【ネタバレ】絶対悪の怪物 全話まとめ(1話〜最新3巻)と結末の考察

【ネタバレ】絶対悪の怪物 全話まとめ(1話〜最新3巻)と結末の考察 青年マンガ
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【ご注意】この記事は、ガガネ先生による漫画『絶対悪の怪物』の重大なネタバレを含みます。未読の方は、物語の楽しみを損なう可能性があるため、先に作品を読んでからご覧になることを強く推奨します。

死刑になったはずの元警察官が、謎のデスゲームで凶悪犯を狩る──。芳文社のCOMIC FUZで連載中の『絶対悪の怪物』は、その衝撃的な設定と先の読めない展開で多くの読者を惹きつけているダークサスペンスです。

この記事では、現在配信中の最新3巻までのあらすじを徹底的に解説し、物語の核心に迫るネタバレと今後の展開についての考察をお届けします。「結局、物語はどうなってるの?」「レシィーの正体は?」そんな疑問を抱えている方は、ぜひ最後までお付き合いください。

『絶対悪の怪物』の作品情報

タイトル 絶対悪の怪物
作者 ガガネ
出版社 芳文社
掲載誌 COMIC FUZ
配信状況 電子書籍で3巻まで配信中(2025年11月時点)
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【ネタバレ】『絶対悪の怪物』1話から最新3巻までのあらすじ

物語は、23人もの殺人犯を殺害した「梟木事件」の犯人・梟木和の死刑執行シーンから始まります。しかし、死んだはずの彼が目を覚ました場所は、見知らぬ謎の空間。目の前には、レシィーと名乗る謎の少女がいました。ここから、常識を超えた死のゲームが幕を開けます。

第1巻:死からの覚醒とデスゲームの開幕

死刑になったはずの元警察官・梟木和。彼が再び目を開けると、そこは現実離れした空間でした。謎の少女レシィーは、梟木に「あなたは死咎人(しにトガびと)と呼ばれる復活した凶悪犯たちと殺し合うゲームに参加する」と告げます。

レシィーによれば、このゲームの参加者は皆、かつて世間を震撼させた殺人犯たち。梟木は、元警察官としての正義感からではなく、社会に蔓延る「絶対悪」を根絶やしにするという自身の信念に基づき、この不条理なデスゲームに身を投じることを決意します。

第1巻では、梟木の圧倒的な戦闘能力と、彼がなぜ「絶対悪の怪物」と呼ばれるに至ったのか、その片鱗が描かれます。他の復活犯たちとの初期戦闘を通じて、このゲームの異常性と梟木の狂気じみた覚悟が浮き彫りになっていきます。

第2巻:警察の介入と三つ巴の戦い

物語は新たな局面を迎えます。現実世界で、死体を芸術品のように加工して遺棄するという猟奇的な連続殺人事件が発生。この事件の犯人こそ、死咎人の一人である斑屋慈治でした。

枭木が斑屋を追う一方、警視庁捜査一課の刑事たちもこの異常な事件の捜査に乗り出します。特に、鋭い洞察力を持つ刑事・骨ヶ原は、事件の背後に単なる快楽殺人犯ではない、何か巨大な存在がいることを嗅ぎつけます。

こうして、「死咎人を狩る梟木」「新たな殺戮を愉しむ斑屋」「事件の真相を追う警察」という三つの勢力が交錯し、物語は複雑なサスペンスの様相を呈していきます。レシィーの目的や、ゲームの主催者の存在など、深まる謎が読者の考察を誘います。

第3巻:予期せぬ乱入者と一時的な同盟

斑屋を排除すべく動いていた梟木の計画は、謎の大女・男鹿という予期せぬ乱入者によって大きく狂わされます。目的を妨害された梟木ですが、状況を打開するため、敵とも味方ともつかない男鹿と一時的に手を組むという意外な選択をします。

一方、ゲームの案内人であるレシィーも、ただの傍観者ではありません。彼女はゲームの裏に隠された真相を探るため、独自に情報収集を進めていきます。彼女の行動から、このデスゲームが単なる殺し合いではなく、何か壮大な目的のために仕組まれたものであることが示唆されます。

