この記事では、そんな『ラグナクリムゾン』の第1話から、2025年9月22日に発売された最新16巻までの壮絶な物語を、重要なネタバレを含みつつ徹底的に解説します。アニメでハマった方、これから原作を読もうか迷っている方、そして物語の核心に迫りたい方も、ぜひ最後までご覧ください。
※本記事は物語の核心に触れるネタバレを多く含みます。未読の方はご注意ください。
『ラグナクリムゾン』の基本情報(作者・連載誌・巻数)
まずは『ラグナクリムゾン』の基本情報をおさらいしておきましょう。
| 作者 | 小林大樹 |
| 連載誌 | 月刊ガンガンJOKER(スクウェア・エニックス) |
| 連載期間 | 2017年4月号~連載中 |
| 単行本 | 既刊16巻(2025年11月現在) |
| アニメ | 2023年10月~2024年3月(全24話) |
絶望的な世界観の中で描かれる「竜」との死闘は、国内だけでなく海外のファンからも高い評価を受けています。
『ラグナクリムゾン』の壮大な物語!あらすじを章ごとに解説
『ラグナクリムゾン』の物語は、大きく3つの章に分けて理解することができます。ここでは、第1話から最新16巻までの流れを追いながら、各章の重要なポイントをネタバレ解説します。
序盤:未来の力との邂逅【1〜3巻】
物語は、竜が支配する世界で、狩竜人(かりゅうど)として生きる主人公・ラグナの無力感から始まります。彼は天才狩竜人である少女レオニカのそばにいることだけを望む、落ちこぼれの少年でした。
しかし、悪夢の中で最愛のレオニカを失う未来を繰り返し見たラグナの前に、謎の人物が現れます。その正体は、すべてを失い、絶望の果てに最強へと至った「未来の自分」でした。
未来の自分から竜を滅ぼすための力――「銀気闘法」と未来の記憶を受け継いだラグナ。彼は残酷な未来を変えるため、そしてすべての竜を滅ぼすため、謎多き協力者クリムゾンと契約を交わします。ここから、一人の少年の復讐と執念の物語が幕を開けるのです。
中盤:銀装兵団との共闘と翼の血族との死闘【4〜11巻】
クリムゾンと共に、圧倒的な力を持つ上位竜「翼の血族」の殲滅に乗り出したラグナ。その過程で、彼は人間側の対竜戦力である「銀装兵団」と出会います。
当初は人間離れしたラグナの力を警戒する兵団でしたが、王都を襲う翼の血族との絶望的な防衛戦を共に戦う中で、徐々に絆を深めていきます。特に、時を操る最強の竜王アルテマティアとの戦いは熾烈を極めます。
ラグナは未来の知識と銀気闘法を駆使し、仲間たちと連携して強大な敵に立ち向かいます。しかし、その戦いは多くの犠牲を伴い、ラグナは力の代償と「誰かを守る」ことの重さを痛感することになります。この章では、個人の戦いが国家を巻き込む総力戦へと発展していく、物語のスケールの大きさを体感できます。
最新章:太陽神教との全面戦争へ【12巻〜最新16巻】
翼の血族との戦いを経て、物語は新たな局面へ突入します。ラグナとクリムゾンの次なる標的は、世界に多大な影響力を持つ「太陽神教」。彼らは竜を神聖視し、その裏では恐るべき計画を進行させていました。
ラグナたちは、太陽神教の本拠地で、これまでとは比較にならないほどの強大な敵と対峙します。絶体絶命の状況の中、最新16巻では虹の聖女ラクーシャ姫が率いる「光彩兵団」が参戦。戦局は大きく動きます。
しかし、クリムゾンが放った「非情な一手」が、戦場に新たな混沌をもたらします。果たしてその一手とは何なのか? ラグナとクリムゾンの契約の果てに待つものとは? 物語は最終決戦に向けて、一瞬たりとも目が離せない展開へと加速していきます。
物語を動かす主要キャラクターたち
『ラグナクリムゾン』の魅力は、壮大なストーリーだけでなく、強烈な個性を持つキャラクターたちにあります。
- ラグナ
本作の主人公。当初は弱く無力な少年だったが、未来の自分から力を受け継ぎ、すべての竜を狩り尽くすことを誓う「死神」。最強の力を持ちながらも、その心には常にレオニカへの想いと、力を振るうことへの葛藤を抱えています。 - クリムゾン
