【ネタバレ】モンキーサークル(全2巻)の結末を解説!生き残りは誰?りょうちゃんねる事件の真相

【ネタバレ】モンキーサークル(全2巻)の結末を解説!生き残りは誰?りょうちゃんねる事件の真相 青年マンガ
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【ご注意】この記事は、漫画『モンキーサークル』(原作:志名坂高次、作画:粂田晃宏)の最終話までの重大なネタバレを含みます。未読の方は、作品を楽しまれた後にご覧いただくことを強く推奨します。

樹海に棲むという伝説の「魔猿」を追うYouTuberたちを襲う、想像を絶する恐怖…。

大人気パニックホラー『モンキーピーク』の前日譚として描かれる『モンキーサークル』は、全2巻というコンパクトさながら、シリーズの根幹に触れる重要な謎と、人間の極限状態をえぐり出す強烈な物語です。

この記事では、2025年11月現在、完結済みである本作のあらすじから登場人物、そして衝撃の結末まで、物語の核心に迫るネタバレを徹底解説します。

「結局、誰が生き残ったの?」「魔猿の正体は?」「モンキーピークとの繋がりは?」

そんなあなたの疑問に、すべてお答えします。

『モンキーサークル』とは?作品の基本情報

『モンキーサークル』は、人間を惨殺する巨大な猿の恐怖と、閉鎖された状況で露わになる人間のエゴイズムを描いたサバイバルホラーです。まずは基本的な作品情報から見ていきましょう。

項目 詳細
作品名 モンキーサークル
原作 志名坂高次
作画 粂田晃宏
巻数 全2巻(完結)
ジャンル 青年マンガ、ホラー、サバイバル
出版社 日本文芸社

全2巻でサクッと読めるボリュームでありながら、その内容は非常に濃密。シリーズの原点を知る上で欠かせない一作です。

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物語を彩る主要登場人物

惨劇の舞台となる樹海に足を踏み入れたのは、動画投稿で一攫千金を狙うYouTuberチーム「りょうちゃんねる」のメンバーたち。それぞれの思惑が、物語を複雑に絡ませていきます。

  • シマ:本作の主人公格。荷物持ちのバイトとして参加した青年。一行の中では比較的常識人ですが、極限状況下で生き残るために奮闘します。
  • リョウ:YouTuberチーム「りょうちゃんねる」のリーダー。再生数と金のためなら手段を選ばない自己中心的な性格で、彼の判断が幾度となく一行を窮地に陥れます。
  • みかん:チームのアイドル的存在。過酷な状況に精神をすり減らしていきます。
  • チョウ:メンバーの一人。実は2年前に同じ樹海で仲間を失った過去があり、今回の撮影には個人的な目的を秘めています。
  • ダイブツ、マリ、えーご、マッシー、カトー:りょうちゃんねるの他のメンバーやスタッフ。彼らもまた、魔猿の脅威と仲間割れの恐怖に晒されます。
  • 隊長:一行を案内する山岳ガイド。しかし、彼の経験をもってしても魔猿の脅威は想定外のものでした。

【1巻】ネタバレあらすじ:樹海の猿人伝説と惨劇の始まり

物語は、YouTuberチーム「りょうちゃんねる」一行が、「樹海に潜む猿人(魔猿)」のスクープ映像を撮るため、いわくつきの森へ足を踏み入れるところから始まります。

リーダーのリョウは、危険を顧みず再生数稼ぎに執着。その軽薄なノリは、森の奥深くで一変します。

突如現れたクマにメンバーが襲われた瞬間、さらに巨大な影――魔猿が出現。魔猿は圧倒的な力でクマを惨殺し、その場を支配します。しかし、それは救いではなく、新たな絶望の始まりでした。

メンバーのマッシーが巧妙に隠された落とし穴に落ちて致命傷を負い、次々と仲間たちが無残な死体となって発見されます。通信手段は断たれ、完全に孤立した一行。

リョウは仲間を助けることよりも「最高の画が撮れる」と狂喜し、彼の非情な判断がメンバー間の不信感を増大させていきます。過去にこの地で惨劇を経験したチョウの警告もむなしく、一行は魔猿が仕掛けた巧妙な罠へと誘い込まれていくのでした。

