家事が完璧なペンギン「ペン」と、ズボラな飼い主「早川」のシュールで心温まる日常を描いた、家田明歩先生の『ペンとハウス～ペンは飼い主が好き～』。
その独特な世界観と予測不能なギャグセンスに、ハマる人が続出しています。
この記事では、そんな『ペンとハウス』の第1話から2025年11月現在配信中の最新3巻までのあらすじを、完全ネタバレでご紹介します。
「どんな話か気になっている」「読む前におおまかな流れを知りたい」という方はもちろん、「もう一度物語を振り返りたい」という方も、ぜひチェックしてみてください。
※本記事は作品の重大なネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
「ペンとハウス～ペンは飼い主が好き～」の作品情報
まずは作品の基本情報からご紹介します。
- 作者：家田 明歩
- 出版社：講談社
- 掲載誌：モーニング
- ジャンル：青年マンガ、ギャグ・コメディー、ファンタジー、動物
- 配信巻数：電子書籍で3巻まで配信中（2025年11月現在）
主要な登場人物
物語を彩るユニークなキャラクターたちをご紹介します。
ペン
本作の主人公。家事全般を完璧にこなすスーパーペンギン（？）。飼い主の早川に尽くすことが生きがいですが、その深い愛情はなかなか伝わらず、日々空回りしています。感情豊かで、時にボールになったり、痩せたり太ったりと、その生態は謎に包まれています。
早川
ペンの飼い主である、のほほんとした大学生。ペンの超人的な家事スキルを当たり前のように受け入れており、そのズボラさと鈍感さがシュールな笑いを生み出します。ペンへの愛情がないわけではないのですが、表現が独特です。
瀬戸・太田
早川の大学の友人たち。早川の家によく遊びに来ては、ペンの常識外れな行動にツッコミを入れたり、騒動を巻き起こしたりする貴重な常識人（？）枠です。
【完全ネタバレ】「ペンとハウス」1巻から最新3巻までのあらすじ
それでは、第1話から最新刊までの物語の流れを追っていきましょう！
第1巻：ペンと飼い主の出会いとすれ違いの日々
物語は、ペンが飼い主・早川のために完璧な朝食を用意するシーンから始まります。しかし、早川は「すごーい」と一言残すだけで、ペンの努力や愛情に気づく様子はありません。
洗濯、掃除、お弁当作りと、ペンの献身的な家事は続きます。早川に褒められたい一心で頑張るペンですが、その行動は常に早川の想像の斜め上をいき、絶妙なすれ違いコメディが繰り広げられます。
友人である瀬戸や太田が家に遊びに来ることで、ペンの異常な生態（？）が外部の視点から描かれ、ギャグの切れ味はさらに増していきます。この巻では、ペンと早川の基本的な関係性と、作品のシュールな世界観が確立されていきます。
【1巻の１行まとめ】献身的なペンの愛と、早川の鈍感さが織りなす、シュールな日常の幕開け。
第2巻：広がる世界と新たな登場人物
2巻では、ペンと早川たちの行動範囲が家から外へと広がります。
ショッピングモールへの買い物では、ペンがおしゃれをしたり、ボール状になって移動したりと大活躍（？）。さらに、一行は雪山へ旅行に出かけ、ペンが持つ驚異の適応能力が発揮されます。非日常の舞台で、ペンのポテンシャルとギャグの幅が大きく広がりました。
また、早川に密かな想いを寄せる女子高生が登場。彼女の存在が、ペンと早川の関係に新たな波乱（主にコメディ的な）を巻き起こします。ペンは恋のライバル（？）の登場に嫉妬するのかと思いきや、彼女にも尽くそうとするなど、その行動は予測不能です。
【2巻の１行まとめ】日常を飛び出し、ペンの万能っぷりと奇行がさらにエスカレートする拡大編。
第3巻（最新刊）：シュール＆ファンタジー炸裂！
最新刊である3巻では、物語のナンセンスさとファンタジー要素がさらに加速します。
一行が訪れたのは、なんと幽霊が出るという曰く付きの旅館。怖がる早川たちをよそに、ペンはその家事スキルで幽霊すらもおもてなし（？）しようと奮闘します。ホラーとギャグが融合した、新感覚のエピソードです。
さらに、ひよこと共に時空の狭間に閉じ込められてしまうという、もはや何でもありな展開も。突飛な状況でもマイペースを崩さないペンと、冷静にツッコむひよこのコンビが笑いを誘います。
そして極めつけは、水族館で本物のペンギンと間違えられるエピソード。ペンギンコーナーに紛れ込んだペンが巻き起こす大騒動は、まさに抱腹絶倒です。
最新刊では、ペンと早川の日常が、もはや日常とは呼べないレベルにまで到達。一体この物語はどこへ向かうのか？読者の想像を掻き立てる展開が続きます。
【3巻の１行まとめ】ホラーにSF、ジャンルを越境するペンの活躍から目が離せない衝撃の最新刊。
衝撃の展開の続きは本編で！
「ペンとハウス」の魅力とは？笑いと癒しの見どころを徹底解説
なぜ『ペンとハウス』はこんなにも面白いのでしょうか？その魅力を2つのポイントで解説します。
シュールなギャグとペンの健気さの融合
本作最大の魅力は、シュールで突飛なギャグと、ペンのひたむきで健気な愛情が絶妙なバランスで両立している点です。突拍子もない展開に笑わされたかと思えば、次のページでは飼い主のために一生懸命なペンの姿に心が温かくなります。この笑いと癒しの緩急が、読者を飽きさせません。
予測不能なショートストーリー
『ペンとハウス』は基本的に一話完結型のショートコメディです。そのため、どの話から読んでも楽しむことができます。日常的なテーマから、ファンタジーやホラーまで、毎回予測不能なテーマで描かれるため、マンネリを感じさせません。「次はどんな突拍子もないことが起きるんだろう？」というワクワク感が、ページをめくる手を止めさせなくします。
よくある質問（FAQ）
Q. 最新刊は何巻まで出ていますか？
A. 2025年11月現在、電子書籍で3巻まで配信されています。最新の配信状況は、コミックシーモアなどの電子書籍ストアでご確認ください。
Q. 作者は誰ですか？
A. 作者は家田明歩（いえだ あきほ）先生です。講談社の「モーニング」で本作を連載されています。
Q. どこで読むのがお得ですか？
A. 『ペンとハウス～ペンは飼い主が好き～』は、コミックシーモアをはじめとする主要な電子書籍ストアで読むことができます。特にコミックシーモアは、新規会員登録で70%OFFクーポンがもらえたり、お得なキャンペーンを頻繁に実施していたりするのでおすすめです。まずは無料の試し読みから始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ：シュールな笑いと癒しを求めるあなたへ
この記事では、『ペンとハウス～ペンは飼い主が好き～』の1巻から最新3巻までのあらすじをネタバレありでご紹介しました。
家事万能なペンギン・ペンと、マイペースな飼い主・早川が繰り広げる日常は、シュールな笑いと心温まる癒しに満ちています。
- 何も考えずに笑える漫画が読みたい
- 可愛いキャラクターに癒されたい
- ちょっと変わった日常系コメディが好き
そんなあなたに、本作はまさにぴったりの作品です。
記事を読んで少しでも気になった方は、ぜひこの機会にペンと早川の不思議な同居生活を覗いてみてください。きっと、あなたもペンの魅力の虜になるはずです！
