ふしぎ遊戯 玄武開伝 ネタバレ(全巻まとめ)|多喜子とリムドの結末を完全解説

ふしぎ遊戯 玄武開伝 ネタバレ(全巻まとめ)|多喜子とリムドの結末を完全解説 少女マンガ
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【注意】この記事は、漫画『ふしぎ遊戯 玄武開伝』の重大なネタバレを含みます。物語の結末まで言及しているため、未読の方はご注意ください。

渡瀬悠宇先生が描く壮大な中華風ファンタジー『ふしぎ遊戯』。そのすべての始まりの物語である『ふしぎ遊戯 玄武開伝』は、初代玄武の巫女・奥田多喜子の切なくも美しい運命を描いた傑作です。

「結末が気になるけど、読む時間がない…」
「多喜子とリムドはどうなったの?」

この記事では、そんなあなたのために『ふしぎ遊戯 玄武開伝』の全巻(1巻〜12巻)のあらすじから結末まで、物語の核心を徹底的にネタバレ解説します。この記事を読めば、涙なしには語れない玄武の巫女の物語のすべてがわかります。

『ふしぎ遊戯 玄武開伝』の基本情報

まずは作品の基本情報から見ていきましょう。

  • 作者:渡瀬悠宇
  • 出版社:小学館(フラワーコミックス)
  • 巻数:全12巻(完結)
  • 配信状況:国内の主要電子書籍ストアで配信中です。特にコミックシーモアでは、全巻まとめて読むことができます。

物語の全貌が気になる方は、ぜひコミックシーモアでチェックしてみてください。

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【ネタバレなし】『ふしぎ遊戯 玄武開伝』の簡単なあらすじ

舞台は大正時代の日本。病弱な母を亡くし、著名な小説家である父との関係に悩む少女・奥田多喜子。父が翻訳した中国の書物「四神天地書」を憎む彼女は、ある日その本の中に吸い込まれてしまいます。

迷い込んだ異世界で、多喜子は自分が国を救う伝説の「玄武の巫女」であることを知らされます。元の世界に帰るため、そして自分の居場所を見つけるため、彼女は神獣・玄武を召喚する力を持つ「七星士」を探す旅に出ることを決意。そこで出会ったのは、北甲国の皇子であり、七星士の一人であるリムドでした。

過酷な運命、渦巻く陰謀、そして許されざる恋。これは、一人の少女が愛と宿命に立ち向かった、始まりの物語です。

【全巻ネタバレ】物語の始まりから衝撃の結末まで

ここからは、物語の核心に迫る全巻のネタバレ解説です。涙と感動の結末まで、物語の流れを追っていきましょう。

序盤:玄武の巫女、異世界へ(1巻~3巻)

父・永之助への反発から「四神天地書」を破ろうとした多喜子は、本の中の世界「北甲国」へと引きずり込まれます。そこで彼女は、追っ手から助けてくれた流浪の民の青年・リムドと出会います。しかし、彼は父を殺した罪で国から追われる身でした。

自分が「玄武の巫女」であり、七星士を集めて玄武を召喚すれば、どんな願いも一つだけ叶うと知った多喜子。元の世界に帰るため、そしてリムドの無実を証明するため、七星士探しの旅が始まります。仲間たちとの出会いを経て、多喜子は少しずつ巫女としての自覚と強さを身につけていきます。

中盤:深まる絆と国の陰謀(4巻~8巻)

旅を続ける中で、次々と七星士たちが仲間になります。しかし、彼らはそれぞれ心に深い傷や秘密を抱えていました。多喜子は彼らの痛みに寄り添い、共に乗り越えることで、一行の絆は家族のように強固なものになっていきます。

一方で、北甲国の王位を巡る争いは激化。リムドの異母兄弟であるテムダンやテギル王子たちの思惑が絡み合い、多喜子たちの前に大きな壁として立ちはだかります。さらに、多喜子自身も不治の病に侵されていることが判明。残された時間が少ないことを知りながらも、彼女は巫女としての使命を全うしようと決意を新たにします。

終盤:クライマックスへ向かう運命(9巻~11巻)

七星士が揃い、いよいよ神獣・玄武を召喚する儀式が目前に迫ります。しかし、「玄武の巫女が現れる時、王の息子が王を殺す」という不吉な予言が、多喜子とリムドの関係に暗い影を落とします。

