校舎のうらには天使が埋められている ネタバレ完全まとめ(第1話〜最終話)

校舎のうらには天使が埋められている ネタバレ完全まとめ(第1話〜最終話) 少女マンガ
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【ネタバレ注意】
この記事は、漫画『校舎のうらには天使が埋められている』の第1話から最終話(完結)までの重要な内容を含みます。
まだ作品を読んでいない方、結末を知りたくない方は、この先を読むのをお控えください。

小学生の教室で繰り広げられる、天使の顔をした悪魔による陰湿ないじめ。息を呑むような心理戦と衝撃的な展開で、多くの読者にトラウマと感動を与えた学園サスペンス『校舎のうらには天使が埋められている』。

この記事では、第1話から最終巻までの物語の全貌を、重要なポイントを押さえながら徹底的に解説します。「どんな話だったか忘れてしまった」「結末が気になるけど、読むのが怖い…」そんなあなたのために、物語の核心に迫ります。

『校舎のうらには天使が埋められている』の作品概要

まずは、本作の基本情報をおさらいしましょう。

  • 作者:小山鹿梨子
  • 出版社:講談社(別冊フレンド)
  • ジャンル:少女マンガ、サスペンス
  • 巻数:全7巻(完結)

物語の壮絶さから「胸糞漫画」と評されることもありますが、同時に人間の強さや希望も描いた傑作です。全7巻で完結しており、一気に物語の世界に没入できます。

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主要な登場人物

物語を動かす中心人物たち。彼らの複雑な関係性が、物語に深みを与えています。

  • 蜂屋 菜々芽(はちや ななめ):本作の主人公。転校を機に自分を変えようとしますが、クラスの異常な実態を目の当たりにし、いじめに立ち向かうことを決意する強い正義感の持ち主です。
  • 和栗 あい(わぐり あい):天使のような愛らしい容姿でクラスの女王として君臨する少女。しかしその裏では、気に入らない生徒を「わんこ」と呼び、残酷ないじめを主導する悪魔的な本性を隠しています。
  • 鈴城 優(すずしろ ゆう):いじめの標的になってしまった気弱な少女。菜々芽との出会いを通じて、少しずつ変わっていきます。
  • 近藤 泉(こんどう いずみ):クラスの男子。当初は傍観者でしたが、菜々芽の行動に心を動かされ、協力者となっていきます。
  • ソラ:物語の序盤で命を落としてしまう少年。彼の死が、クラスに隠された闇を暴くきっかけとなります。

【ネタバレ】第1話から最終話までのあらすじ

ここからは、物語の流れを時系列で解説していきます。衝撃的なシーンの連続ですが、目を逸らさずに追っていきましょう。

序盤:天使と悪魔がいる教室

赤ヶ瀬小学校4年2組に転校してきた蜂屋菜々芽。新しい学校生活に希望を抱く彼女でしたが、そこは和栗あいを頂点とした歪んだカースト制度に支配された異常な空間でした。

「良い子」を演じなければ、次のターゲットにされる。そんな恐怖の中、あいは気に入らない生徒を「わんこ」と名付け、犬のように扱います。誰もが恐怖から見て見ぬふりをする中、菜々芽だけがその異常さに反発します。

しかし、彼女の抵抗も虚しく、いじめはエスカレート。そしてついに、いじめのターゲットだった少年・ソラが校舎から転落死するという最悪の事件が起きてしまいます。警察は事故として処理しますが、菜々芽は「これは事故じゃない、あいが殺したんだ」と確信し、たった一人で悪魔に立ち向かうことを決意します。

中盤:激化する対立と孤立無援の戦い

ソラの死の真相を暴こうとする菜々芽に対し、あいの妨害は執拗を極めます。あいはクラス全員を巧みに操り、菜々芽を孤立させ、精神的に追い詰めていきます。味方だと思っていた人間からの裏切り、教師たちの無関心、そして親とのすれ違い。菜々芽は次第に追い詰められていきます。

しかし、絶望的な状況の中でも、菜々芽の正義の炎は消えませんでした。彼女の決して諦めない姿は、傍観者だった近藤や、いじめられていた優の心を少しずつ動かしていきます。小さな味方を得た菜々芽は、あいの支配体制を崩すための反撃を開始。合唱コンクールや美術館での直接対決など、物語は息を呑む心理戦の連続となります。

終盤〜最終巻:明かされる真実と衝撃の結末

物語は、小学校卒業から3年後の中学生編へと突入します。過去の悪夢は、登場人物たちに深い傷跡を残していました。そんな中、「リア充狩り」と名乗る仮面集団による連続襲撃事件が発生。そして、信じられないことに、その犯人として菜々芽が逮捕されるという衝撃のニュースが駆け巡ります。

なぜ正義のヒロインだったはずの菜々芽が?本当に彼女が犯人なのか?かつてのクラスメイトたちが、菜々芽の無実を信じて再び集結し、事件の真相を追い始めます。

そして、ついに迎える最終局面。ソラの死に隠された本当の悲劇、和栗あいが抱えていた心の闇、そして菜々芽が背負わなければならなかった罪。全ての謎が一本の線で繋がり、予想を遥かに超える真実が明らかになります。

果たして、彼らを待ち受ける結末とは?罪を犯した者は裁かれるのか、それとも…。ラストシーンは、読者の心に深く突き刺さる、忘れられないものとなるでしょう。

『校舎うら』が問いかけるテーマとは?

『校舎のうらには天使が埋められている』は、単なるいじめを描いた漫画ではありません。この物語は、私たちに多くの重いテーマを突きつけます。

  • 集団心理の恐ろしさ:なぜ人は、間違いだとわかっていても、周りに流されてしまうのか。
  • 正義と悪の境界線:いじめに立ち向かう正義は、時に別の暴力や憎しみを生むのではないか。
  • 被害者と加害者の逆転:誰が本当の被害者で、誰が加害者なのか。その境界は非常に曖昧です。
  • 罪と赦し:犯した罪は償えるのか。そして、人は他者を赦すことができるのか。

読み終えた後、きっとあなたも「正義とは何か」「自分だったらどうしただろうか」と深く考えさせられるはずです。

よくある質問(Q&A)

最後に、本作に関するよくある質問にお答えします。

Q1. 漫画は何巻で完結していますか?
A1. 全7巻で綺麗に完結しています。続編として、本編のその後を描いた『校舎のうらには天使が埋められている-蝕-』も刊行されています。
Q2. コミックシーモアでは何話まで読めますか?
A2. コミックシーモアでは、全巻購入・レンタルが可能です。また、「毎日無料連載」の対象になることもあり、お得に読み進めるチャンスがあります。(2025年9月現在の情報です)

まとめ:全ての謎が解けるカタルシスを体感しよう

『校舎のうらには天使が埋められている』は、目を背けたくなるような残酷な描写も多いですが、それ以上に人間の心の機微や、絶望の中から光を見出そうとする強さを描いた不朽の名作です。

この記事で物語のあらすじを知り、「やっぱり自分の目で結末を確かめたい」と思った方も多いのではないでしょうか。張り巡らされた伏線が一気に回収されるクライマックスの爽快感は、実際に読んでみないと味わえません。

ぜひ、コミックシーモアで手に取り、菜々芽たちの壮絶な物語の結末を見届けてください。

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