【2巻】ネタバレあらすじ:加速する恐怖と衝撃の結末

仲間が次々と命を落とし、チームは崩壊寸前。そんな中、カメラを持って逃走したえーごが、魔猿の巣窟で無惨な姿で発見されます。

彼らが「道」だと思って進んでいた場所は、実は魔猿が獲物を誘い込むために作った獣道であり、その先には夥しい数の犠牲者の亡骸が転がっていました。

絶望的な状況下で、シマやチョウ、マリたちは生き残るため、魔猿への反撃を決意。一度はナイフで魔猿を負傷させ撃退に成功しますが、安堵も束の間、再び現れた魔猿には傷跡がありません。「奴は一匹だけじゃない…?」という新たな恐怖が一行を襲います。

山小屋での最終決戦。仲間たちの犠牲と引き換えに、シマたちは岩雪崩を引き起こし、魔猿を岩の下敷きにすることに成功します。

しかし、物語はここで終わりません。

生き残ったシマが、証拠となるカメラを手に下山しようとしたその時、背後から忍び寄る影が…。極限状態の中、最後まで己の欲望を優先する人物によって、最後の悲劇が引き起こされます。

そして、誰もいなくなった森で回り続けるカメラが最後に捉えたのは、猿ではない、“ある人物たち”の不気味な姿でした。このラストシーンが、物語の深層にある本当の恐怖と、『モンキーピーク』へと続く謎を暗示して、物語は幕を閉じます。

衝撃の結末を考察!『モンキーピーク』との繋がりは?

『モンキーサークル』の最も重要な点は、単なるモンスターパニックで終わらないことです。

ラストでカメラに映った「トオル」と「二郎」らしき人物の存在は、魔猿が単なる未知の生物ではなく、何者かによって操られている可能性を強く示唆しています。

この「人間による陰謀」こそが、『モンキーピーク』シリーズ全体を貫く最大のテーマです。なぜ彼らは猿を操り、人々を惨殺するのか?その目的は何なのか?

本作は、その巨大な謎の「始まり」を描いた物語なのです。リョウの欲望が生んだ「りょうちゃんねる事件」は、後に『モンキーピーク』の主人公たちが巻き込まれる惨劇の、ほんの序章に過ぎなかったのかもしれません。

この衝撃のラストシーンの意味を深く知るためにも、ぜひご自身の目で確かめてみてください。

『モンキーサークル』を読んだ後にオススメの関連作品

『モンキーサークル』で描かれた謎に引き込まれたなら、以下のシリーズ作品も必読です!

  • 『モンキーピーク』:本編となるシリーズ。製薬会社の社員たちが、同じく魔猿が潜む山で壮絶なサバイバルを繰り広げます。
  • 『モンキーピーク the Rock』:『モンキーピーク』の続編。舞台を絶海の孤島に移し、さらにスケールアップした恐怖が描かれます。

これらの作品を読むことで、『モンキーサークル』で提示された謎が少しずつ明らかになり、より深く物語の世界観に浸ることができます。

『モンキーサークル』に関するQ&A

Q. 『モンキーサークル』は何巻で完結?
A. 全2巻で完結しています。サクッと読み切れる長さです。

Q. 最終的に誰が生き残るの?
A. 物語の最後まで生き延び、下山を試みたのはシマです。しかし、彼がその後どうなったのか、そして彼が持っていたカメラの映像がどうなったのかは、明確には描かれていません。

Q. 『モンキーピーク』を読んでいなくても楽しめる?
A. はい、楽しめます。『モンキーサークル』は時系列的に『モンキーピーク』の前日譚にあたるため、この作品から読み始めても問題ありません。むしろ、ここからシリーズに入ることで、より謎が深まり、本編への期待感が高まるでしょう。

『モンキーサークル』をお得に読むならコミックシーモア!

今回は、『モンキーサークル』のあらすじから結末までのネタバレを徹底解説しました。

人間の醜いエゴと、得体の知れない恐怖が交錯する極上のサバイバルホラー。全2巻とは思えないほどの絶望と衝撃が、あなたを待っています。

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シリーズの原点となる惨劇の真相を、ぜひその目でお確かめください!