【ご注意】この記事は、漫画『ワールドトリガー』(葦原大介先生)の第1話から最新話までのネタバレを含んでいます。まだ読んでいない方は、物語の楽しみを損なう可能性があるためご注意ください。
異次元からの侵略者「近界民(ネイバー)」と、防衛組織「ボーダー」の戦いを描く大人気SFアクション『ワールドトリガー』。その緻密な設定と戦略性の高いバトルは、多くの読者を虜にしています。この記事では、壮大な物語の全体像をアーク別に振り返りながら、最新話の展開や各巻の収録話数を徹底解説します。ワートリの世界にどっぷり浸かりたい方も、これから読み始める方も、ぜひ参考にしてください。
ワールドトリガーの基本情報と魅力
まずは『ワールドトリガー』の基本情報をおさらいしましょう。
- 作者: 葦原大介
- ジャンル: 少年マンガ、SF、バトル・アクション
- 連載誌: ジャンプスクエア(集英社)
- 配信状況: コミックシーモアにて単行本28巻まで配信中(2025年11月現在)
本作の最大の魅力は、なんといっても「トリオン」というエネルギーを用いた論理的なチームバトルです。個人の強さだけでなく、地形、役割分担、情報戦、そして仲間との連携が勝敗を分けるため、読者はまるで自分が作戦を立てているかのような興奮を味わえます。また、100人を超える魅力的なキャラクターたちが織りなす人間ドラマも見逃せません。
物語の面白さに引き込まれたら、ぜひ電子書籍で一気読みするのがおすすめです。以下のリンクからコミックシーモアの作品ページをチェックできます。
物語の全体像がわかる!ワールドトリガー年表
ワールドトリガーの物語は複数の大きな「アーク(編)」で構成されています。まずは、これまでの重要な出来事を時系列で確認してみましょう。
- 三雲修、空閑遊真と出会う: 物語の始まり。近界民である遊真との出会いが、修の運命を大きく変えます。
- ボーダー入隊・玉狛第2結成: 修、遊真、そして雨取千佳の3人でチーム「玉狛第2」を結成し、A級隊員を目指します。
- 大規模侵攻: 近界最大級の軍事国家アフトクラトルが三門市に襲来。ボーダー全隊員が迎撃する総力戦が勃発します。
- B級ランク戦: 遠征部隊に選ばれるため、玉狛第2がB級上位を目指して熾烈なランク戦を繰り広げます。
- 遠征選抜試験: 近界への遠征メンバーを選抜するための長期試験がスタート。現在、物語の主軸となっているアークです。
序盤から伏線が張り巡らされており、読み返すたびに新たな発見があるのも『ワールドトリガー』の面白いところです。
【アーク別】ワールドトリガーのネタバレあらすじ
ここからは、各アークのあらすじをネタバレありで解説していきます。物語の流れを掴む手助けにしてください。
序盤:近界民(ネイバー)との出会い編(1巻~4巻)
主人公の三雲修は、正義感は強いものの、ボーダー隊員としては力不足なC級隊員。ある日、彼のクラスに転校してきたのは、近界民の空閑遊真でした。遊真は父親の形見である強力な「ブラックトリガー」を持つ実力者。修は遊真の正体を隠そうとしますが、次々と起こる事件の中で、二人は運命共同体となります。そこに、膨大なトリオン量を持つ雨取千佳が加わり、それぞれの目的のために「玉狛第2」を結成。遠征部隊を目指す彼らの戦いが始まります。
大規模侵攻編(5巻~12巻)
物語が大きく動くのがこの「大規模侵攻編」です。近界の軍事国家アフトクラトルが、優れたトリオン能力者「金の雛鳥」を確保するために三門市へ侵攻。ボーダーは本部基地を囮にし、街全体で迎撃作戦を展開します。A級隊員たちの圧倒的な実力、絶望的な戦況を覆すための知略、そして仲間を救うための自己犠牲など、息つく暇もない展開が続きます。この戦いを通じて、修たちは自分たちの無力さと、それでも前に進む覚悟を新たにします。
B級ランク戦編(12巻~22巻)