警察側も捜査を本格化させ、骨ヶ原たちは事件が常軌を逸していることを確信。梟木、他の死咎人、そして警察の三者がそれぞれの思惑で動く中、物語の勢力図はさらに混沌としていきます。梟木の掲げる「正義」は、本当に正しいものなのか?彼の信念が揺らぎ始める重要な巻です。

主要登場人物の紹介

  • 梟木 和(ふくろぎ かず)
    本作の主人公。23人の殺人犯を殺した罪で死刑になった元警察官。復活後は、レシィーのデスゲームに参加し、他の死咎人たちを殲滅しようと動く。正義と狂気が同居するアンチヒーロー。
  • レシィー
    梟木をデスゲームに誘った謎の少女。ゲームの案内人でありながら、その目的や正体は一切不明。時に無邪気な、時に冷酷な表情を見せ、物語の謎の中心にいる存在。
  • 斑屋 慈治(はんや じじ)
    死咎人の一人。死体を加工する猟奇殺人犯で、復活後も犯行を繰り返す。梟木の標的となり、警察からも追われるキーパーソン。
  • 男鹿(おが)
    第3巻から登場する謎の大女。圧倒的なパワーで戦局をかき乱す。目的は不明だが、梟木と一時的に協力関係を結ぶ。
  • 骨ヶ原(ほねがはら)
    警視庁捜査一課の刑事。鋭い観察眼で、一連の事件の裏に潜む異常性に気づき、真相に迫ろうとする。

『絶対悪の怪物』のテーマと見どころ

この作品の最大の魅力は、単なるデスゲーム漫画に留まらない、その深いテーマ性にあります。

「正義とは何か?」「悪を裁く権利は誰にあるのか?」

法で裁けない悪を私的な暴力で断罪する梟木の姿は、読者にこの重い問いを突きつけます。彼の行動は爽快であると同時に、危うさも孕んでいます。また、登場する殺人犯たちも単純な「悪」として描かれるのではなく、それぞれに歪んだ背景が示唆されており、物語に深みを与えています。

もちろん、ガガネ先生の描く、迫力のあるバトルシーンや猟奇的でショッキングな描写も見逃せません。グロテスクな表現が苦手な方は注意が必要ですが、人間の狂気や倫理の境界線を描くスリリングなサスペンスが好きな方には、間違いなく刺さる作品です。

よくある質問(FAQ)

Q. 『絶対悪の怪物』は完結してる?何巻まで出てる?

A. 2025年11月現在、完結しておらず連載中です。電子コミックは3巻まで配信されています。

Q. グロい描写はありますか?

A. はい、あります。猟奇的な殺人描写や暴力的なシーンが多いため、グロテスクな表現が苦手な方はご注意ください。電子書籍ストアでも注意喚起がされています。

Q. どこで読めますか?

A. コミックシーモア、Renta!、Kindleなど、主要な電子書籍ストアで配信されています。コミックシーモアなら無料の試し読みも可能です。

まとめと今後の結末・展開の考察

『絶対悪の怪物』は、3巻までで主要な登場人物と勢力図が出揃い、物語の謎が深まってきた段階です。今後の展開で注目すべきポイントは以下の通りでしょう。

  • レシィーの正体とデスゲームの真の目的:彼女は一体何者で、なぜ凶悪犯たちを復活させて殺し合いをさせているのか。これが物語最大の謎です。
  • 梟木の過去と「梟木事件」の真相:彼が23人もの殺人犯を殺害するに至った経緯には、まだ明かされていない秘密がありそうです。
  • ゲーム主催者の正体:この巨大なデスゲームを裏で操っている黒幕は誰なのか。その目的が明らかになった時、物語は大きく動くはずです。

法では裁ききれない悪を、より強大な悪で制圧する。この歪んだ正義の果てに、梟木は一体何を見るのでしょうか。息もつかせぬ展開から、今後も目が離せません。

この記事を読んで少しでも興味が湧いた方は、ぜひコミックシーモアで手に取ってみてください。きっと、あなたもこの狂気の世界に引きずり込まれるはずです。

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