないか?」という問いかけは、クナギたちの「人類を取り戻す」という目的を根底から揺さぶります。
このパートでは、単なるサバイバルアクションから、哲学的・倫理的なホラーへと質が変化していきます。
【漫画】最新第23話「キャットサマー」の展開
2026年2月現在、MAGCOMIなどで確認できる最新の配信話周辺の情報です。
終わらない夏と猫の引力
第23話「キャットサマー」では、季節が巡り、過酷な夏の中でのサバイバルが描かれます。
猫たちは暑さでダレていますが、その「溶けたような姿」すらも人間を誘惑する強力な武器となります。
物語の核心に触れる大きな動きとしては、クナギがついに「ある場所」を目指すことを明確に決意します。それは、すべての始まりの地であり、人類を猫化から救う(あるいは完全に猫の世界にする)鍵が眠る場所です。
しかし、その旅路の果てに待つものが希望なのか絶望なのかは、まだ語られていません。
最新話では、クナギと仲間たちの絆が改めて試されると同時に、新たな種類の「変異した猫(あるいは猫化の影響)」の兆候も見え隠れしており、読者の想像を掻き立てる不穏な引きとなっています。
アニメ版(全12話)と原作漫画の違い
2025年に放送されたアニメ版は、原作の魅力を忠実に再現しつつ、映像媒体ならではの演出が際立っていました。
アニメオリジナルの演出
- 猫作画の執念:人間パートは劇画タッチですが、猫のアップになると実写と見紛うほどの超美麗作画に切り替わる演出が多用されました。
- 音響効果:猫のゴロゴロ音や鳴き声にASMR的なこだわりがあり、視聴者まで「猫化」させようとする意図が感じられました。
結末の違い
アニメ最終回(Chapter12)は、原作の「砦脱出編」を一区切りとして構成されています。
原作ではその後の旅が長く描かれますが、アニメでは「俺たちの戦い(猫撫で)はこれからだ」という形のエンドロールとなりました。
特にアニメ版ラストの、夕日を背に猫の大群と対峙するクナギのカットは、映画的な美しさと絶望感が同居する素晴らしいフィナーレでした。
「アニメの続きから読みたい!」という方は、原作の単行本第4巻〜第5巻あたりから読み始めるとスムーズに接続できますが、細かなエピソードが異なるため、第1巻からの読破を強くおすすめします。
注目ポイントと深読み考察
本作をより楽しむための視点をいくつか紹介します。
「可愛さ」という暴力
通常のゾンビ物は「恐怖」が敵ですが、本作の敵は「可愛さ」です。
登場人物たちが「猫ちゃーん!」と叫びながら陥落していく様は笑えますが、冷静に見ると「自我の喪失」を描いています。現代社会における「推し活」や「依存」のメタファーとして読むと、非常に深いテーマが見えてきます。
クナギ=救世主?それとも…
主人公クナギは猫を愛していますが、猫化はしていません。彼には何らかの抗体があるのか、それとも彼自身が「人間ではない何か」なのか。
最新話付近での彼の言動には、単なるヒーローとは呼べない危うさが漂っています。
ニャイリビはどんな人におすすめ?
- 猫が好きすぎて辛い人:「猫に埋もれたい」という願望の究極形が見られます。
- ゾンビ映画ファン:「ショッピングモールへの籠城」「仲間の感染」など、ロメロ監督作品へのオマージュやパロディが満載です。
- シリアスなギャグを求めている人:登場人物が大真面目にやればやるほど面白い、シュールな笑いが好きな方に最適です。
今すぐ読める・観れる!配信サービス情報
「ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット」の世界に飛び込みたい方のために、現在利用可能な配信サービスをまとめました。
アニメで動き回る猫を見るもよし、漫画でじっくり伏線を追うもよしです。
原作漫画を読む(電子書籍)
最新話まで追いつくなら、品揃えが豊富なコミックシーモアがおすすめです。頻繁にキャンペーンも実施されています。
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アニメを視聴する(動画配信)
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よくある質問(FAQ)
- Q. アニメの第2期はある?
- A. 2026年2月現在、第2期の公式発表はありません。しかし、原作ストックは十分に溜まりつつあり、最終回の反響も大きかったため、続編の可能性は十分に考えられます。
- Q. 漫画は完結している?
- A. 完結していません。月刊コミックガーデンおよびMAGCOMIにて好評連載中です。
- Q. グロテスクな描写はある?
- A. 流血などのグロテスクな描写はほぼありません。代わりに「過剰なまでの猫の可愛さ」が描かれます。ホラーが苦手な方でも比較的安心して楽しめます。
まとめ:人類は猫に勝てるのか?
『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』は、単なる色物漫画ではありません。
第23話までの展開を見る限り、物語は「生存」から「真実の解明」へと大きく舵を切っています。
クナギたちが選ぶのは、猫を排除した人間の世界か、それとも猫と共生する新たな形か。
まだ原作を読んでいない方は、ぜひこの「モフモフの絶望」をご自身の目で確かめてみてください。