遠征部隊に選ばれるためには、B級ランク戦で上位2チームに入らなければなりません。玉狛第2は、アフトクラトルの捕虜だったヒュースを新メンバーに加え、4人体制でランク戦に挑みます。このアークの見どころは、個性豊かなライバルチームとの戦略の応酬です。二宮隊、生駒隊、王子隊など、各チームが独自の戦術で玉狛第2の前に立ちはだかります。地形やルールをどう利用し、相手の裏をかくか。ワートリの真骨頂である頭脳戦が存分に楽しめます。
遠征選抜試験編(22巻~最新刊)
B級ランク戦を勝ち抜いた修たちを待っていたのは、過酷な「遠征選抜試験」でした。この試験では、複数の部隊からシャッフルされたメンバーで臨時チームを組み、閉鎖環境下で長期にわたる戦闘シミュレーションや課題に挑みます。戦闘能力だけでなく、コミュニケーション能力、課題解決能力、そして精神力が問われる総力戦です。各キャラクターの意外な一面や、これまで見られなかったチームの組み合わせによる化学反応が描かれ、物語は新たなフェーズに突入しています。
コミックシーモアで配信中の最新28巻では、この遠征選抜試験の白熱したバトルが収録されています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
最新話の展開と今後の考察【ネタバレ控えめ】
2025年11月現在、ジャンプスクエア本誌では遠征選抜試験がさらに進行しています。単行本派の方のために詳細なネタバレは避けますが、注目ポイントは「試験ルールの変化」と「各チームの適応力」です。
運営から次々と追加される新たなルールによって、これまでの戦術が通用しなくなります。その中で、どのチームが柔軟な発想で状況を打開していくのか。特に、修の知略や遊真の戦闘センス、そして臨時チームのメンバーたちの個性がどのように絡み合っていくのかから目が離せません。物語はクライマックスに向けて、さらに複雑で面白い局面へと向かっています。果たして、修たちは無事に遠征への切符を手にすることができるのでしょうか?
ワールドトリガーは何巻・何話まで?単行本収録情報まとめ
「アニメの続きはどこから?」「あの話は何巻に載ってる?」という方のために、単行本の配信状況と収録話をまとめました。
- コミックシーモアでの配信: 28巻まで配信中(2025年11月現在)
- 28巻の収録話: 第239話~第247話
- 雑誌での連載: 第248話以降がジャンプスクエアにて連載中
単行本は、おおよそ8話~10話で1巻にまとめられています。最新の展開を追いかけたい方はジャンプスクエアを、物語をまとめてじっくり読みたい方はコミックシーモアでの単行本購入がおすすめです。
よくある質問(FAQ)
ここでは、『ワールドトリガー』に関するよくある質問にお答えします。
Q. 最終回は近いですか?
A. 2025年11月現在、最終回に関する公式な発表はありません。物語は遠征選抜試験の真っ最中であり、その後の近界への遠征など、まだまだ多くの伏線が残されているため、完結まではまだ時間がかかると予想されます。
Q. アニメの続きは漫画の何巻から読めばいいですか?
A. アニメ3rdシーズンの続きは、単行本22巻の第197話からとなります。遠征選抜試験が始まる巻から読み進めると、スムーズに物語に入れます。
Q. ワールドトリガーの面白さはどこですか?
A. 「緻密な設定に基づいた戦略性の高い集団戦」「個性的で魅力あふれる多数のキャラクター」「少しずつ謎が明かされていく壮大な世界観」などが挙げられます。派手な必殺技で勝負が決まるのではなく、チーム全員で勝利を掴み取る面白さが最大の魅力です。
ここまで読んで、少しでも『ワールドトリガー』に興味が湧いたなら、ぜひ最初から読んでみることを強くおすすめします。計算され尽くした伏線と、キャラクターたちの成長物語に、きっとあなたも夢中になるはずです。


