【ご注意】この記事は、漫画『見える子ちゃん』の第1話から最新刊(13巻)までの重大なネタバレを含んでいます。アニメや映画から興味を持った方で、まだ原作を読んでいない方はご注意ください。物語の結末や重要な展開を知りたくない方は、ここでお戻りいただくことを強くおすすめします。
「なんかヤバいものがいるけど、見えないフリ…!」
アニメ化、そして実写映画化もされ、今大きな注目を集めているホラーコメディ『見える子ちゃん』。ある日突然、人ならざるものが見えるようになってしまった女子高生・四谷みこが、恐怖に耐えながら全力で”スルー”を貫く姿が話題です。
この記事では、そんな『見える子ちゃん』の第1話から最新刊までの物語の流れを、重要なポイントに絞って徹底解説します。アニメの続きが気になる方や、これまでの展開を復習したい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
『見える子ちゃん』とは?作品の基本情報
『見える子ちゃん』は、泉朝樹先生による大人気ホラーコメディ漫画です。2025年11月現在、コミックスは最新刊の13巻まで発売されており、その人気はとどまることを知りません。
- 作者: 泉朝樹
- ジャンル: ホラー、コメディ、日常
- 連載: ComicWalker
普通の女子高生だったみこが、異形の存在を”スルー”し続けることで日常を守ろうとする姿は、怖いはずなのにどこか笑えてしまう独特の魅力があります。ホラーとコメディの絶妙なバランスが、多くの読者を惹きつけています。
まずは無料で試し読みして、その世界観に触れてみませんか?
【ネタバレ】第1話から最新刊までのあらすじ・物語の流れ
ここからは、物語の核心に触れるネタバレ解説です。みこの”見える”日常がどのように変化し、物語がどう進んでいくのか、時系列に沿って見ていきましょう。
始まり:恐怖の日常と全力スルー(1巻~2巻)
物語は、主人公・四谷みこがバス停で異形の化け物と遭遇するシーンから始まります。最初は気のせいだと思っていたみこですが、日常の至る所に”ヤバい奴ら”が現れるようになり、自分にだけそれが見えていることを確信します。
恐怖で叫び出しそうな心を抑え、彼女が選んだ唯一の対抗策は「徹底的に無視(スルー)すること」でした。
親友の百合川ハナは、生命エネルギーが異常に強く、無意識に化け物を引き寄せてしまう体質。みこはハナを守るためにも、日々恐怖と戦いながらスルーを続けます。また、自称霊能力者の二暮堂ユリアも登場し、みこを本物の霊能力者だと勘違いして一方的にライバル視。物語は賑やかさを増していきます。
転機:臨時教師・遠野善との対峙(3巻~4巻)
日常のスルー生活にも慣れてきた頃、みこたちのクラスに臨時教師・遠野善がやってきます。爽やかなイケメン教師ですが、彼の周りにはおびただしい数の猫の怨霊が…。実は彼は、近所で頻発していた捨て猫虐待の犯人でした。
ハナが善に懐いてしまい、危険を感じたみこは、以前助けてもらった神社の神様(のような存在)に助けを求めます。強力な存在の力を借りて善にまつわる事件は解決しますが、この一件でみこは「ただスルーするだけではいられない」という現実に直面することになります。
世界の拡大:“さんかい”を巡る事件と新たな協力者(5巻~8巻)
遠野善の事件以降、みこはより強力で悪質な存在と関わるようになります。特に、人の心の闇に付け入る「さんかい(山怪)」という存在は、みこや彼女の周囲の人々を危険に晒します。
この脅威に立ち向かう中で、みこは怪しげな霊能力者ロム・シュヴァンシュタイガーと出会います。彼は当初、みこの力を利用しようとしますが、次第に奇妙な協力関係を築いていくことに。みこはロムや、彼が「師匠」と呼ぶ老婆・ミツエ(ゴッドマザー)の力を借りながら、少しずつ”見える”世界への理解を深めていきます。
