「あなたの学校には時限爆弾が仕掛けられている」
一本の不審な電話から、平穏だったはずの日常が崩れ始める――。さいきまこ先生が描く衝撃のスクールサスペンス『言えないことをしたのは誰?』は、そのリアルな描写と胸をえぐるようなストーリーで、多くの読者に衝撃を与え続けています。
この記事では、物語の核心に迫る「犯人は誰なのか?」という最大の謎から、第1話から最終話までの詳細なあらすじ、そして物語が迎える結末まで、徹底的にネタバレ解説します。
「すぐに犯人だけ知りたい」「結末が気になる」という方は、ぜひ本記事でその答えを確かめてみてください。
【ネタバレ注意】この記事を読む前に
本記事は、漫画『言えないことをしたのは誰?』の結末や犯人を含む、物語の核心に触れる重大なネタバレを掲載しています。
まだ作品を読んでいない方、ご自身で結末を確かめたい方は、先に作品を読むことを強くおすすめします。この先に広がる真実の重みを、まずはご自身の目で確かめてみてください。
結論:『言えないことをしたのは誰?』犯人は誰?
早速ですが、物語の核心である犯人について結論からお伝えします。
『言えないことをしたのは誰?』で、複数の生徒に対して性的な加害行為を行っていた主要な犯人は、教師の杉崎です。
彼は生徒からの信頼が厚い人気教師という仮面を被り、その裏で長年にわたり卑劣な行為を繰り返していました。物語は、主人公である養護教諭の神尾莉生が、この杉崎の犯罪をいかにして暴いていくかを中心に展開します。
しかし、この物語は単なる犯人当てミステリーではありません。一人の教師の罪だけでなく、それを見て見ぬふりをする学校組織の体質、被害者が声を上げられない現実、そして周囲の無関心という「構造的な問題」をも鋭く描き出しています。
『言えないことをしたのは誰?』作品情報
物語の核心に触れる前に、まずは基本的な作品情報をご紹介します。
| 作品名 | 言えないことをしたのは誰? |
|---|---|
| 作者 | さいきまこ |
| ジャンル | 女性マンガ、人間ドラマ、サスペンス |
| 連載媒体 | ハツキス、プチキス(講談社) |
| 配信状況 | 単行本全6巻で完結済み |
【あらすじ】第1話から最終話までの流れをネタバレ解説
ここからは、物語がどのように始まり、どのような結末を迎えるのか、時系列に沿って詳しく解説していきます。
発端:一本の不審な電話から始まる謎
物語は、中学校の養護教諭(保健室の先生)である神尾莉生が、「あなたの学校には時限爆弾が仕掛けられている」という謎の電話を受けるところから始まります。当初はいたずら電話だと考えていた莉生ですが、保健室を頻繁に訪れる生徒・紗月の様子や、他の生徒たちの些細な言動に違和感を覚え始めます。
この「時限爆弾」が物理的な爆弾ではなく、校内に潜む「スクールセクハラ」という名の、いつ爆発してもおかしくない危険な問題を指していることに、莉生はまだ気づいていません。
序盤:見えない敵と孤立する主人公
莉生は、かつて同じ学校の生徒だったという女性・遥と偶然出会います。遥の断片的な告白から、莉生は紗月が抱える問題の背後に、教員による性被害があるのではないかと疑い始めます。疑いの目は、生徒に人気の部活動顧問・杉崎へと向けられます。
しかし、杉崎は周囲からの評判も良く、決定的な証拠はありません。莉生が調査を進めようとすると、他の教師たちからは「考えすぎだ」「学校の評判を落とす気か」と非難され、学校という閉鎖的な組織の中で孤立を深めていきます。
中盤:明らかになる過去の被害と連鎖
調査を進める中で、被害者は紗月だけではないことが明らかになります。遥をはじめ、過去にも杉崎の被害に遭い、心に深い傷を負った卒業生が何人もいることが判明します。被害者たちは、自傷行為やうつ病に苦しんだり、誰にも相談できずに一人で痛みを抱え続けていました。
被害が何年にもわたって繰り返され、巧妙に隠蔽されてきた事実を知った莉生は、この負の連鎖を断ち切ることを強く決意します。少しずつ協力者が現れる一方で、問題の根深さを前に何度も壁にぶつかります。
終盤:真実を暴くための最後の戦い
莉生と協力者たちは、杉崎の悪事を公にするために証拠集めに奔走します。しかし、被害者が証言することには、大きな勇気と覚悟が必要です。証言によって家族との関係が崩れたり、周囲から好奇の目に晒されたりする「二次被害」の恐怖が、彼女たちを苦しめます。
物語は、被害者たちの心の葛藤や、彼女たちを支えようとする莉生の苦悩を丁寧に描写。単純な犯人追及だけでなく、被害者を守ることの難しさ、そして真実を明らかにすることの本当の意味を問いかけます。
最終話の結末:残されたものとは…
莉生たちの必死の訴えと集められた証拠により、ついに杉崎の罪は明るみに出ます。学校や周囲の大人たちも、見て見ぬふりをしてきた事実と向き合うことを迫られます。
しかし、物語は単純な勧善懲悪では終わりません。加害者が罰せられても、被害者たちの心に刻まれた傷が完全に癒えるわけではないからです。
最終話では、事件が公になった後の世界が描かれます。被害者たちがどのように自分の人生と向き合い、未来へ歩み出そうとするのか。そして、彼女たちを支え続けた莉生が見つけた答えとは何か。本作は、事件の解決がゴールではなく、その先の人生こそが重要であるという、重く、そして希望のあるメッセージを読者に投げかけます。彼らがどのような未来を選び取るのか、ぜひご自身の目で見届けてください。
作品の重いテーマ「スクールセクハラ」について
『言えないことをしたのは誰?』は、エンターテインメントとしてのサスペンス要素だけでなく、「教員による性暴力(スクールセクハラ)」という非常に重い社会問題を真正面から描いています。
被害者が「自分が悪かったのかもしれない」と思い込まされたり、周囲に相談しても信じてもらえなかったりする現実。加害者が信頼される立場を利用して、巧みに被害者をコントロールする手口。そして、問題を隠蔽しようとする組織の体質。
これらの描写はフィクションでありながら、現実社会で起こっている問題と深くリンクしており、読者に多くのことを考えさせます。この作品を読むことで、これまで見過ごしてきたかもしれない社会の歪みに気づかされるはずです。
『言えないことをしたのは誰?』をお得に読む方法
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莉生が立ち向かう巨大な壁、そして被害者たちの魂の叫びを、ぜひコミックシーモアで体感してください。
まとめ
この記事では、さいきまこ先生の衝撃作『言えないことをしたのは誰?』の犯人と、第1話から最終話までのあらすじをネタバレありで解説しました。
- 犯人:生徒からの信頼が厚い教師・杉崎
- 物語の核心:単なる犯人探しではなく、スクールセクハラを生み出す構造的な問題と被害者の苦悩を描く
- 結末:事件は解決するが、被害者の心の回復には長い道のりが続くことを示唆する現実的なラスト
『言えないことをしたのは誰?』は、ただ怖い、面白いだけでは終わらない、読後に深い問いを投げかける社会派サスペンスの傑作です。少しでも気になった方は、ぜひこの機会に手に取ってみてください。