愛する人を守りたい想いと、巫女としての使命の間で激しく揺れ動く多喜子。リムドもまた、父王と多喜子の間で苦悩します。敵国・倶東国の侵攻も激しさを増し、北甲国は滅亡の危機に瀕します。すべての運命が交錯する中、多喜子は最後の決断を迫られます。

最終巻・結末:愛と犠牲の果てに

ついに迎える最終決戦。多喜子は自らの命を懸けて、神獣・玄武の召喚に挑みます。彼女が願ったのは、愛する人々と北甲国の平和でした。

多喜子とリムドの恋の行方は、決して誰もが望むような形ではなかったかもしれません。しかし、そこには悲劇だけではない、深い愛と確かな救いが存在します。彼女が命を懸けて守ったもの、そしてリムドが選んだ未来とは…。その結末は、ぜひご自身の目で確かめてみてください。涙なくしては読めない、シリーズ最高傑作と名高い感動的なフィナーレがあなたを待っています。

主要キャラクター紹介

物語を彩る魅力的なキャラクターたちを紹介します。

  • 奥田多喜子(おくだ たきこ)
    本作の主人公で、玄武の巫女。芯が強く、心優しい少女。薙刀の心得があります。父との確執や自身の病と闘いながら、巫女としての過酷な運命に立ち向かいます。
  • リムド=ロウン
    北甲国の皇子で、玄武七星士の一人。風を操る能力を持ちます。「女宿(うるき)」の字が体に現れます。父殺しの濡れ衣を着せられ追われる身ですが、多喜子と出会い、彼女を守ることを誓います。
  • 玄武七星士たち
    リムドのほか、虚宿(とみて)、室宿(はつい)など、個性豊かで魅力的な仲間たちが登場します。彼らの過去や成長も物語の大きな見どころです。

『ふしぎ遊戯 玄武開伝』3つの見どころ

本作の魅力を3つのポイントに絞って解説します。

1. 多喜子とリムドの切なすぎる恋

巫女と七星士という立場、そして敵対する運命。あまりにも多くの障害が二人の前に立ちはだかります。それでも互いを想い合う姿は、読んでいて胸が締め付けられるほど切なく、美しいです。彼らが迎える結末は、シリーズ屈指の名場面として語り継がれています。

2. 仲間との熱い絆の物語

最初はバラバラだった七星士たちが、多喜子という存在を中心に少しずつ心を開き、固い絆で結ばれていく過程は大きな感動を呼びます。一人ひとりのキャラクターが深く掘り下げられており、誰もが愛おしくなること間違いありません。

3.「生きること」を問う重厚なテーマ

本作は単なるファンタジーや恋愛漫画ではありません。命の期限を宣告された多喜子が、それでも懸命に「今」を生きる姿を通して、「人は何のために生きるのか」という普遍的なテーマを問いかけます。読後、あなたの心にも深い余韻と感動が残るはずです。

『ふしぎ遊戯 玄武開伝』はどこで読める?

『ふしぎ遊戯 玄武開伝』は、全12巻で完結しており、電子書籍サイト「コミックシーモア」で全巻配信中です。

コミックシーモアなら、新規会員登録で70%OFFクーポンがもらえるなど、お得に作品を読み始めることができます。感動の結末まで一気に読みたい方は、ぜひチェックしてみてください。

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よくある質問(FAQ)

Q:『ふしぎ遊戯 玄武開伝』は何巻で完結していますか?

A:全12巻で完結しています。2013年に物語は完結を迎えました。

Q:アニメ化はされていますか?

A:2025年11月現在、『ふしぎ遊戯 玄武開伝』のアニメ化はされていません。しかし、そのドラマチックな展開から、今もなおファンからのアニメ化を望む声は絶えません。

Q:『ふしぎ遊戯』の他シリーズを読んでいなくても楽しめますか?

A:はい、楽しめます。『玄武開伝』は、美朱が主人公の『ふしぎ遊戯』(朱雀・青龍編)よりも前の時代を描いた物語なので、この作品から読み始めても全く問題ありません。

まとめ:すべての始まりの物語をその目に

『ふしぎ遊戯 玄武開伝』は、ただの少女漫画という枠には収まらない、壮大な愛と命の物語です。その結末は悲しくもありますが、同時に希望と救いに満ちています。

多喜子とリムドが紡いだ愛の物語は、あなたの心に深く刻まれ、きっと忘れられない一作になるでしょう。

この記事で興味を持った方は、ぜひコミックシーモアで手に取って、彼らの旅路を最後まで見届けてあげてください。

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