深まる人間ドラマ:転校生・一条みちるの秘密(9巻~11巻)
物語は新たな章へ。みこのクラスに、謎めいた美少女・一条みちるが転校してきます。しかし、みこの目には、彼女の体に不気味なタコのような化け物が絡みついているのが見えていました。
みちるは過去の出来事から歪んだ愛情を抱えており、その想いが異形を引き寄せていたのです。みこは、みちるの抱える孤独や苦しみを知り、彼女を救うために危険な行動に出ます。このエピソードでは、これまでのホラー要素に加え、登場人物たちの心の機微が深く描かれ、物語に一層の厚みを与えています。
最新刊の展開:核心に迫る新たな脅威と“作業服の男”(12巻~13巻)
物語はついに、みこの家族や過去に深く関わる核心へと迫っていきます。黒い異形を従える謎の霊能者・セトが、四谷家を訪れるという衝撃の展開が待ち受けています。
セトの目的は何なのか?そして、以前からみこの前に現れては消える、今は亡き父の姿をした“作業服の男”との関係は?最新刊では、これまで散りばめられてきた伏線が動き出し、物語は最高潮の盛り上がりを見せています。みこが”見える”ようになった本当の理由も、少しずつ明らかになっていくのかもしれません。気になる最新の展開は、ぜひご自身の目でお確かめください。
『見える子ちゃん』の主要キャラクター
『見える子ちゃん』の魅力は、個性豊かなキャラクターたちにもあります。物語を彩る主要な登場人物を簡単にご紹介します。
- 四谷みこ: 本作の主人公。ある日突然、異形が見えるようになってしまった女子高生。恐怖に耐え、ひたすら見えないフリを貫く。
- 百合川ハナ: みこの親友。天真爛漫で食いしん坊。生命オーラが強すぎて、無意識に化け物を惹きつけてしまう。
- 二暮堂ユリア: みこを霊能力者と勘違いしているクラスメイト。小柄だがプライドは高い。みこと同じく”見える”が、その能力はみこに遠く及ばない。
- 遠野善: みこたちの学校の臨時教師。表向きは爽やかだが、裏の顔を持つ。物語の重要な転換点となる人物。
- “作業服の男”: みこの前に時折現れる謎の存在。亡くなったみこの父親にそっくりだが、その正体は不明。
- セト: 黒い異形を従える謎の人物。みこの家族の過去を知っているようで、物語の核心に迫るキーパーソン。
アニメの続きは原作の何巻から読めばいい?
「アニメを見てハマったけど、続きが気になる!」という方も多いのではないでしょうか。
2021年に放送されたTVアニメ第1期は、原作コミックスの4巻の途中(第27話あたり)までの内容が描かれています。そのため、アニメの続きから物語を追いたい方は、5巻から読み始めるのがおすすめです。
アニメで描かれた遠野善とのエピソードの直後から、物語はさらにディープな展開に突入します。ぜひ原作を読んで、みこたちの新たな物語を体験してください!
アニメの続きが気になるなら…
『見える子ちゃん』5巻からイッキ読みがおすすめ!
コミックシーモアなら、すぐに続きが読めます!
まとめ:恐怖と笑いが交差する物語の行方を見届けよう!
今回は、大人気ホラーコメディ『見える子ちゃん』の第1話から最新刊までのネタバレあらすじをご紹介しました。
ただ怖いだけじゃない、ただ面白いだけじゃない。恐怖の中で必死に日常を守ろうとするみこの姿や、彼女を取り巻く人々との人間ドラマが、この作品の大きな魅力です。
物語はセトの登場により、ついに核心部分へと突入しました。散りばめられた伏線はどのように回収されるのか?みこは”見える”日常から解放される日が来るのか?今後の展開から目が離せません。
この記事で興味を持った方は、ぜひコミックシーモアで『見える子ちゃん』を読んでみてください。お得なキャンペーンを利用すれば、もっと楽しめるかもしれませんよ!