元・翼の竜王でありながら、竜を滅ぼすことを目論む謎多き存在。目的のためには手段を選ばない冷酷非道な性格ですが、その知略と圧倒的な魔力でラグナをサポートします。彼(彼女?)の真の目的こそが、物語最大の謎の一つです。 - レオニカ
ラグナが命を懸けて守ろうとする天才狩竜人の少女。通称「レオ」。その強さと純粋さは、絶望に満ちた物語の中で唯一の光ともいえる存在です。彼女の存在が、ラグナが戦い続ける最大の理由となっています。
アニメとの違いは?原作を読むべき3つの理由
2023年に放送されたアニメも非常にクオリティが高く、多くのファンを生み出しました。しかし、『ラグナクリムゾン』の真の魅力を味わうなら、原作漫画を読むことを強くおすすめします。その理由は以下の3つです。
- 圧倒的な画力で描かれる戦闘シーン
小林大樹先生の描く、緻密で迫力満点の戦闘シーンは圧巻です。特に、銀気が激突するエフェクトや、巨大な竜の絶望的なまでのスケール感は、漫画ならではの表現で、ページをめくる手が止まらなくなります。 - より深いキャラクターの心理描写
原作では、ラグナの苦悩やクリムゾンの思惑、そして散っていく仲間たちの心情が、より深く丁寧に描かれています。アニメでは描ききれなかった細やかな感情の機微を知ることで、物語への没入感は格段に増すでしょう。 - アニメの続きがすぐに読める!
アニメは原作の10巻あたりまでの内容で構成されています。つまり、翼の血族との戦いが終わった後の、太陽神教との全面戦争という最も盛り上がる展開は、原作でしか体験できません。あの激闘の続きが気になっている方は、今すぐ原作を読むしかありません!
未回収の伏線と今後の展開を徹底考察!
最新16巻まで進んでも、物語には多くの謎が残されています。ここでは、今後の展開を予想する上で重要な伏線をいくつかご紹介します。
- クリムゾンの真の目的と正体
なぜ元竜王であるクリムゾンは、竜族の殲滅に執着するのでしょうか。その過去や、人間とも竜ともつかないその正体は、物語の根幹に関わる最大の謎です。 - 「竜の神」の存在
すべての竜の頂点に君臨するとされる「竜の神」。その正体や目的は一切不明です。物語の最終的な敵となることは間違いないでしょうが、ラグナたちはどう立ち向かうのでしょうか。 - ラグナが力を受け取った「未来」の真相
ラグナが力を得たことで、未来は変わったはずです。しかし、その「元の未来」で何が起こったのか、詳細はまだ語られていません。この時間軸の矛盾が、今後の展開にどう影響するのか注目です。
物語はクライマックスに向け、これらの謎が一つずつ解き明かされていくはずです。読者として、その瞬間を見届けたいですね。
『ラグナクリムゾン』ネタバレに関するよくある質問
Q. 最終的にレオニカは死ぬのですか?
A. 物語の冒頭でラグナが見た「レオニカが死ぬ未来」を回避することが、彼の最初の目的でした。2025年11月現在、最新16巻の時点ではレオニカは生存しています。しかし、過酷な戦いが続く中で彼女の運命がどうなるかは、予断を許さない状況です。
Q. クリムゾンの性別は男ですか?女ですか?
A. クリムゾンは状況に応じて自在に姿を変えるため、明確な性別は不明です。男性の姿も女性の姿も見せており、その本質は人間とは異なる存在であると示唆されています。このミステリアスさも彼の魅力の一つです。
Q. ラグナは最強のキャラクターですか?
A. 未来の自分から力を得たラグナは、作中でもトップクラスの実力者です。しかし、竜王クラスの敵や、未知の力を持つ太陽神教など、彼を上回る可能性のある存在はまだ多く残っています。彼の「最強」への道はまだ続いています。
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